大晦日 2007-12-31 08:30:00 | 近所 今年も暮れようとしている。 偽りのない新しい陽が上ることを望みたい。 皆様、一年間お付き合いいただいてありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。 良い年をお迎えください。
ハリギリ 2007-12-30 08:28:54 | 近所 向こうのほうにある高さ10m以上の大きな木の上が、 なにやら明るい色になっていて花かと見まがう。 葉もほとんど落ちて何の木か分かりにくいが、 どうも実が落ちた後らしい。 おそらく、近所で見ることの多いハリギリ(ウコギ科)だろう。 この写真は別の場所の日当たりがやや悪いところの木で、 手のひらより大きな特徴ある葉とともに黒い実も残っている。 今月初めは、まだ青い実がいっぱいだった。 ハリギリの花や実は、このように放射状につく。 これはウコギ科の特徴でヤツデ、ウドやキヅタなども同じだ。 ヤツデ(ウコギ科) ヤツデはまだ花が咲いているものもある。
センダンの実 2007-12-29 09:09:23 | 近所 とある住宅街。 掘割の上まで張り出した枝に黄色い実がいっぱいついて、 数羽のヒヨドリが止まっている。 センダン(センダン科)の実がちょうど鈴なりなのだった。 こんな花が初夏に咲く。 → センダンの花 の記事 一方、冬芽もしっかりついている。 葉痕は羊の顔のようにも見える。 センダンの実の中、種も面白いとブログで教えてもらった。 ギンナンにも似た香りの果肉をほぐしてみる。 中は球形ではなくデコボコがある。 五稜が普通のようだが、六稜のも四つのもある。 これは大変硬いのだけれど、割ってみると中から黒いものが出てくる。 つまり、デコボコしたのは核と呼ばれるもので黒いものが種子だった。 ウメとかクルミなどと同様にセンダンも核果が生るのだ。
三つ葉の花とアブラナの仲間 2007-12-28 08:35:34 | 近所 家のセンリョウの根元で小さな白い花がときどき顔を出す。 ミツバ(セリ科) 初夏ごろに咲くのが普通なのだろうが、 日当たりもよくない場所でがんばっている。 こちらの鉢植えもずいぶん長いこと咲いている。 アリッサム(アブラナ科) ミツバよりも大きいけれど小さな花が固まって咲くのはナズナのようで 別名をニワナズナというとか。 ナズナ(アブラナ科) そのナズナは収穫されないままのニンジン畑に忍び込んでいる。 ちなみにニンジンはミツバと同じセリ科の仲間だ。 アブラナ科といえば菜の花。 これはカブか何かの花だろうか。
新年を前に 2007-12-27 08:38:09 | 近所 年の暮れも押し詰まって、駅前のスーパーの入り口前では餅つきをしている。 新年と初詣を前にして神社の参道は静かな様子だ。 でも境内の奥まで進むと準備万端整っている。 サザンカもきれいな姿で新しい年を迎えられそうだ。 じゃあ私にも何かおいしいものを・・
花、実、そして実の後 2007-12-26 08:15:17 | 近所 ヒイラギ(モクセイ科) 冬になって、青いトゲの葉の中に白い花を咲かせているヒイラギ。 春には黒い実をつける。 シナヒイラギ(モチノキ科) ヒイラギといってもちがう仲間のシナヒイラギは、 いま赤い実をつけてリースなどに使われる。 ノイバラ(バラ科) 近所の林ではノイバラの赤い実も見られる。 ガマズミ(スイカズラ科) そのすぐ近くのガマズミは少し前より数が減った。 かなり熟したようなので摘まんでみると、ちょっと酸っぱい。 ツルウメモドキ(ニシキギ科) ニシキギの仲間の実の多くは弾けて、 中から覗いた赤い実もほとんど落ちている。 ツルウメモドキは3つに分かれて弾けるというのだが、 どこにも変わり者がいるようで4つに割れているのが面白い。 マユミ(ニシキギ科) マユミの実はきれいに4つに割れたことがよく分かる。 2年前には、こんな姿を見かけたことがある。
荻、薄と雪柳 2007-12-25 08:20:49 | 近所 ♪ 俺は河原の枯れススキィ・・・ 古くから歌でお馴染み、そしてお月見にも欠かせないススキだが、 河原でなくても近所の休耕地でいっぱい見られる。 ・・・と書き進めているが、ここに写っているのはススキでなくオギのほうだ。 オギ(イネ科)はススキに比べると穂がふっくらしている。 ススキ(イネ科) オギのほうは茎が直立して並んでいるのに、 同じ場所で見かけたススキはやや放射状に出ている。 ススキは根茎が短いので株立ちするが、 オギは根茎が長く横に延びるので茎が平行に立つのだそうだ。 ふっくらして見えるオギの毛は小穂より何倍も長い。 ススキの毛は短く、小穂の先にノギがついている。 ノギ(禾)は穂の先端についている細いヒゲのようなものだ。 ユキヤナギ(バラ科) オギの原は雪のように見えるが上手く撮れなかったので、 近くで見かけたユキヤナギの花を添えておく。
