横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

カサブランカ

2007-01-31 09:05:44 | 近所

鳥の記事ばかり続くので我が家の花で気分転換をする。
このカサブランカは素焼きの鉢に3本立てで1000円という格安品。


今頃咲くのは温室育ちだが買ってすぐに一輪が咲き、
続けてほかのも開き始めた。


先のは花粉を取って切花にした。

御苑の野鳥、つづき

2007-01-30 12:32:03 | 近所

明治神宮には宝物殿の近くに北池があり、
この南池は御苑の中にある。


池から少し雑木林に入るあたりでガサゴソと餌を探して
歩き回っている後姿は・・キジバトではなさそうだ。


多分ツグミの仲間のシロハラだと思われ、
冬鳥だから春ごろまでいるのだろう。


ヤマガラは近くに寄ってくれたのに良い写真が撮れなかった。
「ゴメンナサイ」は、こちらがやらなければいけない。


これはホオジロ科のアオジだろうか。
アオジやクロジとその雄や雌がいて、私にはまだよく区別ができない。


アオジもピョンピョンと地面や枯葉の上を歩いている。
ちょっと近づいても飛び立つことなくススっと動いて距離をとり、
何かを探し続けている。


何か小さな実を見つけてくわえているようだ。


ルリビタキ

2007-01-29 17:31:28 | 近所

明治神宮といえば初詣のにぎわいや外苑を思い出すが、
本殿の近くに御苑があるのを初めて知って訪ねてみた。
江戸初期から加藤家、井伊家の下屋敷庭園であったが、
明治時代に宮内省所管となった。
83000平方メートルの苑内には雑木林に菖蒲田や広い南池がある。


この清正井は加藤清正が掘ったと言われ、
こんこんと湧き出る清水が苑内南池の水源になっている。


ルリビタキ
池の傍に腰掛けているとヤマガラがすぐ傍まで来るほか、
雑木林に入るといろんな野鳥が木の上や落ち葉の上で見られる。


ルリビタキは枝の上でゆっくり止まって、
そのきれいな羽の色を楽しませてくれた。


ちょっと変なところに止まったのがいる。
色がもう一つはっきりしない。雌か若鳥なのだろうか。

自然教育園も冬は

2007-01-28 21:06:32 | 近所

ヤマハンノキ(カバノキ科)
自然教育園も冬は花が少ない。
ユキワリイチゲのほかには福寿草が開きかけているだけ。
それと池のそばでヤマハンノキの花が静かに下がっていた。
開花とは言えないかもしれないが、こういう地味な花だ。


ハンノキ(カバノキ科)
ヤマハンノキもハンノキもよく似ている。
垂れ下がっているのが雄花序、その脇にちょこっとあるのが雌花序らしい。


トゲのある木に面白い形のものが付いていた。


サルトリイバラ(ユリ科) 山帰来
サルトリイバラの冬芽が枯れた葉柄の基部に守られているのだ。
角のように見えたのも古い蔓が残ったものだろう。


ユキワリイチゲ

2007-01-27 09:31:31 | 近所

ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)
きのう目黒の自然教育園へユキワリイチゲを見に行った。


3cm前後の小さな花が一面にというわけにはいかないが、
昨年見に来たときより、ずっとたくさん咲いていた。
イチリンソウの仲間では一番早く顔を出すようだ。


この花の色は写真で再現するのが難しい。


蕾の頃は下を向いているが、咲くと少し顔を上げる。



今年は、冬知らず

2007-01-26 08:47:42 | 近所

フユシラズ(キク科)
植物の名前に冬とか寒の入ったものがある。
おおむね今が旬のようだ。


冬の寒さも知らないように咲くのでついた名前だろう。
同じキク科でユリオプスデージーのようなのもあるのだが・・


フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)
黄色い胞子で分かるようにシダの仲間。
冬の~というからにはナツノハナワラビもある。


冬桜というのもあるが、残念ながらこれは別の四季咲き桜だ。


カンアヤメ(アヤメ科) 寒文目 
寒咲き菖蒲ともいうらしい。
寒のせいか、葉っぱに埋もれるぐらい茎が短い。


何故この種類だけ冬に咲くようになったのだろうか。

季節らしい花

2007-01-25 08:19:26 | 近所

季節が違うのでは? 
というような花が続くのもどうかと思うので、
今頃の花を撮ってみた。


ジャノメエリカ(ツツジ科)
エリカも種類が多いらしいが、このあたりで多く見るのはジャノメエリカ。
おしべの葯が黒っぽいのが特徴だ。


ユリオプスデージ(キク科)
10月にマーガレットコスモスを見たときに
すっかりユリオプスデージーと思い込んでいたが、
間違いと分かって記事を訂正した。
そのときの記事


