この夏いろんなチョウを見た。
すでに載せて重複したり、羽の表裏が揃わないものもあるが、思いつくままに羅列してみる。
図鑑を参考にして、それぞれのチョウがよく見られる草木の種類もあげておく。

キタテハ(タテハチョウ科)
大きさ 22~34mm
吸蜜 セイタカアワダチソウなど
食草 カナムグラ
タテハチョウ亜科のチョウはかなり種類が多い。
今回載せていないアカタテハやヒメアカタテハも

キタテハの羽の裏側

ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)雄
大きさ 27~38mm
吸蜜 コスモス セイタカアワダチソウ
食草 スミレ科
羽を痛めたチョウもよく見かける。

ツマグロヒョウモン 雌
褄黒の特徴が出ているが、右前の羽が痛々しい。

ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)
大きさ 25~33mm
吸蜜 コスモス ヒメジョオン マリーゴールドなど
食草 ハハコグサ ヨモギなど

ヒメアカタテハの羽の裏側

ルリタテハ(タテハチョウ科)
大きさ 25~44mm
吸蜜・吸汁 クヌギなどの樹液 アセビ、キブシ
食草 ユリ科のサルトリイバラなど
偶然、くたびれたズボンに止まった。

ルリタテハの羽の裏側は樹皮のように見える。

イチモンジチョウ(タテハチョウ科)
大きさ 24~36mm
吸蜜 ウツギ ミズキ シシウド
食草 スイカズラ

コミスジ(タテハチョウ科)
大きさ 22~30mm
吸蜜 クリ イタドリ 腐果
食草 マメ科 ニレ科
筋が3本で分かりやすい。

コミスジの羽の裏側

ジャノメチョウ(タテハチョウ科)
大きさ 28~42mm
吸蜜・吸汁 アザミ類 腐果 獣糞
食草 イネ科のススキなど
クロコノマチョウとかサトキマダラヒカゲなどもジャノメチョウ亜科のチョウだ。

クロコノマチョウ(タテハチョウ科)
大きさ 32~45mm
吸汁 樹液 腐果
食草 イネ科 ススキ、ジュズダマなど

サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科)
大きさ 26~39mm
吸汁 クヌギなどの樹液 腐果
食草 イネ科のササ類
クロコノマチョウもサトキマダラヒカゲも雑木林の付近で見られる。

ヤマトシジミ(シジミチョウ科)
大きさ 9~16mm
吸蜜 シロツメクサなど
食草 カタバミ科
ルリシジミとともに家の周りでもおなじみのチョウだ。

ウラギンシジミ(シジミチョウ科)
大きさ 19~27mm
吸汁 腐果 腐肉
食草 マメ科植物

ウラギンシジミの羽の表側は裏から想像できない柄だ。

モンキチョウ(シロチョウ科)
大きさ 22~33mm
吸蜜 タンポポ、アザミ類など
食草 マメ科のシロツメクサ、クサフジなど

飛んでいるのをなんとか撮れた。