リース・・・クリスマス? 2007-12-24 08:31:28 | 近所 家の中から窓の外を見ると時々シジュウカラが来ている。 そして、こんなのも・・・クリスマスのリースにしてはどこか変か。 実はこれ、ピーナッツリースをハナカイドウの枝にぶら下げた。 殻つきピーナッツの両端に小さな穴を開け、 針金で中央くびれの部分を通してリングにしていけば出来上がり。 何日間かはリースに気づかなかったようだが、先日からよく来るようになった。 雨でも休まない。 穴からピーナッツをつついて食べる。 ときどきは大きいままを引っ張り出すこともある。 満腹になったか、そばの枝に長いこと止まっていた。 ヤマガラも来たことがあるが、メジロはどうなんだろう。 窓ガラス越しだが3m程のところで見られるので、これから楽しみだ。
クリスマスイルミネーション 2007-12-23 08:33:00 | 近所 最近はクリスマスが近づくとイルミネーションが話題になる。 昨年は昭和記念公園まで見に行ったが、今年は近所のを見てきた。 これは環状4号線沿いの不動産関係の会社で、前を車がビュンビュン走っている。 ふつうの住宅でも飾り付けるところが少しずつ増えている。 ここは昨年も見た記憶があり、うまくまとまっている。 近所ではこの程度の規模だろうと思っていたが・・ かなり力の入っているお宅を見つけた。 上の写真では平面的な飾りに見えるが、 右端の車のほうから見ると汽車がいたりして厚みがある。 そしてさらに角度を変えてみると、 向こうのもう1軒も光り輝いている。 こちらは2階の窓の奥にもイルミネーションがある。 雪の結晶を一つのポイントにされているようだ。 最初の2枚はシャッター速度が1秒で手ブレは当然か。 途中で 1/10 にしてみたが、 液晶画面ではうまく撮れているかどうか分からない。 次回は最適のシャッター速度を見つけたい。
鳥と実 2007-12-22 08:43:52 | 近所 すぐ近所の大きな木に、なにやら黒い実がいっぱいついていて、 ヒヨドリやキジバトの人気を集めている。 大豆ぐらいの大きさで食べごろのようだ。 ヒヨドリは何でも食べるが、今の季節はいろんな実が豊富で嬉しいだろう。 センリョウやマンリョウも狙うので、 ご近所の黄色い千両には青い網がかけられている。 我が家の千両も赤くなって、いずれヒヨドリの食べ物になることだろう。 万両もあるのだけれど千両の木陰で小さくなっている。 ヤブコウジはさらに小さく地面のすぐそばで実っている。 ヒヨドリもここまでは降りてこないだろう。
カルガモと・・・ 2007-12-21 08:13:01 | 近所 のんびり進むカルガモたち。 右上をよく見ると青い鳥がいる。 大きな池の止まり木をアオサギに占領されたカワセミが、 小さな池のほうに回ってきた。 そこへカルガモ2羽がバタバタ飛んできて着水したのだった。 魚を取るためのダイブができないし、 さてどうしたものか。
外で見た花 2007-12-20 08:29:39 | 近所 シクラメンやポインセチアと同様、 この時期になると見かけることが多くなる葉牡丹。 種類もいろいろあるらしいが平凡なものでもいい。 公園で一緒に植えられているのはノースポールだろうか。 同じ公園で、低い木に黄色い花が咲いている。 このレンギョウはずいぶんあわて者のようだ。 こちらはあわて者というより十月桜など冬にも咲く桜だろう。 残った紅葉が面白い。
冬鳥も留鳥も一緒に 2007-12-19 08:56:21 | 近所 泉の森しらかしの池のカモたちも平日は静かなようだ。 休日にはエサをくれそうな人の気配で動くことがある。 頭の後ろから大きな鳥が飛んできて、カワセミの止まり木に止まった。 アオサギだ。 ほかを一回りしてもまだ片足で止まっていた。 小さい池のほうへ行くとオナガガモとヒドリガモが一緒にいる。 ときどき水辺に上がってくる。 その水辺は一年中ハクセキレイの活動の場所だ。 黒いのと灰色、一緒にいるのは夫婦でいいのかな。
シクラメン 2007-12-18 08:18:27 | 近所 先日のような雨の日は室内の花を眺めているしかない。 シャコバサボテンは毎年咲いて数も増えていくのだが、 シクラメンは夏がくるまでになくなってしまうので、 今の季節になるとお手ごろ価格のものを買ってくる。
境川のカモ 2007-12-17 08:46:21 | 近所 境川でマガモの父親と子供1羽だけがいたので、 どうしたのだろうと見ているとずっと下流に母子がいた。 しばらくしてみんなに合流して父親も安心。 マガモの雄の尾のところには黒くカールした羽があって洒落ている。 上流へ進むと、こんどはオナガガモがいた。 いろんな仕種を見ていると飽きない。