大晦日 2013-12-31 06:37:42 | 近所 近所に大きな広場がある。 もう少し暖かであればたくさんの人やペットが集まってくる。 模型飛行機や凧上げを楽しむ人も多い。 北の方に目をやると青空にポッカリと雲が浮かんでいる。 雨を降らすようなものではなく、のどかな感じがする。 西を見ると大山に続く丹沢山系の向こうに富士山が覗いている。 富士山が見えるとなんとなく幸せな気分になる。 残念ながら今年は災害の多い年だった。 個人的には大切な人を3人も亡くしてしまった。 ちょっと顔を見せた幸せが来年は世界中に広がっていくことを望む。
イイギリの実を食べる 2013-12-29 06:16:14 | 近所 大和市のふれあいの森にはイイギリの木が何本もあって、 だいぶ前から南天のような赤い実がたくさん下がっている。 イイギリ(イイギリ科) この実の中には果肉とともに小さな種子が数十個も入っている。 こんなに赤くなっているのにヒヨドリが来ていないなあと思っていると・・・ ふいに数羽が鳴きながらやってきた。 実をついばむのではなく丸ごと飲み込む。 イイギリとしては種子を別の場所まで運んでもらうのに好都合だ。 果柄から外した実を一飲みではなくて一旦くちばしのところで止めていることが多い。 枝から枝へ動いて何個か食べると飛んでいく。実はいっぱい残っているのにむさぼらず面白いものだ。 ヒヨドリが出入りしているイイギリの木の隣でツグミがおとなしくしていた。 ツグミもイイギリの実を食べると思うのだが何故か動かない。 ヒヨドリの群れに恐れをなしているのか。あるいは食べごろの時期が違うのか。 だいぶ経ってからどこかへ飛んで行った。
魚じゃない 2013-12-28 06:32:46 | 近所 近所の市民の森を歩いていると仲間が幼木の紅葉を見つけた。 紅葉というより銅葉と言ってもよいかもしれない。 そのあたりに何本もあった。 厚手の葉のせいか表は見事な紅葉なのに裏側は緑色だった。 また細い縁取りがされているのも面白い。 その場では何の葉か分からなかったが木肌なども頼りに調べてゴンズイ(ミツバウツギ科)と思われる。 このあたりでゴンズイの赤い実に出会った記憶がないのだが、どこから飛んできたのだろう。 森の中を進むとコナラなどとは違う黄葉があった。 赤い実が残っていて仲間にカマツカ(バラ科)と教えてもらう。 この場所は何度も来ているのにカマツカの花が咲いているのに気付いたことはなかった。 ゴンズイもカマツカも魚の名前にもある。 ゴンズイは海水魚で背びれなどに毒がある。カマツカは淡水魚で子供のころに川で見た記憶がある。
清流に藻 2013-12-26 06:05:21 | 近所 先日、愛川町の中津川あたりを歩いた。 中津川は丹沢山系を源流として宮が瀬湖を経由して愛川町、厚木市を流れ相模川に合流する。 対岸、遠くの方にアオサギがたたずんでいた。 カイツブリは小さくしか見えない。ほかにダイサギやオオバンもいた。 田んぼの小川にはきれいな水が流れていた。 そこには藻の仲間が・・・ヤナギモの仲間だろうか。 手ですくうと茎葉の一部が簡単に剥がれる。 けれど水流に剥がされて流れてしまうわけではない。 なかなかうまくできているようだ。
こんな赤い実もある 2013-12-23 06:04:44 | 近所 カイノキ(ウルシ科) イイギリなど赤い実が多い季節ではあるが、多数の小さな実が房状に生っている木があった。 カイノキだ。楷の木は前に湯島聖堂で見たことがある。枝振りが楷書の語源となった木だ。 実の一つ一つは大きさが5、6mmぐらい。カイノキにこんな実が出来るのを初めて知った。 そういえば花も見たことがないのだった。 サネカズラ(マツブサ科)別名ビナンカズラ チャノキに絡んだ蔓にも木イチゴみたいな赤い実がついていた。 サネカズラは百人一首にも詠まれている。 名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな 小さな赤い実が球状の集合果になっていて、実の一つ一つが落ちた後に丸い花床が残る。
モミジバフウに来る小鳥 2013-12-21 06:37:35 | 近所 11月末まで紅葉がきれいだったモミジバフウもすっかり葉が落ちて大きな実が目立つ。 そこに多くの小鳥たちがやってくる。 翼や尾に黄色が入っているのはカワラヒワだ。 こちらは白黒で尾が長い。エナガだ。 モミジバフウの実をつついているように見える。 落ちているモミジバフウの実を見ると種の入っていた小部屋はみんな空だ。 種の大部分は風で飛んだにちがいない。小鳥たちがついばむのは残された種だろうか。
