横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

仲間はどこに

2014-01-30 06:14:05 | 近所



家のすぐ近くを散歩していたら、電柱のワイヤに止まって何か探しているような鳥がいた。
何かなと思っているとすぐに飛んで行った。







そして遠くの方の木の梢に止まる。独特の鳴き声もあってオナガと分かる。







オナガは群れでいることが多いのに1羽だけでいるとは、仲間とはぐれたのだろうか。







翌日になって泉の森へ行くと覚えのある声が聞こえた。オナガだ。







道路を挟んだ木との間を行き来しながらトウネズミモチの実を食べているのだった。







今回のオナガたちはちゃんと群れで行動していた。
画面に入っているだけで7羽を数えることができる。




泉の森で

2014-01-28 06:02:15 | 近所



泉の森の池にヒドリガモやキンクロハジロに混じってバンがいた。






嘴が黄色いので若鳥だろうか。






もう少し成長すると嘴が赤くなってくる。






カモたちから離れてアシの林で一休み。
全部で3羽いたのは兄弟たちなのだろう。






バンよりも小さいのはカイツブリ。
ときどき潜ってちょっと離れたところに顔を出す。






ブルンブルンする姿は可愛いが目は鋭い。






引地川を下って、ふれあいの森に行くとソシンロウバイが満開だった。
梅の花が見られるのも遠くなさそうだ。








多摩川河口の鳥たち

2014-01-27 06:19:31 | 近所



多摩川河口は干潮時に浅瀬が広がり、季節によってはいろんなシギたちが渡ってくる。
今はオナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、カモメ、コサギなどが見られた。






