横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

桜満開

2013-10-31 06:06:53 | 近所



新宿御苑の池にはカモやコサギのほかにダイサギの悠然とした姿も見られた。







新宿門と温室を結ぶ遊歩道に桜が満開で人々の目を引いていた。







十月桜だ。ほかに冬桜など何種類かの桜が秋にも咲いて楽しませてくれる。







冬桜の花弁が一重なのに対して十月桜は八重だ。







十月桜からほんの少し離れたところにも桜が咲いているが、
花の数がちらほらなので足を止める人は少ない。







白い八重咲の花は子福桜のようだ。一つの花から複数のサクランボができるという。


新宿御苑

2013-10-29 06:28:00 | 近所



台風の影響による雨が上がった日曜日。
カメラの清掃をしてもらっている間に新宿御苑を訪ねた。

ちょうど良い気候でたくさんの人たちがさまざまな楽しみ方をしていた。







日本庭園あたりでは小さな子供を連れた家族のほほえましい光景が多い。







近くでは静かに体を動かす人たち。動きがそろってなくて太極拳の練習と見える。
真ん中の白い上下の人が先生だが外国人。生徒たちも外国人がほとんどで日本人は2人ぐらいだった。







日差しを暑いと感じた人たちはプラタナスの木陰で一休み。お弁当も美味しく食べられそう。







プラタナスの並木のそばのバラ園を楽しみに来る人も多い。







いろんな名前のバラが咲いて名前を覚えきれない。







良い写真を狙って気合が入る。もしかしたら私も撮られているかも。







外国のお嬢さんは独り座り込んで池の風景をじっと眺めていた。


新宿の一角にいろんな楽しみ方ができる広い公園があるというのは驚異的なことだ。



ノハラアザミ

2013-10-27 06:38:42 | 近所



ノハラアザミ(キク科)
近所の市民の森。まだノハラアザミが咲いていた。







春から夏に向かって咲くのはノアザミ。夏から秋がノハラアザミ。
ノハラアザミの総苞片は触っても粘らない。ノアザミとの違いの一つだ。







だいぶ寒くなってチョウが訪れることも少ない。







かわりにハナバチの仲間たちの人気を集めている。





すずなり

2013-10-26 06:03:26 | 近所



少し前に渋沢丘陵を歩いた時、一本の柿の木があって鈴なりになっていた。







やや細長い形でかなり小粒だ。
からみついているカラスウリの実の方が大きい。






小さいとは言えこんなに残っているのは渋柿だから。干し柿にするのも手間なのだろう。
木についたままだんだんと熟していくようだ。
見ているとときどきぽたっと落ちる。落ちたのを拾ってみると結構おいしい。
しかし木に付いているのはかなり熟したように見えても渋みが残る。
甘い熟柿になってからどれぐらいの時間を木で過ごすのだろう。


セイタカアワダチソウ と・・・

2013-10-24 06:44:20 | 近所



セイタカアワダチソウ(キク科)
散歩コースのところどころにセイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。







