横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

今年の ベタ10

2005-12-30 13:02:29 | 近所
3月25日から始めたブログも昨日で318、今日明日で320話になる。
年末になると、 十大ニュースとか今年のベストテンとかが選ばれる。
このブログではベストもベターもない。
気ままに書きなぐり、下手な写真も含めてベタな記事ばかりだった。
一応、ベタ10(テン)を挙げて振り返ってみよう。


4.30 はみ出しモノは切られる  
5.12 ブタさんの散歩
最初しばらくは、周りで見かけるおかしなもの面白いものを取り上げることが多かった。
切られたケヤキや散歩するブタの写真に、いただくコメントも増えてきたものだ。


出世花?ヘラオオバコ

5.20  出世花??
次第に、ウオーキングの途中で見かける花などに興味を持つようになったが、
ヘラオオバコに出会ってから、雑草にも目を向けるようになって、のちにヤブガラシ、ヘクソカズラ、その他につながる。
7.13 白い糸を使う
カラスウリの白い花弁をはじめて見て、その不思議さに雌雄の花の違いや種の形まで追いかけることになった。
8.5 枝豆で一杯  
関西出身としては、ときどき「枝豆で一杯」のようなお笑い系に走ることもある。


手がかりがなくたって・・・

8.19 ぶらんぶらん 
途中から、複数枚の写真を掲載する技を得て、文章も饒舌になることが多くなった。
「ぶらんぶらん」は、反省の巻だ。
9.29 独活
ウドの花の姿がヤツデに似ていることから、ウコギ科を知り次々と仲間の木を見つけることになった。
マユミからニシキギ科の仲間を探したこともあった。

10.25 タンポポは 夜ねむる      
朝咲いたはずのスベリヒユが昼前には姿を消すこと、タンポポの花弁は夜とじていること、スイフヨウ(酔芙蓉)は白い花が夕方に赤くなることなど、経過を観察することも面白かった。
ときどき富良野の風景もはさんだ。


11.25 みせばや
横浜にしては田舎のこのあたり、森や野原も残っているので多くの植物に出会うことが出来る。
住宅街でもあるので、みなさんが丹精しておられる多彩な花を見ることも出来る。
中でも、この美しさには息を飲んだ。

12.24 年をとって 丸くなる
植物の生態や特性に、ふと考えさせられることもあった。
年をとって丸くなるかならないか、丸くなるのがいいことだろうか。

近くの公園の花も
四季を通じて楽しませてくれて、
ベタ記事に大いに役立った。

火中の栗

2005-12-28 19:07:02 | あれこれ
栗の木は
すっかり葉を落としたが
何故か頑張るイガグリもある。



毎朝、目覚めてしばらく
寝床でラジオを聴く。
今朝は、書初めの話題が出て、
リスナーからの葉書が紹介された。

ある年、会社も大変な時期だったので、
書初めに
「火中の栗を拾う」
と書いて、子供に意味を説明した。
一年後の書初めで
去年は何を書いた?と子供に聞いたところ
「ピカチュウの首を拾う」

笑ってしまったが、
火中の栗を拾う人のことは
笑えない。



ふわふわの仲間

2005-12-27 16:08:24 | 近所
花のあとは、実が出来るのが普通。
この時期も赤い実や黄色、黒、青など多彩だ。


ツワブキ
実と言っても、キクやアオイの仲間はふわふわしている。
綿毛の1本1本に種をつけて風に運んでもらう。

フジバカマ
花の多いフジバカマは実もいっぱい。
もう少ししたら、もっとふわふわになるのだろうか。



フヨウ
フヨウの袋の中にいっぱい詰まっていた種につくのは、
産毛よりちょっと長い程度の毛で、
袋の周辺にも同じようなのが着いている。
大部分の種は飛んで行ったようだ。


