フサザクラ 2008-11-30 17:47:53 | 近所 トチノキ(トチノキ科) このトチノキのように紅葉や黄葉が落ちると、そろそろ冬芽や葉痕が楽しめる季節だ。 フサザクラ(フサザクラ科) フサザクラは実が房になっているその中心から花芽が伸びている。 このような形は珍しいらしい。 これは春の花の姿。 花弁が無くて雄しべと雌しべで構成されている。 花芽を切って観察させてもらうと、それを想像させる形をしている。
蔓の実 2008-11-29 16:59:56 | 近所 カラスウリ(ウリ科) おなじみカラスウリの実は、だいぶ前から紅く熟している。 キカラスウリ(ウリ科) キカラスリの実はカラスウリより丸くて大きいが、まだ青い。 来月に入れば黄色く熟すのだろう。 アレチウリ(ウリ科) 野放図に蔓延るので嫌われ者のアレチウリは実の姿もいかつい。 サネカズラ(マツブサ科)ビナンカズラ こちらの紅い実は万葉の時代から親しまれ、美男の名を冠せられる幸せ者。 ウリの仲間に比べて見かけることは少なく、まだ花を目撃していない。
同窓会ー2 2008-11-28 17:02:32 | 近所 アカソ (イラクサ科)・・かな? 記事とは無関係 49年前に卒業した同期生が現在200名余りいる。 30年ほど前からときどき同期会を開催してきて今回が18回目だ。 これまでは関西在住の有志が交代で幹事をやってくれていたが、たまには関東組でやれとのことになった。 幹事一同で相談の結果、東京観光を企画した。 会員の8割がたは関西在住なので不安はあったが、下見を重ねてプランを練った。 1日目 12時40分 上野駅集合 関西組はグループを組んで新幹線で駆けつけてくれた。 途中、富士山のきれいな姿を見逃すほど話がはずんだらしい。 13時30分 ホテルに荷物を置いたあと、5コースに分かれて散策。 ・上野公園 ・岩崎庭園から湯島天神 ・谷中から根津神社 ・皇居東御苑 ・佃から月島・・・私が担当し朝ドラマにも出た街を歩きもんじゃも楽しんだ。 ホテルに帰着後温泉に入り 18時00分~19時 大宴会 飲食いしながら全員の1分スピーチやオカリナ演奏そしてカラオケと盛り上がる。 そのあとも幹事の部屋で遅くまで2次会を行った。 10畳ぐらいの部屋に30人近くも集まって話が尽きない。 2日目 7時00分 朝食 8時20分ごろから ホテルのマイクロバスや台東区の「めぐりんバス」などで浅草をめざし出発 荷物は運送屋のトラックに預けた。 9時00分から10時10分 浅草寺かいわいを散策 途中から雨模様になったのが残念。 10時40分 水上バスで隅田川下り。 浜離宮庭園を散策した後、汐留のビル46Fからの眺望を楽しんだ。 12時20分 となりのビルの42Fで昼食。 場所がら珍しい団体だったかもしれない。 13時45分 地下鉄大江戸線で六本木へ。 14時~15時40分 ミッドタウンのショッピングモールなどを自由に見学。 ファッション関係には、もう興味が薄いような様子だった。 夜ならイルミネーションがきれいなはずなので、見られなくて残念だった。 16時30分 乃木坂から地下鉄千代田線で二重橋前にいき、東京駅まで地下を歩いた。 運送屋から荷物を受け取り、 17時前に解散した。 観光バスも使わず54名もの老人団体が地下鉄で移動し人の多いところを散策するという無謀な計画であったが、大きなトラブルもなく無事に終了することが出きた。 足に不安を持っている人への配慮が十分でなかったと反省している。 当初40名ぐらいの参加かと予想していたのが54名で実施することになり、おおむね喜んでもらえたので幹事としてはありがたいことだった。 次回は古希を祝う会になるかもしれない。 今回は添乗員みたいなもので写真を撮る余裕は全くなかった。
同窓会 2008-11-27 06:29:14 | 近所 上野のホテルで高校の同窓会。 京都の高校なので関西から38名関東から16名参加で宴会ももりあがった。 今日は浅草から水上バスに乗る。 追記:本当は宴会風景を携帯で撮った画像を貼り付ける予定でしたがミスをしました。
