横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

九輪にたとえて

2017-06-29 07:00:45 | 日記



クリンソウ(サクラソウ科)
入笠山の中腹、湿原や花畑のまわりでクリンソウがたくさん見られた。






50cm以上の茎の上部に輪生する数個の花が何段かできる。
花の芯のあたりが濃い赤に見える。

クリンソウとは仏塔の屋根の九輪にたとえた名前だ。






流れのそばや湿地帯に多く見られる。






茎葉はなく、大きな根生葉が目立つ。






サクラソウ(サクラソウ科)
クリンソウはサクラソウ科の花。
そのサクラソウは日本スズランが群生する花畑の中でぽつぽつと咲いていた。






こちらは花の芯が白い。


同じサクラソウ科の仲間であるツマトリソウも咲くらしいが、今回は見られなかった。


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袋になった唇弁

2017-06-28 06:23:51 | 日記



富士見パノラマリゾートのゴンドラ山頂駅を下りると、
入笠山すずらん山野草公園が広がってさまざまな山野草が見られる。

隣接して実験園があって釜無ホテイアツモリソウの保護活動が行われている。







ホテイアツモリソウ(ラン科)
釜無ホテイアツモリソウは釜無山や入笠山に自生するホテイアツモリソウだが、
今は野生での絶滅が危惧されている。関係者のご苦労により何株も見られた。






クマガイソウ(ラン科)
同じ場所にクマガイソウも咲いていた。白に薄紫の模様が入っている。

アツモリソウとクマガイソウはどちらも唇弁が袋状に大きくなる。
これを昔の武将・平敦盛の母衣(ほろ)になぞらえてアツモリソウと呼び、
一の谷の戦いで敦盛を打ち取った熊谷直実になぞらえてクマガイソウと呼んだそうだ。






アツモリソウとは葉の形が全く違って、大きな扇状の2枚が対生している。






キバナノアツモリソウ(ラン科)
さらに近くにはキバナノアツモリソウもあった。
アツモリソウの名前の由来のように唇弁が袋状までにはならずバケツ程度だ。

ホテイアツモリソウが5cmぐらいに膨らんでいるのに対して、
キバナノアツモリソウは3cmぐらいでスマートだ。

何株かあったがほとんどは花後になっていた。






しかし入笠湿原の山彦荘まで行くと、たくさんのキバナノアツモリソウが見頃だった。






ちょっとウツボカズラに似た部分もあって、なかなか魅力的なランだ。




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スズランなど

2017-06-27 06:41:16 | 日記



富士見ハイランドリゾートのゴンドラで1780mまで上がる。
下りたところは山野草園が広がり、たくさんの種類の花が見られる。






ドイツスズラン(キジカクシ科スズラン亜科  旧ユリ科)
10日ほど前までは20万本ものドイツスズランが咲き誇って見事だったらしいが、
今はほんの少し残っているだけだった。






スズラン(キジカクシ科スズラン亜科  旧ユリ科)
少し歩いて入笠湿原まで行くとスズラン(ニホンスズラン)が盛期だった。






スズランは茎が葉より低く花も小さい。葉の陰に花が隠れていることが多い。
100万本はあるらしいが、見渡す限りスズランの花盛りというふうには見えない。






マイヅルソウ(キジカクシ科スズラン亜科  旧ユリ科)
山野草園や林縁などあちこちでマイヅルソウの群生が見られた。






葉はスズランの仲間に似たところもある。






花はとても小さな4弁花だ。
これで鶴が舞っているように見えるだろうか。

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もじずり ともいう

2017-06-26 12:57:26 | 日記



今年もそこかしこでネジバナが咲きだした。






こんなに小さくてもランの仲間だ。
しかもさほど特殊な環境でないところで咲いてくれる。






真っ直ぐの棒にたくさんの花を捩じりながら付けていくのが面白い。






と思ったら真っ直ぐの棒じゃないのもいた。
どうしちゃったのだろう。


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オニヤンマではなくて

2017-06-25 06:12:20 | 日記



瀬谷市民の森の入り口あたり、少し大きめのトンボが飛び回っている。
ちょっと草の上に止まったのを見るとヤマサナエのようだ。






小さな流れの上の草ではオオシオカラトンボが止まっている。






突然ヤマサナエより大きなトンボが飛んできて流れの傍の枯草に止まった。






すぐに飛びたって別のところにまた止まる。






オニヤンマかと思ったが、オニヤンマならこんな風には止まらない。
流れの上流から下流まで行ったり来たりパトロールする姿がおなじみだ。






コオニヤンマのようだ。頭が小さく後脚が大変長い。
名前に反してオニヤンマではなくサナエトンボの仲間だ。



都合によりコメント欄を閉じさせていただきます。
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