ワタ
前に見たワタの実は、
もうこんなに長く成長した。
1個でかなりの綿ができるものだと、
感心する。





回転

2005-12-26 15:51:17 | 家族

フィギュアスケート日本選手権、
女子は村主選手が優勝。

オリンピックには
荒川・安藤・村主さんが
参加することに決まった。
力のある人たちが揃ったので
期待したい。
浅田真央さんは年齢の問題で
参加できない。
また今年になって大活躍の
中野選手も一歩及ばず。
中野選手の演技に合わせて
テレビの前で回転するのは、
孫のゆうほだ。




ビールマンスピンのつもりだが、足は上がっていない


そのあと、クリスマスプレゼントのルービックキューブをがちゃがちゃ。
思うように回転できるのは何時のことだろうか。

ゆうほは一泊して、京都へ向かった。
大晦日に戻って来る予定だ。


仲間だよ

2005-12-25 16:32:38 | 近所

今年は、ウコギ科の仲間とかニシキギ科の仲間とか、
共通の特徴のある植物を覚えた。
ウメモドキとツルウメモドキは名前の一部が共通だが、
同じ科ではない。
実の特徴も全く違う。


ツルウメモドキ(ニシキギ科)

前に野鳥の森で見た時は
蔓性もはっきりしない姿だった。
家の近くで見つけたツルウメモドキは
あたりの木を覆う繁茂ぶり。
木に絡む蔓の様子がはっきりと分かる。



マサキ(ニシキギ科)

上瀬谷の道路沿いの垣根の上の方で、
赤い実が窮屈そうに顔を出している。
今年最後に見つけたニシキギの仲間、マサキだ。


ツルウメモドキと名前が似ている、
ウメモドキ。

ウメモドキ(モチノキ科)

ヒイラギナンテンのお宅の隣に、
ウメモドキがたくさんの赤い実をつけている。
こういう実は果肉に発芽抑制物質があって、
小鳥が食べてどこかへ運んでくれないと、
子孫を残せないらしい。
こんなにあっても食べごろになって、
小鳥がくれば、すぐなくなるのだろう。



モチノキ(モチノキ科)

これもウメモドキの仲間だ。
前に見たモチノキ科の、
クロガネモチ、タラヨウには赤い実が生った。
当然モチノキも赤い実だが、比較的小さい。
樹皮からトリモチを作るらしい。
トリモチで遊んだ子供のころを思い出した。


今年の、木の分類は
これで締めにしよう。



年をとって 丸くなる

2005-12-24 15:58:28 | 近所

ツルウメモドキが
たくさん生い茂っているところが見つかり、
写真をとっていたら
その下の方にまばらに、この花が咲いていた。
見覚えがある。   
前に見た ヒイラギではないか。


樹肌もヒイラギに似ている。
しかし、その葉にトゲがない。
なんだろうと思いながら、何枚か写真を撮って帰った。
ある写真を拡大して眺めていたら、
トゲのある葉が混じっているのが見えた。


