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コナスビ(サクラソウ科) 学名:Lysimachia japonica
道端や草地の地面を這うように咲く黄色い花が見られる。
その一つ、うっかりすると見落としそうな小さな花はコナスビだ。
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コナスビは学名からも想像できるように昔から日本全国に分布するほか、
中国などアジア各地でも見られるという。
6~7㎜程度の花冠が深く切れ込んでいるので、5枚の花びらのようにも見える。
細長い萼や放射状に伸びた5本のオシベも面白い。
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この実が茄子の小さい実に似ているのでコナスビと呼ばれたそうだが、
どうだろうか。
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ツルマンネングサ(ベンケイソウ科)
同じぐらいの大きさの黄色い花でもコナスビとは対照的に
ツルマンネングサの花は猛烈な数で広がっている。
前に見たメキシコマンネングサとちがって朝鮮・中国原産で史前帰化らしい。
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オシベ10本と先のとがったメシベが5本見えるが,
実ることはないそうだ。
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そのかわりに茎が地上を這って繁殖するのだろう。
赤い茎に常緑の葉が3枚輪生するのもツルマンネングサの特徴だ。