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洗玉澗の紅葉を見ながら通天橋を渡りきって回廊を少し上がると開山堂に出る。
開山堂は東福寺の伽藍の中では比較的新しく江戸期の建築物だという。
開山堂に楼閣があるのが珍しい。
池泉四季の庭には紅葉が全くない。
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開山堂の西側に普門院が隣接している。元は開山国師の方丈だったという。
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大勢の人が見ているのは普門院の枯山水と開山堂の池泉式庭園を合わせた風景だ。
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市松模様の砂紋の向こうには鶴島、亀島の石組が配されている。
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開山堂を出て洗玉澗の方に向かうと愛染堂が見える。
丹塗りの八角小円堂で、愛染明王が祀られている。
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洗玉澗の紅葉の進み具合は木によりまちまちだった。
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傘をさした人々がゆっくりと歩く。
洗玉澗は渓谷なので三の橋川まで下り小さな橋を渡って本堂方向に上がっていく。
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上がりきると平地で落ち着いた雰囲気の紅葉風景になる。
東福寺は紅葉の季節でないときにもゆっくりと歩いてみたいものだ。