雪の後で 2014-02-27 06:13:13 | 近所 大雪の後しばらくして近所を歩いてみると異様な玉がたくさん並んでいた。 葉が開いているのが一玉だけあって、どうやら白菜らしい。 雪にやられた白菜も可哀そうだし農家も気の毒なことだ。 もう少し先へ行くと雪が残っているところをキジが歩いていた。 大雪の時はどうしていたのか。 雪解けで食べ物を見つけることが出来るようになってほっとしているのだろう。
ダイサギ、コサギ 2014-02-25 07:00:09 | 近所 多摩川の河原。ヨシの中にダイサギが佇んでいた。 顔にヨシが被らない位置に動こうとしたら、不意に飛びたった。 残念と思っていたら、少し先の水たまりにいた。 獲物でも見つけたのであろうか、そーっと首を伸ばして先の方を見ている。 邪魔をすると悪いので食事の場面は見ないで離れた。 堰の方ではコサギが佇んでいた。 魚を捕まえるには適さない場所のように思うのだが・・・? その5日前、雪が残る河原の水たまりにコサギが舞降りるのを見た。 すぐに何かを捕まえたような雰囲気を感じた。 どうやらカエルだ。 捕まえては見たものの、どう捌いていいのか苦労している。 全部を飲み込んだのは10分以上も経ってからだった。
大雪でも季節は進んでいる 2014-02-22 06:58:57 | 近所 すぐ近所の芝生畑。少しずつ雪が融け始めている。 しかしカマクラらしきものは当分残ることだろう。 ウメの花も少し寒そう。 大雪が続いて季節感が少しずれたが、雪の融けたところにはフキノトウが顔を出していた。 聞けば近くのJAで1パック(7個)140円で売っていたそうだ。 道理で、そろそろ花が咲きそうなのもあった。
多摩川堤防の鳥たち 2014-02-20 07:46:51 | 近所 大雪の後の多摩川堤防。河原に向かって女の子が滑る。 雪の融けた草の上ではいろんな小鳥たちが食べ物探しに忙しい。 ムクドリ、ツグミ、ホオジロ・・・などなど。 数が多いのはムクドリ。 ヒバリも混じっている。 ツグミもけっこう多い。その向こうはカシラダカのようだ。 ツグミは近づくと飛び去るというよりは、ひょこひょこ歩いて距離をとる。 カシラダカは冠羽があって胸が白っぽい。 ホオジロは頬白で過眼線があり胸は茶色なのでカシラダカと区別できる。 なお川幅の広い多摩川では堤防から流れまで遠いので水鳥たちの観察には苦労することも多い。
円筒分水 2014-02-19 06:38:14 | 近所 南武線津田山駅の近くを平瀬川が流れている。 平瀬川は川崎市宮前区水沢あたりを水源とし高津区久地の先で多摩川に合流する。 当初は溝の口方面に流れ二ヶ領用水に合流していた。 農業用水として活用するためと溝口付近で洪水被害が問題となったことで、 昭和15年からの農業用水利改良事業の一環として津田山をくぐり久地方面へ抜けるトンネルが作られた。 住宅街を抜ければ二ヶ領用水に出られるだろうと歩くと久地緑地保全地区に出た。 付近の宅地造成事業に対し円筒分水周辺の緑・自然を守ろうと指定された。 ここから二ヶ領用水方面に降りる道がなく付近をさまよってようやく円筒分水にたどりついた。 久地円筒分水のことは3年前に知って、いつか訪ねたいと思っていた。 次太夫堀公園 津田山のトンネルを抜けてきた平瀬川。右手から直交して二ヶ領用水が流れてくる。 二ヶ領用水は一部が平瀬川に合流し一部は平瀬川の下を潜り抜け久地円筒分水へ流入する。 平瀬川の水が久地円筒分水へ流入することはない。 久地円筒分水は二ヶ領用水の水を4つの地区に公平な分水比で分配するために1941年に完成した。 縦断図にあるように平瀬川の下を潜った水はサイフォンの原理で右側の円筒から吹き上げる。 あふれる水は円弧の長さにより一定の比率で根方堀、川崎堀、六ヶ村堀、久地・二子堀に分水される。 それぞれの水路の灌漑面積に応じて(7.415 : 38.471 : 2.702 : 1.675)の比率だそうだ。 多摩川右岸農業用水利改良事業所長であり、この円筒分水の設計者でもある平賀栄治の顕彰碑があった。
二ヶ領用水 2014-02-18 06:49:37 | 近所 大雪により予定がキャンセルされた日曜日。川崎市武蔵小杉から多摩川あたりをちょっと歩いてきた。 カンザクラであろうか。ちょうど見ごろだ。 桜はヒヨドリも大好物の花だ。 ところでカンザクラが植えられているのは二ヶ領用水畔の遊歩道だ。 二ヶ領用水は1590年に多摩川が大洪水を起こして流路が変わったことから、 新たに農業用水を引き水田開発することになり対岸の六郷用水とともに1611年に完成した。 多摩川などを水源と現在の川崎市多摩区布田から幸区鹿島田まで(昔は横浜市鶴見まで)流れている。 多摩川からは南武線の稲田堤駅と中野島駅の中間あたりにある上河原取水口で取水している。 水位の安定と海水の逆流を防ぐために1940年に上河原堰が作られた。 また1629年には宿河原取水口と宿河原用水が完成した。 宿河原用水は高津区久地付近で二ヶ領用水に合流している。岸辺は桜並木が続きお花見で賑わうらしい。 1949年には宿河原堰も完成した。 1974年の大雨では堰により水位が以上に上昇し狛江水害の原因となる不幸なこともあった。 堰のあたりは水鳥の姿も多く、アユの遡上を助けるための魚道も設置されているそうだ。
