横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

大晦日

2011-12-31 06:34:20 | 近所


いよいよ今日で大変だった1年が終わる。






泉の森の池には何事もなかったように冬の水鳥たちが来ている。







ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、マガモなど・・







ちょっと下った川にはカイツブリが見られた。潜水して小魚を捕まえる。







どんな魚がいるのだろうと思っていたら、大きな群れが泳いでいた。







ハヤであろうか。

来年も豊かな自然を感じたいものだと思う。



枯れ色の景色

2011-12-30 07:13:25 | 近所


今年も残すところ今日と明日のみとなった。
横浜は寒さがさほど厳しくもないが、近所の風景は枯れ色が占める。
向こうの桜並木は春に人を楽しませるところだ。






ススキもすっかり枯れ尾花らしくなってしまった。







シュウメイギクの実は綿かと思えるほどだ。







一方、マグノリア・イエローバードというモクレンの仲間には冬芽が見られた。
来年の春に葉を展開したり花を咲かせる準備ができているのだ。



エノキに新入り

2011-12-29 07:35:34 | 近所



毎年のことだけれどすぐ近所のエノキの実が熟すとキジバトなどが集まる。







もちろんヒヨドリも常連だ。







ところが今年はよく目立つ色の新入りがやってきた。







ワカケホンセイインコだ。
野生化して境川あたりのお寺などで見かけるのがここまで来たのだろう。


畑の道で

2011-12-28 06:58:56 | 近所

近所を歩くと畑にかかわる風景がよく目に入る。
干してある赤い唐辛子はしばらく前に近くの畑に植えられていたものにちがいない。






いま植えられているものとしてはネギが多い。
向こうに見えているのは丹沢山系の大山。富士山は雲に隠れていた。







畑地の下の小道にはヒョウタンが捨てられていた。
形にはなっているが何か不具合があったのだろうか。ちょっともったいない。







ここは紅葉したヤエムグラに霜がついているのを撮った道で、ほかにも草もみじが見られる。







タンポポの綿毛もたくさんあるのだが・・・






背が低いので霜が降りやすく、これでは綿毛も飛べないだろう。




繭と卵のう

2011-12-27 07:04:41 | 近所


すっかり葉を落とした木なのに枯れ葉がヒラヒラと風に舞っている。






同じようなのが3、4枚はあっただろうか。







よく見ると葉っぱは枝から離れているが白い糸でしっかりぶら下がっている。
そして葉には何やら繭のようなものが見える。クワゴが作ったものだろう。







水面に映った木々も葉を落としたものがほとんどで虫たちの活動も休む時期だ。







ジョロウグモも網から離れて木のくぼみなどに卵のうを作って世代交代する。
寒さのせいか動きが悪く産卵できずに終わったのかと思ったがまだ頑張っていた。







正面から見ると白い糸があちこちに張られて巣を作っている途中と分かる。







卵のうが完成するとこのようになるはずだ。


クワゴの繭の中には1頭の幼虫がいるがクモの場合は卵がたくさん入っている。


2011-12-26 07:18:33 | 近所


きのうは関東でもかなり冷え込んで、テレビを見ていたら千葉の中山競馬場で雪が降っていた。

家の近所の草にも霜が降りて紅葉のヤエムグラも白くなっていた。






日当たりの悪いところは霜柱が午後にも残っている。







こちらはシソ科のシモバシラが水を吸い上げて寒い朝に凍ったもの。






枯れたような茎でも中空なので、ずいぶん沢山の水を吸い上げるようだ。



今朝は窓の結露が凍りついていた。しばらく寒いようだ。


カメムシ越冬

2011-12-25 07:29:51 | 近所


クヌギの樹の表面になにやら卵のようなものがあった。
クヌギカメムシの卵塊らしい。






クヌギカメムシの卵塊は、ふつうは樹皮の裂けた内側に縦に並べて産みつけられる。
2月ごろに孵った幼虫は緑色のゼリー状物質を栄養源として大きくなり、
春には新芽に移動して4齢、5齢から成虫へと成長していく。