ちょっと首をつっこんで川底の何かをあさる。







オナガガモより小さいスズガモは思い切ってダイブしている。






スズガモはキンクロハジロに似ているが、雌の嘴の基部が白いのが特徴の一つだ。







遊歩道から水鳥を見るのはけっこう遠いけれど岸辺の木やアシにもいろんな鳥がいる。







鈴なりだったのはムクドリ。






トウネズミモチの実をついばんでは一声啼いて鈴なりの木に戻っていく。







枯れたアシにはホオジロがやってきた。







アシの穂に首を突っ込んで・・・






しっかりと穂先をくわえて付いた実を食べているようだ。

ヨシキリとかほかの小鳥たちもいるようだが撮るには至らなかった。







モズだけが分かりやすいところに出てきてくれた。


鳥と飛行機と船

2014-01-26 06:17:47 | 近所



先日、大森で友人たちと会うので、その前に多摩川河口を歩いてきた。
遊歩道があって野鳥などを観察できるのは右岸つまり川崎側だ。







対岸は羽田空港なので飛行機がひっきりなしに行きかう。
上の方に飛んでいるのは多分スズガモ。前の写真のように水面にはたくさん浮かんでいた。







着陸体勢に入った飛行機が誘導灯の上を滑走路方向に進む。







JALのメンテナンスセンターを背景にANA機がA滑走路に着陸する。







少し上流の国際線ターミナルを過ぎたあたりを眺めていると変わった船が通った。
初めて見るスマートなボートだ。







後で調べたら Limousine Boat というもので、予約制の水上タクシーだった。

浅草、日本橋、豊洲、芝浦、天空橋および羽田空港で乗り降りできる。
最大12名まで人数にかかわらず同一料金。たとえば日本橋ー羽田、片道50分で2万円だそうだ。

一度は乗ってみたい気もする。


不思議なもの

2014-01-25 06:07:07 | 近所



神奈川県自然環境保全センターの池は水が少なくなっている。
写真の下部中央あたり直径1mほどの範囲だけ少し深みになっている。






そこに体長15cmほどの魚が群れているのが見える。
鮒や鯉ではなさそうだが・・・







池の一部には氷が残っている。







よく見ると、ところどころに1cmほどの丸い模様がある。
表面はつるつるしているだけで何もないが・・・







裏返してみると、その部分には丸い突起があった。不思議な形だ。
氷が張った後、気温上昇で解け水滴として落ち始めたのが再度凍った結果だろうか。







保全センターのモミジバフウは葉も実もすっかり落ちてしまった。







風通しがよくなると枝の一部に翼が付いているのが分かる。
モミジバフウの若い幹にはコルク質の翼が付くことがあるそうだ。
ニシキギの枝に付く翼と似ている。







ニシキギの翼は有名だが、その意味合いなど詳しいことは分っていないらしい。







モミジバフウもなぜ翼ができるのかは分らない。
ただニシキギの翼は四方に張り出すのにモミジバフウの場合は上側に1枚だけだ。




鵜と鴎

2014-01-23 05:39:01 | 近所



冬の城ケ島にはウミウがやってきて越冬する。






この断崖にざっと数えて2百羽以上は止まっている。
ほかの鳥も混じっていて、ヒメウもいるらしいが遠くて見分けられない。






漁港の方に回ると防波堤の上でカワウやカモメの仲間がのんびりしている。







近くの水面にはセグロカモメが浮かんでいて・・・






頭を突っ込んだり






上げたりを繰り返して前に進んでいた。バタフライ泳ぎみたいで結構ひょうきんだった。






そして急に飛び立った。小魚でも探していたのだろうか。







船着場の浅いところに2羽のセグロカモメがいた。






盛んに食べ物を探している。






何か小さなカニのようなものを捕まえた。

この2羽は似ているが羽や脚の色が微妙に違ったり眼のまわりの感じも違う。
こちらはオオセグロカモメかもしれない。
セグロとオオセグロといっても大きさに差がないので区別が難しい鳥だ。






そのうち片方が相手を餌場から追い出してしまった。



白、青、黒

2014-01-22 06:37:39 | 近所



近所の川や池でも年中コサギの姿を見ることができる。







10年ぐらい前までコサギなんて言葉は知らなかった。
チュウサギやダイサギなどの区別も出来ず全てシラサギだった。







ダイサギは少し大きく嘴の色が黄色でコサギの黒と区別できる。







アオサギも比較的ポピュラーだ。
城ケ島の防波堤の端で風に吹かれて佇んでいたり・・・







トビと一緒に海の方を眺めていたり・・・ちょっと微笑ましい風貌だ。







岩礁の上にやってきた鳥。逆光で暗いけれど冠羽などにサギの仲間の特徴が見える。
白鷺か青鷺か・・・それとも黒鷺?







ちょっと光線の具合がよい場所に移動してくれた。
逆光のせいばかりでなく全身が黒のサギだった。
クロサギは数が少ないらしいが城ケ島では運が良ければ見ることができる。
コサギよりちょっと大きいけれど脚は短く嘴が太めだ。







飛び立つかと思ったら1mぐらいのところにジャンプしただけでしばらくサービスしてくれた。


青空を背景に

2014-01-21 06:23:53 | 近所



青空に向かって伸びる花序。






城ケ島にはアロエ(キダチアロエ)の花がたくさん咲いている。






アロエはアロエ科だけど前にはユリ科とされていたそうで、花被が内側3枚・外側3枚などはユリに近い。






漁港のほうに回ると何やら風に吹かれていた。







ウツボの開きが天日干しされているのだった。
生きたウツボは気味悪がられているが、干物を焼いて食べると大変おいしいそうだ。




種子を包むもの

2014-01-19 06:33:40 | 近所



城ケ島。海岸に近い斜面に白っぽい小さな花がたくさん咲いていた。







ツルソバ(タデ科)
暖かい海岸の近くなどで見られるツルソバだ。
タデ科らしい形の花は仲間のイヌタデなどよりしっかり開いている。







青黒い実も面白い。イシミカワの実と近いが違う点もある。
肥厚した花被が透明で中の種子が見える。ちょっと葛饅頭のようでもある。







トベラ(トベラ科)
トベラも海岸近くで多く見られる。もう実がすっかり熟している。







熟した実は3裂して中に粘液の付いた紅い種がたくさん見える。触ると手がネバネバになる。
鳥に食べてもらうだけなら粘液を着ける必要はないと思うのだが・・・




トビあれこれ

2014-01-18 06:06:16 | 近所



大空を舞うトビ。何か食べるものがないかなあ・・・

そんなトビも一日ずっと飛んでいるわけでもない。






木の上で一休みしたり。






海岸の岩の上でも。






二羽が並んでいることも珍しくはない。






ちょっと行ってくるよ~






やってきたのはカラスのいる潮だまり。






カラスの横で派手な水浴び。






その場で羽をばたばた。カラスも迷惑そう。






岩の上でもう一度ばたばた。






今度は少し浅い潮だまりへやってきた。






そして水を飲む。






ミネラルたっぷり。ああうまい!!