今年の近所はさほどでもないが、空き地が放置されているとびっしりと生えることがある。

福島の避難地域では田んぼにセイタカアワダチソウが群生しているそうで土地が荒れる心配がある。







セイタカアワダチソウは花粉症の原因と誤解されたりもするが、
虫媒花なので大量の花粉を飛ばすことはない。

もう少し前には何種類かのチョウが見られたが、今はイチモンジセセリばかりだった。







セイタカアワダチソウはアメリカからの帰化植物でアキノキリンソウの仲間だ。
一つ一つの花は小さいけれど、花弁などの様子はアキノキリンソウに似ている。







アキノキリンソウは神奈川では丹沢や箱根あたりで見られる。
しかし思いがけず瀬谷市民の森で一株だけ咲いていた。







セイタカアワダチソウに比べるとすっきりした花姿だ。




ちょっと遅かった

2013-10-22 06:50:17 | 近所



先週はいろんな所用が重なって写真を撮ることもブログの記事を作る余裕もなかった。
台風の中を新幹線に乗って2時間遅れで大阪に着くという経験もした。







イヌショウマ(キンポウゲ科)
今年も泉の森でイヌショウマを見たが、時期的に少し遅かったかもしれない。







開花後すぐに花弁と萼が落ちてしまうのでオシベが目立つ。







イヌショウマとちょっと離れたところに真っ赤なものがあった。
ヤマシャクヤクの莢の実が弾けて赤い不稔性の種子が見えているのだった。







ヤマシャクヤク(ボタン科)
これも時期的に遅かったようで、早ければ稔性のある青黒い種子も見られたはずだ。





オナガにエナガ

2013-10-13 06:58:07 | 近所



泉の森から引地川沿いにふれあいの森まで歩くと途中でカワセミやカルガモが見られる。
ほかにコサギとかアオサギ、もう少しするとコガモなどもやってくる。







この日はギャーギャーと大きな声が聞こえたのでよく見るとオナガがいた。
しかも樹上に群れをなして。







つぎつぎと川辺に降りてきて水浴びをしている。
望遠のきくレンズを持っていなかったのが残念だ。







ふれあいの森のコブシの木にはエナガが来ていた。

ほかにシジュウカラとメジロの混群も樹から木へ飛び回っていた。







10月に真夏日とは思いがけない気候だが、そろそろ冬鳥も姿を現すだろうか。



コセンダングサと蝶

2013-10-12 06:48:40 | 近所



道端でも野原でも田畑の畦でもコセンダングサが並んで黄色い花をつけている。
止まっていたのはモンキチョウだ。







コセンダングサ(キク科)
筒状花がいっぱい。たまに舌状花の白い花弁をつけているものもある。







コセンダングサにやってくるチョウの種類も多い。
ある日の散歩ではヒメアカタテハを見かけた。







ヤマトシジミもカタバミから高いところの花に出張してきている。







夏に南の方から移動してきたウラナミシジミ。オレンジに黒のアクセントと尾状突起がお洒落だ。


チジミザサ

2013-10-10 06:58:37 | 近所



チジミザサ(イネ科)
山道を歩いているとき両側の斜面にチジミザサが群生していた。
葉っぱの縮れが名前の由来だ。







歩いている道より少し高いところに生えているので案外長い茎がよく見える。







小さい花。ブラシみたいなのが雌しべで、脇にちょっとぶら下がっているのが雄しべらしい。







実には長い禾(のぎ)がついている。
禾には粘着性があり衣服などについて実が遠くへ運ばれる







近所の市民の森でも道脇にびっしり生えていて、
うっかり踏み込むとネバネバした実がたくさんついて剥がすのに苦労する。
しつこさはヌスビトハギやコセンダングサの比でない。







こんなところに生えて・・・種はどのように運ばれてきたのだろう。


黄色い傘

2013-10-08 06:18:30 | 近所



近所の市民の森に可愛いキノコが生えていた。
小さな黄色い傘みたいだ。







辺りに密集ほどではないが、ぱらぱらと顔を出している。







キイボカサタケというイッポンシメジ科のキノコらしい。







成長すると傘が開き一部が裂けはじめる。







イッポンシメジ科といってもシメジとは遠いキノコで有毒の可能性もある。
姿を楽しむだけにしておこう。




翅模様

2013-10-06 06:01:22 | 近所



お寺の前でチョウが飛んでカエデの葉に止まった。
ダイミョウセセリやイチモンジチョウとはちがうし、何だろうと思っているうちにいなくなった。







山道を少し進むとマルバフジバカマの白い花が目立つようになった。







花序から離れないで蜜を吸いまわるチョウがいた。これはダイミョウセセリだ。







関西方面では後翅に白い帯模様が入るダイミョウセセリが多いらしい。
そうなると冒頭のチョウとますます紛らわしくなる。







更に山道を歩いていると草むらの向こうに、先程のそのチョウが現れた。
花の蜜を吸うわけでもなく卵を産みたいような様子も見えなかった。







そのうち足元に飛んできてくれた。
ようやく2、3年前に見たメスグロヒョウモンの雌だと思いだした。







雄ならヒョウ柄があるので分かりやすいのだが雌の翅からは名前を思い出しにくい。


気分よく歩く

2013-10-05 06:55:43 | 近所



神奈川県にも段々畑の風景がある。渋沢から震生湖にかけての丘陵。







青空に悠々と舞っていたのはノスリであろうか。







北側には大山はじめ丹沢の山々が広がっている。







震生湖のすぐ近く畑ではソバの花が見ごろになっている。







白い花がほとんどだが、赤いのもまぎれこんで咲いていた。


まだ暑かったり台風が来たりということもあるがウオーキングしやすい季節になった。




昆虫いろいろ・・カップルも

2013-10-03 06:47:37 | 近所



林の縁の道端で不自然に這っているものがいた。
よくよく見るとビロウドハマキのカップルだった。






大きいほうの雌が雄を引きずり回しているように見えた。







4年ほど前に見たカップルはこんな姿だった。







蛾の仲間は多種多様。キシタホソバもやはり4年前に見て以来だった。







ヒトツメカギバは案外よく会う。たしか今年の6月にも見た。







花には蝶とは勝手な思い込みのようで、蛾の仲間も蜜を吸いに来ていた。
ワタヘリクロノメイガという蛾のようだ。







コスモスの奥の方にいるのを撮ったので前暈けができて分かりにくいが、
尾の先端にボンボンみたいな鱗毛束というものがついている。
カップルの相手を誘う役割でもあるのだろうか。







こんなカップルもいた。イシアブの仲間だ。やっぱり小さいほうが雄だろうか。







木の幹に止まっていたのは蜂の仲間。マツムラトガリヒメバチだろうか。






長い産卵管が目立つので雌のようだ。相手を待っているところかもしれない。





初秋の丘陵で

2013-10-01 06:21:54 | 近所



初秋の丘陵地を歩く。







ガマズミ(スイカズラ科)
道すがらあちこちで見かけるガマズミの実が赤い。







ノブキ(キク科)
道の暗いところには思いのほかたくさんのノブキが面白い形の実をつけていた。







小型のカマキリが止まっていた。獲物が来るのを待っているのだろうか。
クモの網を見られるので虫たちには油断ならない場所のようだ。







ノダケ(セリ科)
ノブキが低いところで実ればノダケは高いところで咲いていた。







ノダケの花はシシウドの仲間としては珍しく紫色だ。







サザンカ(ツバキ科)
歩き疲れたころ今年初めてのサザンカの花を見た。

猛暑続きだったが秋は訪れたようだ。