横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

西洋柊南天

2006-01-31 14:09:09 | 近所

浅草寺境内で勢いのいい黄色い花を見た。
葉はヒイラギのようなトゲトゲがあるが、花がちがう。
ヒイラギナンテンはまだ蕾のはずだし、
こんなに旺盛ではないように思う。

翌日になって不意に、セイヨウヒイラギナンテンであると分かった。
ヒイラギ、セイヨウヒイラギ
ナンテン、ヒイラギナンテン、
そして、セイヨウヒイラギナンテン ああ、ややこしい。

セイヨウヒイラギナンテンは冬の花だ。

セイヨウヒイラギナンテン(メギ科) チャリティ


春が近い

2006-01-30 17:15:54 | 近所

小学校のプランターに
子供たちが植えたと思われる
サクラソウが咲き始めた。


畑いっぱいのナノハナはまだ見ないが
あちこちの花壇や鉢で目立つようになってきた。


近所で見られなかったのに戸塚区の舞岡公園を歩いたら
運良く、オオイヌノフグリに出会えた。


金曜日は節分、もう春だ。

浅草で旧友たちと会う

2006-01-29 18:00:18 | あれこれ
きのうは高校の同級生6人が集まった。
男は2人、3年ぶりの人もいる。


浅草・雷門の前に11時集合。
みんな元気そうだ。
道路の向こう側のカラクリ時計は、
毎時ちょうどに三社まつりの神輿などを見せてくれる。


雷門の風神・雷神の前は中高年カメラサークルの人たちなど、待ち合わせが多い。
昭和53年からはその裏側に天龍・金龍像もおられる。


仲見世を抜けて浅草寺に入ると右手に母子地蔵がある。
終戦時の混乱で満州からかえれず亡くなった母子を慰霊するため
1997年に建立された。


友人たちも浅草寺はお参りしたことはあるが、
すぐ隣の浅草神社は行ったことがないという。
三社まつりで有名だ。三社様と呼ぶ由縁は、推古天皇の時代に隅田川で
浅草観音の像を得たと伝えられる檜前(ひのくま)浜成・竹成兄弟と、
その像を安置して浅草寺を創建した土師中知の三柱を祀っていることによる。


浅草寺本堂に向かって左のほうの植え込みに
朝倉文夫作の 慈雲の泉がある。元は噴水だったらしい。


日差しは暖かだが風が冷たかった。
駒形どじょうで「どぜう鍋」と田楽・どじょう汁などのセットを食べる。
大変柔らかく、ネギをたっぷりのせて堪能した。

地下鉄で上野へ行き、国立博物館の「書の至宝展」で和漢の書をたっぷり鑑賞した。
それぞれ自分のペースで見てまわったが、さすがにちょっと疲れる。
土日だけ開門される黒門を抜けて国際こども博物館へ向かう。


ここは明治39年に帝國図書館として設立されたもので、
6年ほど前に改修されて国際こども図書館としてオープンした。
3Fでドイツの絵本「もじゃもじゃペーター」の特別展を見た後、
1Fでお茶を飲みながら、あれこれと話ししている間に閉館の時間となった。

また近いうちに会おうと約束して別れた。

訂正:最初、国際こども博物館と書いたのは間違い。国際こども図書館が正しいので訂正します

今ごろツキヌキニンドウ

2006-01-28 18:46:33 | 近所

ツキヌキニンドウ(スイカズラ科)

ニンドウ(忍冬)とは冬にも枯れないスイカズラを呼んだものだ。
とはいえ、ここのツキヌキニンドウの葉はほとんど落ちている。
その中で紅葉し丸くなりながらも頑張る葉の先に
蕾がいくつか残っている。
この木は9月に咲いていた。  秋のツキヌキニンドウ

空を突きぬいて開花して欲しいものだ。


かろうじて撮った小鳥たち

2006-01-27 16:58:03 | 近所
窓の外に見える小鳥たちだが、なかなか写真にできない。
泉の森で撮ってみたが、小鳥の存在が確認できる程度に終わった。
失敗写真をあえて記録しておく。


中央ちょっと上に、ロウバイの花をくわえたヒヨドリがいる。
ikukoさんが、きのうのコメントで嘆いておられた。


メジロは、つがいで行動していたが、
二羽そろった姿までは撮れない。


メジロがいるところにはシジュウカラがいる。
メジロやシジュウカラは虫が好きらしく、
落葉をつついていた。

もう少し木々と同化して小鳥に近づかないと、
いい写真が撮れないことがよく分かった。

ミツマタとジンチョウゲ

2006-01-26 16:42:11 | 近所

ミツマタ(ジンチョウゲ科)
蕾と並んで葉芽が出ている。
間もなく花が咲くが葉は後になるという。

同じジンチョウゲ科のガンピとともに和紙の材料になる。
するとジンチョウゲからも紙が出来るということか。

ジンチョウゲの蕾は、枝先で葉の間についている。
こちらも花が近い。

ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科)


