横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

妹がやってきた

2016-01-31 07:52:59 | 近所



娘が赤ちゃんを連れて退院してきた。

上の子は病院では会っているものの我が家で対面して、状況をどう理解したのだろう。
布団の上には上がらず少し離れておとなしく見ている。


1週間ほど両親と離れて過ごし、食事や入浴のほか寝る時も母を恋しがらず良い子で過ごした。

母親が戻ってきて、ベッタリではないが何かの時にすり寄る様子が見られる。
たとえば下の子に授乳をしていると、膝の上に乗りたがったりする。

きのう父親がやってきて夕食後に帰るという話になると抱きついて離れない。


両親がいない間もそぶりは見せなかったが心のどこかで寂しかったのだろう。



ルリビタキ

2016-01-30 07:45:00 | 近所



冬になるとジョウビタキがあちこちに姿を表す。
家の窓からでも楽しめるほどだ。

これは雌で優しい姿。雄は頭が銀色、顔と翼が黒で腹部が橙色としっかりした配色だ。






ヒタキの仲間でもルリビタキは林のあたりでしか見られない。






神奈川県自然環境保全センターでルリビタキの雄がステージに上がってくれた。
雌は淡い褐色とオレンジ色で優しい姿は人気が高い。






保全センターではキビタキを見たことがある。
オオルリもいるらしいがこちらは見ることも撮ることも出来ていない。


保全センターで見る鳥

2016-01-29 07:46:03 | 近所



自然環境保全センターの谷戸で。
池の水が少し干上がっているところに5、6羽のカモが食事に忙しい。






コガモたちだった。
コガモは池や川の水が多いところに浮かんでいるのを見ることが多いが、
餌のためには岸辺の浅いところで歩き回ることもあるようだ。






近くの池の上の小枝には年中見かけるカワセミが止まっていた。






保全センターにはカモのほかに冬鳥たちがやって来るが、シメもその一つだ。
短くて太い嘴が面白い。固い木の実も殻を割って食べる

数はそれほど多く来ていないようで、ときたま姿を見る程度だ。





雪の日の市民の森

2016-01-28 07:04:36 | 近所



先日、関東地方にも雪が降った少し後に追分市民の森を歩いた。
花は早咲きの梅ぐらいのものだった。






花畑としては菜の花を準備しているらしいが、まだ伸びていなかった。
その縁に植えられたアジサイの冬芽が少し動きだしている。






秋からの冬芽はこういう色をしている。






葉っぱらしい緑色‎になってきたのも多い。






中には葉が展開し始めているのもあった。
しばらく暖かいらしい。またぐっと緑が増えていくのだろう。




ハマシギ

2016-01-27 07:32:44 | 近所



しばらくの間、娘の上の子を預かっていることもあって、
観察・撮影ウオーキングがままならない。

引っ張ってきた葛西臨海公園の最後はハマシギだ。






引き潮で浅瀬が出たところにたくさんのハマシギが並んで何かをついばんでいる。

手前の浜まで来てくれないので少し遠い。






ハマシギは北からやって来て海の近くの干潟や砂浜で冬を過ごす
潮による造形か砂浜の模様が面白い。







ふいに数羽が飛ぶと大群が飛び立って遠くの方へ行ってしまう。





赤い実 黄色い花

2016-01-26 07:15:35 | 近所



葛西臨海公園では、どういうわけか遊歩道のあちこちにサネカズラが繁茂し、
赤い実の玉をたくさんつけていた。






サネカズラは花床のまわりに赤い液果がたくさんついて球状の塊りになる。
サネカズラの雌花は球状の花床のまわりに小花をたくさんつけ、
花が受粉すると花床がしだいに肥大化し1cm以上にもなる。
小花もそれぞれ実のり全体として2cm以上の球状の果実となる。