ふたたび大雪 2014-02-15 06:56:29 | 近所 木曜日は昔の技術部仲間たちとの懇親会で三浦海岸に泊まった。 昨日の朝起きるとチラホラと雪が降り始めていた。 金曜日は自然観察のグループで多摩川あたりを歩くことになっていたが中止。 河津桜も鑑賞せずに早々と帰宅した。 午後になると次第に雪の勢いが強まり隣の公園も真っ白。ふたたびの大雪になった。 先週のサラサラ雪と違って水分が多くボテっとした感じがする。 さすがに公園で遊ぶ子供たちの姿もなく向こうの道路を歩く人をときおり見るばかりであった。 神奈川県公立高校の入学試験にぶつかって子供たちには気の毒な一日だった。
雪の中の鳥たち 2014-02-13 06:18:15 | 近所 大雪の日、公園の木の枝でキジバトがじっとしていた。 下に降りても食べるものが見つからないのだろう。 ヒヨドリは向こうの方のキンカンをつついている。 TVアンテナに次々と渡ってくる鳥がいる。 オナガだ。 中には雪の上に降りるのもいる。 そしてキンカンの実を見つけた。 しかし群れて食べることはなくしばらくして飛んで行ってしまった。 雪の少ない土地で大雪になると野鳥たちも少しは戸惑うのだろうか。
かまくら 2014-02-11 06:30:59 | 近所 大雪の翌日。雪かきの後に窓から公園を眺めていると「かまくら」のようなものが作られた。 どうやら、この家族が作ったらしい。 丸い雪玉で装飾を追加している。 内側にも細工しているのだろうか。 家族連れが帰った後、6年生ぐらいの男の子のグループがやってきた。 最初はサッカーボールを飛ばしたりして遊んでいたが、 そのうち一人の子だけが「かまくら」の改良作業を始めた。 入り口を広げたり内側を削って壁を薄くしたり床面を滑らかにしたり。 1時間以上かけてとんがり屋根のかまくらを仕上げた。 家に帰って作業の一部始終と出来栄えを話したことだろう。
横浜では大雪 2014-02-09 06:23:15 | 近所 昨日は細かい雪が夜遅くまで降り続いて関東地方は16年ぶりの大雪だそうだ。 この程度で大雪とは雪国の人たちに笑われそうだが、交通機関や入試に大きな影響が出た。 午前中は隣の公園で犬の散歩や子供たちの遊ぶ姿が見られた。 子供は多少の寒さも平気。這いつくばって小さな雪玉を作っている。 そのうちソリに雪を集め始めた・・・雪だるまでも作りたいのだろうか。 サラサラの雪は風に飛ばされて、屋根の北側と南側で積雪量がかなり違う。 午後には風がうんと強くなって公園で遊ぶ子供もいなくなった。 残念ながら雪だるまの姿もない。
宮ヶ瀬、草木の実 2014-02-08 06:57:40 | 近所 やや暖かい日に歩いた宮ヶ瀬もさすがに花や蝶を見ることはなく昨年の実が残るだけだった。 コボタンヅルの実の白い髭が遠くからは花かと思わせた。 オオイタドリの実がいっぱい。 風に吹かれて飛ぶはずだがずいぶんたくさん残っている。 フジの豆の鞘もまだ少しだけ残っている。 パチンと弾ける元気がないまま冬になってしまったか。 フジよりずっと小さな豆も。クズだろうか。 小枝や実が重なり合う中を小鳥たちも動き回っている。 ベニマシコもいたが撮ることが出来ずジョウビタキがようやくポーズをとってくれた。
オオバン 2014-02-06 06:19:09 | 近所 宮ヶ瀬園地の池。 水質改善のために井の頭公園と同様の かいぼり を行っている。 群れを作っているのはオオバンだった。 オオバンがこんなにたくさん集まっているのは初めて見た。 バンは泉の森などで一年中見るが、オオバンは漂鳥で夏はもう少し涼しいところで過ごすらしい。 水生植物を食べるので池が浅くなっているのは好都合なのかもしれない。
暖かな宮ヶ瀬湖で 2014-02-04 06:03:17 | 近所 10ヶ月ぶりの宮ヶ瀬湖。 今年はオシドリがたくさん来ているというので行ってみた。 林道を歩いて湖面を覗いてみるがなかなか見つからない。 ようやく一羽で泳ぐオシドリらしいのを見つけた。 ふいに飛んだ。 その方向に目をやると対岸に何羽かの群れでいた。 しかしあまりにも遠すぎる。 無理やりトリミング拡大しても羽の美しさがしっかりと伝わらない。
越冬の形 2014-02-02 06:28:47 | 近所 少し暖かな日。枯葉の上に目を凝らすとチョウが止まっていた。 ムラサキツバメのようだ。 ムラサキツバメは成虫で集団越冬することで知られる。 ここのムラサキツバメも少し前まで10頭弱の集団でいたそうだ。 ウマノスズクサが生えていたあたりに行くとジャコウアゲハの蛹があった。 こちらは蛹で越冬する。無事に羽化出来るだろうか。
冬でも水浴び 2014-02-01 06:24:03 | 近所 泉の森に近い引地川のちょっと淀んだところにツグミが佇んでいた。 ちょっと深いところへ向かう。 その向こうではヒヨドリが水を飲んでいる。 すぐに水浴びを始めた。 バシャバシャ バシャバシャ これでもか・・ 今度は向きを変えて・・ やっぱり バシャバシャ イイギリか何か落ちている実をついばむツグミ。こういう光景をよく見る。 ツグミの水浴びは初めて見た。