アキノウナギツカミ 2008-11-26 08:35:48 | 近所 アキノウナギツカミ(タデ科) 水辺のアキノウナギツカミの花もだいぶ盛りを過ぎた。 川の斜面を這っているものは花より紅葉が目立った。 同窓会のため東京へ旅行しますので、しばらくコメントや返信が滞ります。 また記事の更新もできないかもしれません。 ご容赦、お願いします。
草の実と綿毛 2008-11-25 08:45:26 | 近所 シラネセンキュウ(セリ科) 少し前に花を見ていて今は実っているものがある。 このシラネセンキュウは3週間ほど前に見たもので、今もまだ咲き残っているものもあった。 黄葉と白い花 マツカゼソウ(ミカン科) 花を見た時にも書いたが、実のつき方を見ているとやっぱりコクサギに似ている。 今週は天気が良くない? メリケンカルカヤ(イネ科)アメリカカルカヤ 草の斜面に生えているメリケンカルカヤを花のときには気づかなかった。 すでに綿毛の種がいっぱい飛び始めていた。 メリケンの名前通りの帰化植物らしい。 コボタンヅル(キンポウゲ科) 前にコボタンヅルの花はいっぱい咲いていたのが、 今は綿毛となって風に吹かれて飛んでいく。 宮ヶ瀬の秋の花 ミズヒキの実に引っかかったりしながらも土を目指すのだろう。
これもカエデ 2008-11-24 06:59:54 | 近所 宮ヶ瀬湖畔の芝生では子供を遊ばせながら紅葉を楽しむ人が多い。 山の中なので紅葉や黄葉入り混じってだが、おなじみのカエデも植えられている。 カエデというと葉はモミジの手の形が普通だが、そうでないのもある。 これはチドリノキで葉脈が美しい。 この実がついていることでカエデの仲間と納得できる。 初めて見たカラコギカエデ(鹿子木楓)もカエデの仲間だ。 やっぱりプロペラみたいな実ができている。 木の幹の樹皮に出来る模様からついた名前らしい。
小さな赤い実 2008-11-23 07:50:16 | 近所 この時期、林道のわきなどに赤い小さな実がたくさんあるのを見かける。 ハダカホオズキ(ナス科) ホオズキは大きくて実のまわりを袋に包まれているが、 1cm弱のハダカホオズキは名前のとおり実(液果)がむきだしだ。 こちらは近所のところどころで見られる蔓性の木だが、 空に向かって撮ると実の色がよく分からない。 ツルウメモドキ(ニシキギ科) 少し角度を変えてみる。 ツルウメモドキの実(果)の皮がはじけて赤い種子が見える。 今年あまり見ないマユミの実は4つに割れるのに対して、このツルウメモドキは3裂する。
ワタムシとクモたち 2008-11-22 06:30:31 | 近所 北海道では冬が近づくとたくさんの雪虫が舞い初雪の到来が近いことを知らせるという。 こちらでも七沢を歩いていると白いものが目の前をフワフワ飛んでいることがある。 飛んでいるところを辛うじて撮ることができた。 上の写真をトリミング・加工してみた。 胴体が白く、羽ばたいて飛んでいるようだ。 ワタムシの仲間だろうが、詳しい種類は分からない。 ユキムシとかワタムシと呼ばれているがアブラムシの一種らしい。 クモというのも種類が多くて、大きさや姿もさまざまだ。 これは体長が数ミリのゴミグモの仲間。 自分の上下にゴミを集めて隠れ帯にしているが、効果はどうなのだろうか。 これは何というクモなのだろう。 上のゴミグモよりは大きいのだけれど。 裏から見ると斑紋があるようだけれど、 子グモは変化があるので何かの特徴から親を類推するのはかなり難しいのだそうだ。 オナガグモは簡単な条網にいて、足を伸ばしているので クモがいるようには見えない。 エサをとるのに網を利用するクモばかりではない。 このワカバグモはカニグモの仲間で、 きれいな緑色をしているのは葉の上で狩りをするためだろうか。 以外にも枯れ葉の上で何かの虫を捕まえた。 これも葉や花の上を生息場所とするイオウイロハシリグモ。 硫黄色とはいうものの体色の変異が多いらしい。 最後に、どこでも見られるジョロウグモ。 雨の降った日、あちこちで網を畳んでいるジョロウグモがいた。 全ての足を器用に使って移動しながら網を食べているのだった。 網の粘球が濡れて使えなくなったのだろう。