もう咲き始めた 2013-12-19 06:40:33 | 近所 リンドウ(リンドウ科) 1か月前自然環境保全センターの林内できれいに咲いていたリンドウ。 今はもう枯れ色の実になっていた。 この中には細かい種がたくさん入っていて、そのうち風で運ばれるらしい。 ソシンロウバイ(ロウバイ科) 日当たりの良い場所では早くもソシンロウバイが咲き始めていた。 きのう今日の気候では寒さに震えているかもしれない。
草木の実と蝶 2013-12-17 06:04:00 | 近所 ヤブムラサキ(クマツヅラ科) 愛川の八菅神社までの道を歩いていると紫色の実をつけた木があった。 ムラサキシキブの実に似ているが葉っぱに毛が多い感触でヤブムラサキと知る。 茎や萼にも毛が多い。 フユイチゴ(バラ科) 足元では大きな葉に隠れるように木苺が生っていた。 フユイチゴは秋に花が咲いて、ちょうど今ごろ実が出来る。 口にしてみるとほんのり甘い。 昆虫の姿もあまり見られない季節だがテングチョウが飛んできた。 テングチョウは春先、初夏、秋などに活動して成虫越冬するが、暖かいと動き出すのかもしれない。
タゲリもいる田んぼ 2013-12-14 06:41:05 | 近所 ケリがいたあたりの田んぼでタゲリも見た。 ケリと同じくチドリの仲間でちょうど鳩と同じぐらいの大きさだ。 稲刈りが終わった後しばらくして掘り返された田んぼにいることが多い。 地面をつついてミミズなどを食べるらしい。 お天気が良くない日で残念だったが、光線の具合で羽が金属色に輝いて見えることがある。 ケリと違って立派な冠羽があるのは一つの魅力だ。 何かを警戒したのか飛び去った群れは10羽以上いた。 しばらく前は20数羽だったそうで、少しずつ分散して春先に故郷へ帰るころはまた群れになる。 ケリやタゲリがやってくる環境の良い田んぼは少なくなってしまった。
鳴き声が名前に 2013-12-12 06:18:33 | 近所 雨模様の日に田んぼの野鳥を見る会があって歩いてきた。 遠くの方の何かが積まれているところにムクドリが群れている。 そこにちょっと違う種類の鳥がふわっと飛んだ。 遠いうえにイネの刈り跡に隠れて分かりにくいのだが、何羽かのケリが見えた。 ケリはチドリの仲間でタゲリに近い。 じっとしていると地味な色だが、飛び上がると黒と白の羽が目立つ。 午後になって雨が上がると別の場所でも見ることができた。 黄色いくちばしも特徴で時にケっ、ケリケリっと鳴く。 ハクセキレイが水を飲みたいのかどうか近づいてきた。 飛ぶ姿はなかなか格好がいい。
誕生花 2013-12-10 06:08:57 | 近所 ネリネ(ヒガンバナ科 または分類法により ユリ科) 家の庭で今の時期は花が少ないが、ここしばらくネリネが咲いている。 ネリネも品種が多いようで、これはダイヤモンドリリーと呼ばれるものだろうか。 ネリネは孫が生まれた11月25日の誕生日だと娘が言った。 11/25の誕生花 10月13日など他の日の誕生花とすることもあるようだが、 我が家ではいつも11月ごろに咲くので11月25日がピッタリのような気がする。
止まり木 2013-12-07 06:25:56 | 近所 泉の森の池。 いつもはカワセミがいる止まり木に黄色っぽい鳥がやってきた。 キセキレイだ。 いつもは水辺をひょこひょこ歩いているのだけれど、今日は羽づくろいをしたかったのか。 カワセミはどうしているのだろうと思っていると下流の川に雌がいた。 一度ダイブして小魚をゲットした後すぐに飛び立ってしまった。
庭の片隅で 2013-12-05 06:43:47 | 近所 センリョウ(センリョウ科) 庭の片隅でセンリョウの実がだいぶ赤くなった。 ヒヨドリが好物とする実だけれど、まだ熟し方が少ないのか姿を見ない。 ニオイスミレ(スミレ科) 別の片隅では、鉢から地植えにして広がったニオイスミレが一輪だけ咲いた。 まったく季節外れだけど健気な花と思った。
日差しがあると暖かい 2013-12-03 06:04:04 | 近所 我が家からだいぶ南の方にあるの住宅街の近くの遊水池。 冬とはいえ日差しがあると暖かく大勢の人が釣りを楽しんでいる。 すぐ傍の眼鏡橋のあたりにも何人かいて、 通りがかった人が何が釣れるのと聞いたのに丁寧に説明していた。 逆に北の方を歩いてみると諸般の事情で住宅もなく耕作もされない原っぱがある。 ほとんど人影も見えず横浜市内かと疑われるほどだ。 冬鳥でも観察できないかと期待したがカシラダカらしきのを見てモズの声を聞いただけだった。 そのうちジョウビタキとかルリビタキなども来ることだろう。