横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

今年もフィナーレ

2012-12-31 06:48:24 | 近所



2週間ほど前に書いた海軍道路の 「不朽の桜」 の記事 ↓

不朽の桜







ついに腐朽の桜たちの撤去が始まった。








カラスウリは朽ちたというより鳥たちに役立ったに違いない。








傍の広場では若者が2012年のフィナーレを演奏しているようだ。








国内外に問題も多かったがあえて明るい話題を中心に振り返れば、
ロンドン五輪、山中氏のノーベル賞受賞、金環日食、東京スカイツリーの開業などがあった。
年末には総選挙の結果3年ぶりの政権交代が行われ株式市場に景気回復の期待感が出てきた。

一年を通して元気でいられたことに感謝して、今年のシメとする。


副萼片

2012-12-29 06:08:42 | 近所



相模原公園の温室で面白い花を見た。






パボニア・グレドヒリイ(アオイ科)
ブラジル原産のパボニアとグレドヒリイの交配種だそうだ。






面白いというのは、この花の構造のことだ。
長い花弁のように見えるものは副萼片でその内側のやや短いのが萼だそうだ。
そしてもっとも内側でシベを包んでいるように見えるのが花弁なのだ。






ハイビスカス(アオイ科)
同じ温室に咲いていたハイビスカスの仲間にも細長い副萼片がついていた。






スイフヨウ(アオイ科)
これはムクゲなどアオイ科の花の特徴だそうで、3年前の夏に撮ったスイフヨウの蕾にも見られる。
しかしパボニア・グレドヒリイのように副萼片が大きく発達して派手なのは初めて見た。



近所の鳥たち

2012-12-27 06:18:13 | 近所



境川のドバン。今回はずいぶん近くに寄ることができた。






カルガモの群れと一緒にいるのだがマガモも近くに来た。






そして近くには、いつもは単独で見かけることの多いコサギが群れでいた。






一羽が見事に食べ物をゲット。
鯉が泳いでいるのは見かけるが、ちゃんと小魚もいたのだ。






しばらくすると一斉に上流のほうへ飛び立った。






家の近くに来るとツルウメモドキがはじけて赤く染まっている。
ヒヨドリが騒いでいる声も聞こえる。






近寄ってみると、なんとメジロも食事に来ていた。
これだけあると、どれから食べるか迷いそうだ。



冬のクレマチス

2012-12-25 06:23:40 | 近所



多くのクレマチスは暖かいときに咲くが冬に咲くのも何種類かある。






クレマチス・シルホサ(キンポウゲ科)
秋から早春にかけて咲くシルホサは白い釣鐘が可愛い。






秋から咲き始めたものは綿毛ふさふさの実になっている。







クレマチス・カリシナ(キンポウゲ科)
シルホサの系統で同じ白の釣鐘のカリシナも咲いていた。







カリシナは花冠の内側に紫色の斑が入っている。

年が明ければアンスンエンシスなんかも咲くことだろう。




ヤマトシジミがいた

2012-12-22 07:09:59 | 近所



今の時期は近所を歩いても草花はほとんど見られない。






お隣のビオラなど園芸の花を見るばかりだ。






そうかと思うと上瀬谷の田んぼにはタネツケバナがちらほらと咲いていた。
ちょっと時期外れかと思うが日差しの暖かさに誘われたのだろうか。






花が少なければチョウなど昆虫の姿も少なくなるのだが、
ヤマトシジミがふらふらと飛び葉の上で翅をいっぱいに広げ暖をとっていた。



伊勢原の田んぼで

2012-12-20 06:20:52 | 近所



伊勢原まで来ると横浜や鎌倉に比べて富士山が大きく見える。






伊勢原は田んぼの多い場所で今の時期まで稲わらやヒコバエが残っている。






農家の方がきれいに片づけて土を掘り返すとそこを狙ってやってくる鳥がいる。






大陸から越冬のためにやってきたタゲリだ。







長い冠羽がなかなかのお洒落だ。






多くの車が走る小田原厚木道路のすぐそばでも気にせず餌をついばんでいるが、
しかし何かのきっかけで一斉に飛び立つ。






ちょっと離れて飛んでいるのはスズメの群れだ。
あたりを飛び回ってどこか遠くに舞い降りる。






どこに降りたか分からないまま畦を歩いていると、ふいに目の前に現れたりする。

冬の間は何羽かずつで行動し春に戻るころにまた大きな群れになるらしい。



横浜 山下公園

2012-12-19 06:05:43 | 近所



大桟橋から山下公園に向かう。
公園前の道路はイチョウ並木になっている。






公園に入ってしばらく歩くと「赤い靴はいてた女の子の像」がある。

赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった
横浜の 埠頭から 汽船(ふね)に乗って 異人さんに つれられて 行っちゃった






どんどん進んで氷川丸の近くまで行くと、日米ガールスカウト友好碑「やくそく」がある。
日本でのガールスカウト運動は1920年に始まったそうだ。






「やくそく」像の近くはバラ園になっている。
















氷川丸を見学したり港内遊覧船に乗ったり花を見たり、時に大道芸にも出会う。






氷川丸の係留用の鎖の上にはたくさんのユリカモメが羽を休めていた。






ときどき飛び立ってはすぐに戻ってくる。






海面ではスズガモたちがのんびりと漂っていた。



横浜 大桟橋

2012-12-18 06:58:35 | 近所



ビルの谷間から覗く富士山。
これは横浜大桟橋から見た風景だ。






山下公園からみなとみらい方向を見る。
左に赤レンガ倉庫、その奥に帆の形をしたのがグランド インターコンチネンタルホテル。
手前の真ん中に見える埠頭ビルから右手に延びているのが大桟橋だ。







大桟橋の建屋部分の屋根はなだらかなスロープで上がれるようになっている。







ランドマークタワーなど みなとみらい地区のビル群が一望できる。
夜景や花火の見物にも絶好の場所だ。






このベイブリッジの下を通って大型客船も入出港する。







クラシックカーからウエディングドレスの女性が降りてきた。







場所を変えて何枚も写真を撮っていた。
二人で明るい未来を作っていこうとする門出の記念なのだろう。
お天気に恵まれて ハッピー !!