みんなキク科の仲間

2006-01-25 17:45:39 | 近所

ところどころから春の野花のたよりが届くので、
近所をまわってみた。
このあたりの野の花はまだ眠っているようで、
畑のあぜのノボロギクを見るのみであった。

人にも犬にも引っ付くことの出来ず残った
オナモミは雪にふるえたのだろうか。

あきらめて帰ってくると、お隣の玄関が明るい。
鉢植えのキンセンカが、寒いときは任せろと言っていた。



藁を被て

2006-01-24 17:00:00 | 歳時記


       藁を被て         
          
おののきやすし
               
冬牡丹       (弦四朗)




上野東照宮の牡丹園は、関東で冬牡丹を見られる数少ない場所だ。
もちろん春の牡丹も堪能できる。
お休みどころには火鉢もおいてあって、お茶が美味しく飲める。


品種には詳しくないが、色や形さまざまな花が丹精されている。
カメラを構える中には、花弁にスプレーして水滴をつける人もいる。
ちょっと複雑な気分だ。


冬牡丹というのは鉢植え牡丹を低温庫で貯蔵し
秋に取り出し屋外で育てると、冬に咲くようになるのだという。
中には春咲きに戻るものもあるらしい。


前に切られた茎のそばから、新しい芽がたくさん出てきている。
早いものは新しい葉も出て、春の到来を予感させてくれる。

国際交流カフェ’06

2006-01-23 18:04:05 | イベント

きのうの午後、区役所の会議室を借りて
国際交流カフェを開いた。


大雪の後なので心配したが、
予定を上回る80名ほどが参加した。


台湾のコーナー
インドネシア、台湾、フィリピン、ペルー、日本のお茶のコーナーでは、
各国のお茶(飲み物)とお菓子がふるまわれ、
味比べに話が弾む。

フィリピンのコーナー



インドネシア・バリ出身のお嬢さんのダンス。
表情豊かで、つま先から指の先までしなやかな動きに
会場のみんなが魅了される。

ジャンケンゲームで自己紹介をしあったり、
キャンディを取りあったりして盛り上がる。


からくり人形が日本舞踊を踊る横浜舞人形。
顔や手が精巧に動き、舞台で舞う姿に感動する。

あやつりの小原庄助さんのコミカルな動きには
会場が爆笑のうず。


全員での「幸せなら手をたたこう」の後、
ペルー、インドネシア、フィリピン、ドイツの方がお国の歌を歌い、
日本の詩吟も出て、お開きとなった。

手作りのパーティだったが、国際交流の目的は果たせたと思う。

皇居東御苑の花と実

2006-01-22 17:17:20 | あれこれ
先週、皇居東御苑を歩いたが、大雪のおかげで記事にするのが延びた。

皇居東御苑は江戸城の本丸、二の丸、三の丸の跡地を、一般に公開しているものだ。
毎週の月曜・金曜日などが休みだが、それ以外は無料で散策できる。


白侘助(ツバキ科)
ほかに寒椿や山茶花も咲いている。


大嘗祭の行われた芝生の大広場に、
十月桜と冬桜が並んでいる。


十月桜(バラ科)                        冬桜(バラ科)


タチバナ(ミカン科)
天守閣跡のすぐ近くに、大きなタチバナの木が
いっぱいの実をつけている。
ミカンそっくりだ。


タイミンタチバナ(ヤブコウジ科)
カラタチバナと同様にタイミンタチバナもヤブコウジの仲間で、
ミカンではない。
ヤブコウジとタイミンタチバナは、三の丸尚蔵間の近くで見られる。


ユズリハ(ユズリハ科、元はトウダイグサ科)
譲り葉は新しい葉が出てしばらくすると、昨年の古い葉が落ちるという。
雌雄異株で、隣に実のなっていない雄株も植えられていた。


アオキ(ミズキ科)
アオキはいつも葉が茂っていると思ったら、
一本だけ、なぜか葉が少なく裸のような実があった。
右の写真のようなのが普通だと思うのだが。

東京駅から遠くないところに、
こんなのびのび出来る場所があるのも驚きだ。

上雪だとか

2006-01-21 19:30:22 | 近所

今年はあちこちで豪雪があったのに、神奈川県はほとんど降らなかった。
我が家付近ではこれが初雪だ。
昼ごろから降るという予報に反して朝には積雪し、
そのまま夜まで降り続いている。

長野は晴れていたようだ。
山で降らず南の里で降るのを、
長野では上雪とか神雪とか呼ぶらしい。


ウド と ヤツデ 
花火の隙間を雪でうめる。


シュロの実は、葉が傘になっているのだけれど
風があって雪が吹き込んでくる。


雪の白さで、ビワの花を見つけることができた。


こどもログハウスにも深々と雪が降り、
遊ぶ子の姿はなかった。

大寒

2006-01-20 15:20:25 | 近所

今日は大寒。
暦の通り寒く、ところによっては霜柱ができている。
強い風も冷たい。


東御苑で見た、寒でも枯れない寒葵(ウマノスズクサ科)
朴の葉などに隠れているが、根元に紫の小さな花が咲いているらしい。


公園のムクゲは実まですっかり枯れてしまった。


実の中には綿毛をつけた種がいくつか入っている。
ひらりんさんが、モヒカン刈りと呼ばれた種だ。