ヤツデの花の変化 2008-11-21 09:00:36 | 近所 ヤツデ(ウコギ科) 大きな葉に特徴があるヤツデに花が咲いている。 白い花弁は反り返って5本の雄シベが目だつ。 蜜の光る花盤の中心に小さな雌シベが見える。 左奥に暈けてい花序は少し様子が違う。実ではなさそうだが。 この花序を見ると下のほうについている花は、 花弁や雄シベが落ちた後に雌シベだけが取り残されているように見える。 やがて雌シベが生長して5裂したころ再び花盤に蜜も出す。(丸く大きいのは雨露) つまりヤツデの花は雄花の時期と雌花の時期がある雄性先熟なのだ。
こんな紅葉も 2008-11-20 07:42:59 | 近所 あちこちで紅葉の便りが聞かれるが、私はまだモミジの鮮やかな紅葉を撮れていない。 かわりにモミジバフウの大きな木が紅葉しているのを見た。 モミジバフウ(マンサク科)別名:アメリカフウ 最初の写真を見ると同じ木でも色づきが違うようだ。 中央の大きな葉の左上に別の葉が重なっている。 それをめくってみると、そこだけ黄色いのが見える。 日照の具合で紅葉の進み方がちがうのがよく分かる。 裏から見ると葉脈がきれいだ。 コクサギ(ミカン科) コクサギの葉は緑から薄紅色に変わりつつあるところだ。 このように紅葉するのだが・・・ 落葉も早くて全体が高揚という感じにはならないのかもしれない。 コクサギは雌雄異株。雌株についた実も緑から黄色く変わりつつある。
ハハコグサとノボロギク 2008-11-19 09:07:35 | 近所 ハハコグサ(キク科)ゴギョウ、オギョウ 今月に入ってヤブタッバコやベニバナボロギクなど頭花が筒状花だけのものを見てきたが、 ハハコグサも同じような仲間だ。 小さな頭花がたくさん集まって、真上から見ると黄色がきれいだ。 ノボロギク(キク科) ハハコグサは春から初夏に咲く花で今頃見るのは珍しいほうだが、 ノボロギクは年中かと思うほど長く畑のそばや道端で見かける。 黄色の筒状花の中からクルリンとしたメシベが顔を出しているのが面白い。 白い綿毛が出来てもしばらくはシベの黄色い部分が残っている。
自然の贈り物を使って 2008-11-18 08:31:53 | 近所 ジュズダマ(イネ科) 上瀬谷の畑の間を流れる小さな川の傍にはジュズダマが生えている。 この実をとっていろいろ遊んだのは遠い昔のことだ。 マムシグサ(サトイモ科) 林の中ではマムシグサか何かテンナンショウの仲間の実が紅くなっていた。 数年前まで、この植物のことを知らなかったので、 この実で遊んだ覚えはない。 さて冒頭の写真は林などにあるものを使ってクリスマスリースにしたものだ。 自然観察のサークルの先生に教えてもらってみんなで試作した。 クリスマスリースというとアケビの蔓を使ってリングを作り、 その周りにいろんなデコレーションをつけたものを思い浮かべる。 これは林の中に落ちている50cmぐらいの朽木を芯にして、 そこにヒノキや杉の葉、枯れ葉、松ぼっくり、野イバラの実などを細いワイヤで固定したものだ。 細い枝に目鼻や赤い帽子を書いたサンタクロースも魅力を増す。 ありあわせのワイヤで吊るしてみた。 紐を選ぶのも個性が出そうだ。
草の実、赤と黒 2008-11-17 08:11:33 | 近所 先日イヌホオズキの群生を見た近くではホトケノザがちらほら咲いている。 そのホトケノザの花の間を縫うように這っている紅色のものが見える。 オオニシキソウ(トウダイグサ科)の実が熟して紅くなっているのだった。 こちらのシオデ(ユリ科)の実は黒く熟している。 ひとつ摘まんでみると、いくつかの種が入っていた。 果肉を口に含んでみるとほんのり甘かった。 種は艶のあるいい色だ。
お山の大将 2008-11-16 06:21:22 | 近所 我が家の窓のすぐ外に花カイドウの木がある。 寒くなってシジュウカラやメジロなどが訪れ始めたが、 ここは縄張りとばかりにてっぺんに顔を出したのがいる。 立ち上がって、どうだ強そうだろうと言わんばかりだ。 その下のほうのいくつかの枝にはひっそりと花が咲いている。 季節が違うが、窓の外にピンクが見えるとなんとなく楽しい。 我が家の近くからはきれいな富士山が見えない。 娘夫婦が箱根の駒ケ岳頂上で姿の良いのを撮ってきた。