イチゴの実の構造と似たところがあって、表面が赤い花床を割ってみると果肉は白い。







道路沿いのところどころでシナマンサクが咲いていた。






花が咲く時期に枯葉が残っているのがシナマンサクの特徴だ。

マンサクの花は見なかった。


一人ぼっちと大群

2016-01-24 07:12:33 | 近所



葛西臨海公園でカモたちを観察していると更に遠くを黒いものが横切った。







後で池の奥の方に回っていくと杭の上にカワウがいた。






やがて水面へ。婚姻色だが近くに仲間はいないようだった。
オオバンも群れでなく1羽だけで傍を泳いでいた。






大観覧車の近くにトウネズミモチがいっぱい実をつけて食べごろなのだろう。
ムクドリたちが群がっていた。






同じような光景は何年か前に多摩川河口近くで見た。

イイギリに対してヒヨドリはさほど群れないが、トウネズミモチに対するムクドリは大群だ。






ムクドリも多いが実の数も多いので丸坊主になることはないかもしれない。




三人目

2016-01-23 07:35:24 | 近所



昨日、長女が出産した。
2歳になった上の子に続いて女の子だ。

長男のところの17歳の男の子を含めて3人目の孫だ。






我々の世代が子どもたちに明るい未来を残すことができていないかもしれないが、
清らかに、華やかに、 そして懸命に 生き抜いてほしい。




冠がある

2016-01-22 07:26:23 | 近所



葛西海浜公園の西なぎさ。大観覧車を背景にカモメが飛んでいる。






ユリカモメに似ているが嘴が赤くなく黒いことからズグロカモメだろうか。
なぎさの上でもっと近づいて撮りたいものだ。






沖の方にはスズガモの群れがいる。右奥は羽田空港の飛行機のようだ。

スズガモの群れの少し手前に首が長く見える1羽が見える。






ときどき潜水し、頭に冠羽も見えてカンムリカイツブリのようだ。






カイツブリの中では大きい方で首も長い。






ハジロカイツブリもいて、こちらは可愛い雰囲気だ。







アオジなど

2016-01-21 07:34:13 | 近所



葛西臨海公園の鳥類園を巡る遊歩道は両側からいろんなものが出てくる。







まず数が多かったのはアオジだ。






木々の間から出てきて枯葉の上で食べ物を探す。
ひとしきりすると別の木の方へ移り、その下の枯葉に降りる。
驚かせなければそんなことを繰り返して楽しませてくれる。







小鳥がいないかと道の両側に目を配っていると危うく踏みそうなところにチョウが。
鮮やかな色のムラサキシジミだ。越冬していて暖かい時には日向ぼっこだろうか。






草や枯葉の上をうろうろすることの多いアオジと違って、
ジョウビタキは木の枝の上で周囲を見渡している。






ときどき餌を捕りに下へ降りてくる。
アオジと比べると下を向いているより前を見ていることの方が多いようだ。



濾しとる嘴

2016-01-20 07:51:05 | 近所



向こうの方のホシハジロの群れを眺めていると、
不意に背後から飛んできた2羽のカモが池に着水した。






オカヨシガモのつがいのようだ。
右側が雄、左が雌だと思う。







その近くではハシビロガモが水面に顔を突っ込んでいる。

このすぐ後にホシハジロの大騒動があった。






ハシビロガモはそんな騒動に巻き込まれず悠然としている。






そしてまた顔を突っ込んで食べもの探し。
ハシビロガモは嘴に特殊な櫛の構造を持っていて、
水と一緒に吸い込んだ食べ物だけを濾しとり水を吐き出すそうだ。



カモの大騒ぎ

2016-01-19 07:55:01 | 近所


葛西臨海公園の鳥類園にある池にはさまざまなカモがいるが、
圧倒的に主流なのはホシハジロだ。ほとんどが居眠りしている。






遠いので少し拡大してみるとコガモが数羽いた。






キンクロハジロの姿も見えた。

ほかにハシビロガモ、オカヨシガモにカイツブリもいた。






突然1羽が動き出した。






飛び立つわけではなく水面をバタバタと走り回っている。
居眠りをしていたホシハジロたちは目を覚ましてキョトンとしている。






やがて方向を変えて池の中央を大きく回り始めた。






まるで牧羊犬に誘導されるように、カモたちがどんどん集まり同じ方向へ動く。






結局、池の一隅に200羽以上が集められた。






一仕事を終えて満足そう(?)なのはホシハジロの雌であった。

本当は何の騒動だったのだろう。



池の周辺の小鳥

2016-01-18 08:31:55 | 近所



葛西臨海公園で池のカモたちを見ようと遊歩道を進むと、
道路脇の枯葉が多いところにシロハラが出てきた。






木々や薮があり道路際に出ると枯葉に覆われた草地もあり小鳥たちが住みやすい。






枯葉をひっくり返して何か食べ物を見つけたようだ。






池に着いて遠くにいるカモたちを眺めようとしていると、
不意に後ろから飛んできて葦の枯れ枝に止まったのがいる。モズだ。






なにか獲物がないか探しているのかしばらくじっとしていた。
そのうち池の縁の方へ飛び降りて戻ってこなかった。
なにか収穫があっただろうか。



葉から芽が出る

2016-01-17 07:03:33 | 近所



葛西臨海公園の池の周りの遊歩道を歩いていると元気なカタバミが咲いていた。






花茎も延びているし、花の直径は3cm以上もある。
オオキバナカタバミといい、南アフリカ原産らしい。






葉に黒い斑点が入っているのが特徴だ。






やはり遊歩道に変わった草花もあった。
ハカラメ(セイロンベンケイソウ、 トウロウソウ)だという。
すっと伸びた茎の上に蕾がたくさんついている。






ハカラメとは葉から芽が出るということから名付けられた。
真ん中の葉の縁から芽が出て2枚の葉を展開し花茎も伸ばしている。

葉を切り取って土の上に置いておくと芽を出すそうだ。






このピンク色のは苞で、もう少し開くと中から花弁が顔を出す。


海苔ひびと猛禽

2016-01-16 07:03:45 | 近所



葛西臨海公園の先へ橋を渡っていくと、葛西海浜公園という渚がある。
向こうに見えるのはゲートブリッジだ。






干潮になれば歩いて行けるぐらいのところに海苔ひびが設けられている。






昔は東京湾で盛んに海苔の養殖がおこなわれ多数の海苔ひびがあった。

海苔ひびを残すことで環境意識を高めたり、収獲した海苔をイベントに使ったりするようだ。






海の向こうの杭のようなものの上に鳥が止まっている。
誰かがタカの仲間のようだと言う。
さらに奥の方にもう一羽いるみたいだがこちらは遠すぎて見当もつかない。






手前のを望遠で撮って、さらにトリミング拡大する。
不鮮明だが頭の白が特徴だ。 双眼鏡で見た人がミサゴだという。

残念ながら飛び上がったり魚を獲りにダイブするところは見られなかった。






その代わりに、すぐ上空をノスリが2羽で舞ってくれた。






ノスリもやはりタカの仲間だ。
海の近くでどんな獲物を狙っているのだろう。