冬の季節に咲いて葉や蕾に銀色が入った、
この花がユリオプスデージーなのだろう。

ちょっと大き目の小鳥たち

2007-01-23 22:41:55 | 近所
24日は、gooブログのメンテナンスがあるらしいので、
夜のうちに投稿する。

ヒヨドリは里でも都会でもお馴染みの鳥だが、
このブログではほとんど載せたことがない。


食欲旺盛で木の実、桜などの花、柿やミカンも好物だ。
むかし窓の外に餌台を作ってパンを置いていたときは、
こちらが起きる前から大声でねだってきたものだ。


ヒヨドリより大きな集団を作っているのがムクドリ。
もう少しはっきり撮ろうと近づくと
気配を察してピュロロンと一鳴きして遠ざかる。


ムクドリは地上を歩きながらミミズや昆虫などを食べているが、
秋には木の実や熟した柿をたべることもあるようだ。

予断だが、ムクドリはハトと同じように足を交互に動かして歩く。
スズメなどは両足をそろえてピョンピョンはねている。
それでは、カラスは?
両方できる凄い奴だ。


ヒヨドリ、ムクドリに比べると都会で見かけることが少ないオナガ。
声は良くないが、青い翼と長い尾でゆったりと飛ぶ姿は綺麗だ。
いつか、しっかりと撮ってみたい。

日差しの中で

2007-01-23 08:55:58 | 近所

前夜の雨のしずくを残しているのは夏みかんだろうか。
向こうには三椏の蕾がいっぱいに広がって春に備えている。


ミツマタの蕾のかたまりのそばに突き出した鋭い芽は、
花が咲いてから葉になる。
仲間のジンチョウゲは緑の葉っぱの中で咲くのに・・


無数の蕾があると、早めに咲いてみる花も出てくる。


福寿草は早めでなく、そろそろ時期なのだろう。


椿とメジロ

2007-01-22 08:38:39 | 近所

ありふれたツバキを撮ってみた。


おなじみのメジロとの組み合わせがあったから・・


数羽が何本か並んでいる椿の木をせわしなく行きかう。
花びらに足をかけて蜜を吸ってみたり・・


おなかを見せて葉の間にもぐりこんだり・・
元気がよすぎて写真には一苦労だった。



林の木と田んぼの草花

2007-01-21 08:22:53 | 近所

シュロ(ヤシ科)
雑木林の中ではいろんな木の次世代が生まれている。
これは小さいけれど、長い葉柄のついた扇のような葉でシュロと分かる。
生まれてすぐには脇にある普通の葉が出てきて、
その葉が大きくなり数が増えてから掌状複葉が伸びてくる。
幹が成長してくるのはこれからだ。


どんどん成長する幹は葉鞘が古くなったモシャモシャの繊維によって覆われる。
放置するとあちこちに増えて雑木林がシュロ林に変わりそうだ。


タネツケバナ(アブラナ科)
林から田んぼのあぜ道に出ると、もうタネツケバナが咲いていた。
種漬け花・・籾を水に漬けるのはもう少し後ではなかろうか。


花が咲くと間もなく細長い豆ができて、弾けて殖える。


冬芽を見る

2007-01-20 08:32:55 | 近所

森ばかりでなくどこを歩いても、いろんな木にそれぞれの形で
冬芽がついているのを見ることができる。


ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
冬芽には、枝の先につく頂芽と途中につく側芽がある。
ムラサキシキブの側芽は対生の形が面白い。


またムラサキシキブは裸芽(らが)で、葉脈まで見えているようだ。
白っぽい芽が春になるにつれて水気を帯びて生き生きしていくという。


ウグイスカグラ(スイカズラ科)
裸芽に対し、若葉のもとになるものが芽鱗に被われている冬芽を
鱗芽(りんが)といいい多くの木で見られるものだ。
魚の鱗、毛皮のコート、皮ジャンパーなどのように見えるものがある。
これらは春になるにつれて鱗やコートがはがれていく。


ウグイスカグラの徒長枝には刀の鍔のようなものがあって、
そこからも側芽が出ている。


冬芽は伸びた枝に付くのが普通だが、
ときには幹の樹皮の間から直接出てくるものもある。
無事にサクラの花が咲くだろうか。


アオギリ(アオギリ科)
以上3種に見られるように冬芽は円錐形のものが多いようだが、
アオギリの頂芽はボコボコとしている。
名まえどおり青い枝に互生の側芽が葉痕の腋から小さく出ている。


葉痕もなかなか彫が深い。


アオギリは花や実の変化が面白いが、最後はこんな姿になる。
ひらりんさんに「星の降る樹」と教えていただいたのは1年前のことだった。


森の赤い実

2007-01-19 08:44:53 | 近所

キチジョウソウ(ユリ科)
昨年10月末ごろ、我が家にも吉祥草の花が咲いていた。
吉祥草の花


しかし全く実らないので残念に思っていたら、
市民の森に群生しているところがあり、赤い実がたくさん見られた。
マンリョウなどより一回り大きい実だ。


森の中の小さなせせらぎの傍では、
高さ20cmぐらいの小さな木なのに実をつけているのがある。


マサキ(ニシキギ科)
近所の生垣でお馴染みのマサキを、
こういう風に見ると違った味わいがある。


コマユミ(ニシキギ科)
マサキやマユミはニシキギの仲間で、
ニシキギといえば枝に翼ができる特徴で知られている。
その翼のないニシキギがコマユミだそうだが、
マユミより小さな実が秋にはもっときれいだったにちがいない。