大桟橋に隣接して山下公園がある。明日に続く。



近所の公園で

2012-12-17 08:08:53 | 近所



家のすぐ近くの公園。早朝で人影は少ない。
午前中はゲートボール、午後は子供たちでにぎやかになる。






広場に隣接する雑木林。
一年に何度かは、どこの別荘地かと思うような光景を見せてくれる。






昨日の朝は雨が上がってから気温が上昇して薄もやが出たようだ。







これは公園とは関係ないムベの実。
アケビははじけるがムベは熟しても割れることがない。






食べてみると黒い種の周りの果肉がとても甘くて美味しかった。



境川の鳥たち

2012-12-15 06:11:58 | 近所



隣町との間を流れる境川でに何種類かの鳥が見られる。

コサギがじーっとして小魚を狙っているのだろうか。
右手に鯉がいるが大きすぎてさすがに手が出ない。







スズメたちは水浴びにやってきた。







流れではマガモやカルガモがそれぞれ群れを作っている。







本流からちょっと上がったテラスのようなところにはコガモの群れがいた。







コガモはほかのカモたちに比べてだいぶ小さい。







さらに小さいのがコガモに混じって餌をついばんでいた。
イソシギのようだ。






コガモの群れに入ったわけではなくたまたま一緒にいただけだろう。


不朽の桜

2012-12-14 06:06:04 | 近所



天園ハイキングコースで見た山桜の木は一つの根元から8本ぐらいの幹が伸びていた。






近所の海軍道路の桜並木、最初に植えられたものは間もなく40年になる。
ヤマザクラの寿命は80~100年ぐらいだとか。
ソメイヨシノはそれより短く特に道路際という環境の悪いところでは弱るのも早い。
管理者は時に剪定したり樹木診断するなど維持に力を入れている。






樹木診断の結果、伐採撤去しなければならないものも出てくる。

お知らせに「不朽が進んでいるため」と書いてあって首をひねった。
不朽とは「いつまでも朽ちないこと。いつまでも価値を失わずに残ること。」
海軍道路は不朽の桜並木と言えないこともないが・・・
真意は「腐朽が進んで」に違いなく、ワープロの変換のいたずらだったのだろう。



南天萩

2012-12-13 06:39:19 | 近所



瑞泉寺を後にして鎌倉宮方面へ歩き出したところで青い花が咲いていると呼び止められた。
急ぎ足で見過ごしていたので数十メートルも戻ったら、斜面がきれいだった。






ナンテンハギ(マメ科)
これまでナンテンハギは夏から秋の早い時期に見ることが多かった。
だからというわけではないが名前がすぐに出てこなかった。




土蕃 ?

2012-12-12 06:36:28 | 近所



所要で大和市まで行こうと境川近くを歩いているとグワーグワーという声が聞こえる。
何気なく目をやると見かけない鳥がかなりのスピードで泳ぎ先のほうのカルガモの群れに追いついた。

その時はカメラを持っていなかったので翌日もう一度探しに行った。






前日の場所には見当たらなかったが数百m上流にカルガモたちと一緒にいた。







カルガモよりちょっと小さめに感じたが、すっかりなじんでいる。






嘴に黄色いところもないし翅の模様もカルガモとは全く違う。






図鑑にも載っていなくて調べてみるとドバンという鳥のようだが定かではない。







ドバン(土蕃)はバリケンとアヒルの一代雑種で繁殖力はないそうだ。
このあたりでバリケンもアヒルも見たことがないのにどこから来たのだろう。







鳴き声はカルガモによく似ていた。


瑞泉寺

2012-12-11 06:31:30 | 近所



獅子舞の紅葉を見た後で瑞泉寺にも立ち寄った。






瑞泉寺は特に水仙が有名だが季節ごとに花がきれいで秋にはシュウメイギクも咲く。






水仙が見ごろになるのは年が明けてのことだろう。







たくさんの梅の木の下あたりにはマンリョウやセンリョウが赤い実をつけている。






センリョウの葉にはセミの抜け殻が残っていた。







ミツマタのつぼみが膨らむのはまだまだ先のことにちがいない。





獅子舞の紅葉

2012-12-10 07:01:18 | 近所



大船の今泉不動から散在が池森林公園を通って天園ハイキングコースを歩いてきた。
コースの途中で見つけたテイカカズラの種子、いくつも落ちていた。







ここは大平山というところで鎌倉市最高地点(159.2m)だそうだ。






そこから少し進んだところで瑞泉寺への道から分かれて獅子舞という谷に降りていく。
進んでいくとイチョウの落ち葉で道が黄色くなっている。







次第にカエデ類の紅葉が目立ってくる。







ぐるっと紅葉に包まれる感じだ。







平日にもかかわらずけっこうな人出だ。







獅子舞あたりが源流の二階堂川に沿って永福寺跡まで下った。
途中に鎌倉らしい切通しもあった。

獅子舞を訪ねる人は私たちとは逆に永福寺跡から上るほうが圧倒的に多いようだった。