表面に産みつけられたものは無事越冬できるだろうか。







こちらは集団越冬をしようとしているヨコヅナサシガメの幼虫たち。

カメムシの仲間では成虫越冬するのも多いようだ。


黄色い花に虫

2011-12-24 07:33:03 | 近所


ひょろっとした茎の先がいくつも枝分れして、たくさん黄色い花が咲いていた。







タンジーというキク科の花だ。
ハーブの一種として知られているが毒性もあるようだ。







筒状花だけの1cmほどの頭花は黄色いボタンのようにも見える。







花の蜜を吸っている虫は何だろう。
ハエやアブの仲間と見当をつけてみる。






上の写真の虫の部分をトリミング拡大してみる。
複眼に波のような縞模様があり口器が長い。ツマグロキンバエというものらしい。
複眼が離れているので雌だろう。




水仙とウミウ

2011-12-23 07:18:09 | 近所


城ケ島には県立公園や水仙ロードにたくさんのスイセンが植えられている。
1月になると満開になって見物の人も増えることだろう。






ここのスイセンは八重水仙がほとんどのようだ。






水仙ロードを灯台のほうへ歩いていくと向こうの断崖にたくさんのウミウがいるのが見える。







断崖に続く突端まで合わせて100羽以上がいたように見えた。
ここはウミウが越冬繁殖する地で神奈川県指定天然記念物になっている。






ウミウ以外のクロサギなども混じるらしいが遠くて確認出来なかった。







アオサギ

2011-12-22 07:30:47 | 近所



秦野から平塚へと流れる金目川にはアオサギがたくさん住んでいる。







獲物を探すばかりでなく川岸にじっとたたずんでいることも多い。







かと思うと急に飛び立って・・・







家の屋根近くまで飛び回ったり・・・







水面近くもひとしきりパトロールした後で川岸に降り立つ。
ちょっとした運動をしているみたいだ。







近くでオオバンがゆったりと泳いでいた。




冬でもバラが

2011-12-21 07:22:00 | 近所


冬は花が少ないけれどバラなどが残っていると目を惹く。







バラは11月いっぱいで終わるようだが、中にはこれから開こうとするものもある。







青い空に白いバラが引き立つ。






ブルーエンジェルは遅咲きのクレマチスというものの夏から秋の花で、
いまごろまで咲いているのは珍しいように思う。







サザンカは冬の花。種類も多く家の近くで楽しませてくれる。



この実 なんじゃ

2011-12-20 07:24:16 | 近所


先日、地域の仲間たちと座間の段丘や湧水を見て歩いた。
駅に近い星谷寺では大イチョウが見頃だった。







イチョウの葉はひとつひとつ色も形も違うようだ。







湧水がある心岩寺では本堂前の1本の木が目についた。








見上げると黒っぽい実がたくさんついている。







この実はムクノキに似ているねえ、と皆で言い合う。
というのは、ここへ来るまでにムクノキの実が落ちているのを見てきたからだ。







しかし葉っぱがムクとは違うということもあり実を潰してみると水分が多く種子も違う。

さて何の木だろうとなったが、その時は結論が出なかった。
帰って調べてみるとどうやら ヒトツバタゴ(モクセイ科)だと分かった。
お寺などで見ることも多く、なんじゃもんじゃの木とも呼ばれている。







前に深大寺で見たヒトツバタゴの花。
花はよく知られているが、こんな実だったとは初めて知った。




平塚で

2011-12-19 07:33:14 | 近所




先日ちょっと金目川の下流を歩いた。
アオサギやカワウなどの水鳥にカワセミも姿を見せてくれた。






ジョウビタキの雄もいたのだがカメラを構えた途端に飛んで行った。
がっかりしていると市街地に入ったところで電線の上で雌が鳴いていた。






国道1号沿い、たくさんの車が走り回るところにアオツヅラフジの実がいっぱい生っていた。







そんな中でスイカヅラが咲いていたのにはちょっと驚いた。







駅へ向かうために脇道に入ったところではブーゲンビリアが咲いていて再び驚いた。








扉の木

2011-12-18 07:18:10 | 近所


城ケ島の海岸は岩場が多く、狭い砂地から急な崖で丘になる。







岩場から離れて山の方向へ進むと前方の木に赤い実が見える。







トベラの実が弾けているのだった。







トベラはトベラ科の木で海岸に自生していることが多い。
ほかでは江ノ島などで見たことがある。







イソギクに加えて、このツワブキもまだまだ咲き残っていた。






その傍にはアジサイまで。どうしたことだろう。



三崎港

2011-12-17 07:22:17 | 近所



三崎から城ケ島へ行くには、この城ケ島大橋を渡る。






橋から見下ろすと小魚を釣っている人の姿も見える。
氷と書いた党からは漁船に氷を供給するのだろう。






港にはさば釣り船が4隻くっついて止まっていた。







船の周りにはトビやウミネコが飛んでいる。






ときどき海へ急降下するが魚を捕まえた
ところはmなかなか見られない。







休憩するのに電柱を利用することが多い。







トビも同様だ。






頭の上を飛んでくれるが、しっかり撮るのは案外難しい。







岸壁の近くは微妙に揺れて波紋が面白い。