磯鵯と磯菊

2014-01-16 06:29:41 | 近所



城ケ島、馬の背あたりの海岸。







ウミウやカモメのほかにイソヒヨドリなどの小鳥も見られる。







すぐ近くでも賑やかな声の聞かれたヒヨドリに比べてイソヒヨドリは静かなものだ。
落ち着いて海を眺めているかのように見えた。







残念ながらこの日は雌ばかりで、青と赤褐色の羽がきれいな雄は現れなかった。







わずかな砂地のあちこちにイソギクがまだ咲き残っていた。






花と花後と紅葉と・・・長く楽しめる花のようだ。


海岸の紅いもの

2014-01-14 06:27:20 | 近所



テリハノイバラ(バラ科)
城ケ島の磯辺でテリハノイバラの紅い実がなっていた。
近所のノイバラに比べると実の数が少ない。






紅葉も艶があって美しい。








テリハノイバラの花期は6~7月ごろのようだ。







大きな岩の窪みに紅い粒々が見えた。タイトゴメだ。







タイトゴメ(ベンケイソウ科)
主茎の先端に小さな葉が密集して付いている。
側枝に付いていた花やその後の実がすっかり落ちても葉が華やかだ。







岩の上でなく砂地でのびのびしている株はさほど赤くなかった。
何か違いがあるのだろうか。








タイトゴメもテリハノイバラと同じころに咲く。
色と形からすぐにマンネングサの仲間と気づく。
いつか実を観察したいものだ。



見たかった鳥

2014-01-11 06:53:47 | 近所



三番瀬でずっと向こうの防波堤を眺めると何やら鳥がいっぱい見える。
カメラの望遠レンズでこれが精いっぱい。






どういうわけか肩寄せあって3種類ぐらいが固まっているようだ。
カモメにハマシギそして白黒ツートーンのが多分ミヤコドリ。

三番瀬に回ったのはミヤコドリを見たかったからだが、浜辺近くには1羽もいなかったのだ。
昔ユリカモメを都鳥と呼んだそうだが今はこちらがミヤコドリ。
いつかもう少し近くで見たいものだ。






カモメも大部分は防波堤に止まっていたが1羽だけ泳いでいるのがいた。






セグロカモメだろうか。






こちらは3羽の家族連れが静かに泳いでいた。
残念ながらこちらのほうには来てくれない。







ハジロカイツブリのようだ。
目が赤く嘴がちょっとだけ反っている。


三番瀬では満潮の時間から干潮の時間まで粘っているとさまざまな鳥が見られそうだ。



谷津干潟から三番瀬へ

2014-01-09 06:51:42 | 近所



谷津干潟の潮が引くにつれて餌を探すシギやチドリの数が増えてきた。







ハマシギはときどき飛んで場所を変える。






ハマシギとダイゼンが場所争いをするわけでもなく仲良く・・・

シギたちのいるところは遠いしカメラは斜め上からになるので場所を変えることにした。







電車で一駅移動して三番瀬に来ると多数のハマシギを見ることができた。

ハマシギたちは採餌していて、しばらくすると何故か一斉に飛び立って場所を変えたりする。







波打ち際から砂浜の潮だまりまで・・








ハマシギの長い嘴。






砂の中のゴカイなどを食べるのに適しているのだろう。







波が来ても水面に顔まで入れて餌を懸命に探す。







谷津干潟と同様にここでもダイゼンとハマシギが一緒にいた。







ハマシギに比べるとダイゼンは歩いている時間の方が長い気がする。

ハマシギはシギの仲間でダイゼンはチドリの仲間。嘴が短い。







ダイゼンも潮だまりまで歩いてやってきた。







ハマシギの群れに目を奪われてダイゼン以外のシギやチドリを見つけられない。

ようやく砂浜をひょこひょこ歩く小さなチドリに気付いた。







シロチドリのようだ。三番瀬では通年観察できるらしい。



谷津干潟のカモ

2014-01-07 06:37:55 | 近所



谷津干潟が干潮の時間に向かって浅瀬が出来始めた。







ヒドリガモに混じってハマシギなども見えるようになった。







潮が引ききるまでに時間がありそうなので外周をぐるっと歩いてみた。
一番奥から見た谷津干潟の前景。左手が谷津遊園地があったところだ。







カモの編隊がやってきた。







どこから来たかと目をやると100羽以上の大群がいた。







雄の長い尾羽や胸から後頭部にかけての白いラインが魅力的だ。







オナガガモの群れを見ながら干潟を回りきると別の群れが水面に浮かんでいた。







ユリカモメのようだ。
オナガガモやユリカモメは越冬のため日本に渡ってくる。







だんだん浅くなって餌を探すハマシギの数も増えてきた。
ほかの種類のシギやチドリもいるかもしれないが遠くて簡単には見分けられない。

この後、別の場所へ移動することにした。