あらためて行って見ると、
下の方の枝の葉にトゲのついたのが何枚もあった。

ヒイラギは老木になると、
トゲの葉がなくなり丸くなること、
同じ木でトゲの葉とトゲのない葉が混在することも分かった。

茂った葉にトゲがあるので、
生垣に使うと空き巣防止になるそうだ。
でも老木になると役にたたない。

我々も年をとってトゲがなくなるのはいいが、
心の隙間につけ込まれて、
詐欺などに引っかからないよう注意せねば。


帰り道、ヒイラギに似た葉が紅くなっていた。
このヒイラギナンテンも老木のようだが、
この葉はトゲがなくなるのだろうか。

ヒイラギはモクセイ科、
ヒイラギナンテンは南天と同じメギ科。
特徴も違うのだろう。


このお宅の隣には、
ウメモドキの赤い実がなっていた。
ツルウメモドキとウメモドキは、
あらためて書こう。

最後に メギとは、
小さな赤い実と紅葉の
これのことかな。








お正月の寄せ植え

2005-12-23 17:04:25 | 近所


都会ではクリスマス一色、
イルミネーションやツリーで
はなやかなムード。

このあたりは、横浜でも田舎。

近くの地区センターで
お正月用の寄せ植えの
講習会をやっていた。
ちょっと寒そう。

ひとりひとりの希望で
好きな花を組み合わせられる。

妻が選んだのは

葉牡丹
ナンテン
シクラメン
プリムラ

花と材料一式で
1000円は安い。




変幻の補足

2005-12-23 08:32:18 | 近所

センニンソウ 11月23日

昨日の記事にコメントをいただいて、
その返事を書いていて思い出した。
シュウメイギクは菊と名付けられているが、
キク科ではなくキンポウゲ科なのだ。

キンポウゲ科の花には
センニンソウやテッセン(クレマチス)などがあり、
なるほど綿毛の仲間たちだ。


テッセン 11月25日



変幻

2005-12-22 15:29:52 | 近所


庭の隅に、こんなフワフワの綿毛ができた。


画像をクリックすると 花が

今年は秋明菊の花が散っても、切らないで一部を残した。
この坊主頭が開いて、綿毛が出るのを見たかったからだ。




近くの林では、小さなピンクの花のようなものが見える。


画像をクリックすると 実が

近寄って見ると、面白い模様だ。
しばらく前にはじけた、マユミの赤い実が落ちて
外皮だけが残された。

花から実へ、いろいろ面白い変化を見せてくれるものだ。




ハリギリもウコギの仲間

2005-12-21 15:52:12 | 近所

すぐ近くの雑木林の高い木の上に、
大きい黄緑の葉と、花火のような実があるのに気づいた。
ここの道路わきにはフェンスがあって、
これまでは、フェンス辺りに茂る
ヤブガラシやタケニグサや葛などの雑草に気を取られていた。


木の上のほうにあって分かりにくいが、
実のつき方などをよく観ると、
ウコギ科の仲間らしい。

大きな葉や幹の特徴と、小枝に見つけたトゲから
ハリギリと推測する。



同じウコギ科の仲間タラノキと同様に、
ハリギリの芽も食べられるそうだ。

芽も花も見たいが、もう無理かもしれない。

介護老人保健施設を建設するため、
この林は開発されて無くなってしまう。








エリカの花咲く

2005-12-20 15:10:11 | 近所

すぐ近くの五叉路のかどのモサモサしたところに
ジャノメエリカの花が咲き始めた。


  青い海を見つめて
   伊豆の山かげに
  エリカの花は咲くという・・・

西田佐知子のヒット曲は、昭和38年のことだった。


エリカはツツジ科の花。
隣に並んで、同じツツジ科のアセビが
蕾をたくさんつけている。


ごちそうさま、ハヤトウリ

2005-12-19 14:24:49 | 近所

今年初めて知って、初めて食べたハヤトウリも
その季節を終えて、ひっそりと生っている。


こちらはもう苗の整理をして
残ったハヤトウリは、
ご自由にどうぞ、と提供された。

3個ほど有り難くいただいて来た。

天麩羅にすると、けっこう甘い。


冬瓜と同じように、
あんかけに生姜を添えると
温かくいただける。
神宗の塩昆布とお茶の時間に。

旬の頃は、塩で浅漬けも
美味しかった。




カイドウの実

2005-12-18 15:36:16 | 近所

もうすぐ冬至
7時40分、公園の林を通して朝日がさす。

ぼんやり眺めていたら、何か実のようなものが見えた。

寒さを押して外へ出てみると、
かなり葉の落ちた花海棠に、みっつよっつの実がなっている。
垂糸海棠の別名のとうり、長い花柄でぶら下がっている。


これまで全く気づかなかったのも迂闊なことだ。
それにしても、4月ごろの花の多さに比べて実の数が極端に少ない。

マウスオン 花4月17日 
ハナカイドウは雌しべが退化したものが多く、
実がつきにくいそうだ。
こんど咲いたら、花をよく観てみよう。