横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

ハガキの木

2010-12-31 06:55:46 | 近所

これはタラヨウの葉っぱ。
楊枝であれ何であれ多少固いもので書くと字が浮き出てくる。





もともと端書だったハガキが葉書と記されるのはタラヨウが関係しているようだ。
ただし鶏と卵とどちらが先かという感じがする。






タラヨウは常緑高木。モチノキ科らしく紅い実がたくさんつく。







今年も一年を通じ拙い記事を読んでいただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。





冬でも咲いている野の花

2010-12-30 06:38:32 | 近所

畑のまわりを歩いているとポツポツと野の花に会う。






これはヒメジョンだろうか。今頃は根生葉で冬越しのはずだが・・・






ノボロギクは今の時期もけっこう多い。







ホトケノザも春ばかりでなく秋に見つことが珍しくない。






ナズナは咲き終わるとすぐに実をつけながら茎を延ばしていく。






タンポポは低い位置で咲いているのが多いみたいだ。




公園の花

2010-12-29 07:51:17 | 近所

公園というのはありがたいもので、冬でも何か花を用意して楽しませてくれる。

柔らかな日差しにチューリップが映える。






あちこちから花の便りが伝えられている水仙はすっきりした立ち姿だ。







寒ボケを見ているとふわっと暖かくなる。







近所でも畑まわりで毎日のように見かけるハクセキレイだが水辺にいたので撮ってみた。

と最初に書いたが思い違いでセグロセキレイだった。
池田姫さんありがとうございました。



訂正:池田姫さんのご指摘でセグロセキレイらしい。
   全体の色が淡いのでハクセキレイと思ったが、顔の特徴はたしかにセグロセキレイだ。
   

シンビジュウム

2010-12-28 08:00:06 | 近所

たくさんのシンビジュウムで作られた花の滝。







昨日、会社のOB会の会報新年号をお正月に届くよう昨日幹事一同で発送作業をした後。

一年間の労をねぎらう忘年会・二次会で盛り上がった。






地域で参画している自然観察、少年野球、日本語教室なども年内の活動を終えて、のほほんとする毎日が続く。












クレマチス

2010-12-27 07:18:04 | 近所

フェンスを頼りに蔓を延ばし白い花がいっぱい咲いているのはクレマチス(キンポウゲ科)







クレマチスは春から夏にかけて咲くものがほとんどだが、
このクレマチス・シルホサのように秋から冬に咲くものもある。







早く咲いたものはすでに実が熟して綿毛が伸びている。







こちらのクレマチス・カリシナの花期も秋から冬の間だ。







フェンスばかりかハナミズキの枝の高い所まで花を咲かせている。






内側に赤紫の斑点があるのが特徴の一つだ。






クレマチス・アンスンエンシス(ユンナンエンシス)も蕾をつけて間もなく開花しそうだ。



薄雪に花?

2010-12-26 07:16:28 | 近所

薄雪のようにも見える白いモジャモジャのところに沢山の花が咲いている。







一つ一つは1cmぐらいの小さな花。
細かい放射状 の白刺が綿毛のようなモジャモジャを作っている。







メキシコ原産のサボテンでマミラリアの仲間、園芸的には「白星(しらぼし)」と呼ばれている。
よく分頭しているので花の数も多いのだろう。



クリスマス

2010-12-25 06:07:46 | 近所
きのう、とある公園で。






そして林の中にはクリスマスローズが咲いていた。







ちょうど今の時期に咲く、これぞクリスマスローズはヘレボラス・ニゲル(キンポウゲ科)






落ち葉の上の白が際立つ。






我が家のクリスマスホーリー(モチノキ科)
昨年買ったのだがセイヨウヒイラギだかシナヒイラギ(ヒイラギモチ)だかよく分からない。





はじける実

2010-12-24 06:50:24 | 近所

我が家のそばを流れる川の上流、といっても1km程度離れただけのところで、
2羽のホオジロが止まっていた。つがいだろうか。





そのあたりの木が全体的に橙色に色づいている。






ほかの木の高いところまで巻きついたツルウメモドキの実がびっしりついていたのだった。







農道にはコセンダングサの実が枯れ色で残っていた。






畑にはところどころマサキが植えられている。境界など何かの目印になっているのだろう。






ツルウメモドキもマサキも同じニシキギ科。実の弾け方が少し違う。





まだ、もう 咲いている

2010-12-23 07:18:50 | 近所

向こうのほうにルリビタキがいるなと思ったら妙な所に止まってしまった。
この子は錆びた鉄が好きなのか。

今年はまだ雄を見ていない。





ウグイスは地鳴きが聞こえても、まだまだ姿を見せない。

ウグイスカグラが一輪だけ今頃まだ咲いていた。もう咲いていたではないと思うのだが・・






ダイコンソウも一株だけ、まだの口だ。






ユキヤナギは、もう咲いているという表現でいいのだろう。






ソシンロウバイはあちこちで咲きだしたようだ。







青空に冬芽

2010-12-22 07:24:54 | 近所

カエデの紅葉もほぼ終わり紅くなりきれなかったのが少し残っている。





青空を背景にすっかり葉を落としたアカシデの冬芽がきれいだ。






コブシにも白い毛におおわれた冬芽がたくさんついている。






一番高い所に冬芽でないものが二つ並んでいるのを見つけた。
カマキリの卵のうだ。高い所に卵を産むときは冬に大雪になると言われるが、どうだろう。

昨夜は大雨で皆既月食も見られなかった。


観察会で

2010-12-21 07:29:04 | 近所

自然環境保全センターの観察会に5歳の子供がお母さんに連れられて参加した。

一緒に歩きながら話していると、10日ほど前に鐘が嶽を登っていた保育所の子供たちの一人と分かった。
私は最後尾を歩いていたが、この子は先頭のほうだったので顔を覚えていない。





普段から自然の豊かなところを歩いているせいか生き物が好きなようだ。
そのうえ目がいいので小さな虫にもめざとい。
カワラタケのあたりにいるハムシに似た赤い虫も見つけてくれた。





キノコを食べて生きる虫の仲間でアカハバビロオオキノコムシあたりだろうか。






樹皮の裂け目にいるクヌギカメムシの卵を見て、
緑色で小さくて丸い卵が並んでいて全体で幼虫みたいに見えると的確な表現をする。






七沢森林公園のハッピーリボンLED
夜にはあの橋のところが光るんだよと教えてくれる。
活発でしつけの良い子供であった。




生垣

2010-12-20 07:28:13 | 近所

厚木郊外、このあたりの旧家と見える。






石垣の上に黒板塀そして高生垣という姿が美しい。







生垣に使われているのはカナメモチだった。

最近の生垣に多いレッドロビンはカナメモチから作られた園芸種だそうだ。







高生垣のお宅から少し歩いたところの生垣にはヒイラギも使われていた。

そこにトックリのようなものをクモの糸が巻いていた。






ナガコガネグモの卵のうだ。
覗きこむことはできなかったが、中には優しく糸に包まれた卵がたくさん入っているのだろう。





シャコバサボテン

2010-12-19 06:57:54 | 近所


昨日は快晴だけれど気温の低い一日だった。

シャコバサボテンは室内で温かそうに咲いている。




関係している少年野球の6年生最後の公式戦が寒い中で行われ3位だった。
例年より好成績のまずまずの1年であった。

これからは来春に向けて5年生以下の練習に力を入れることになる。





近所の鳥

2010-12-18 06:46:28 | 近所

近くの畑のほうへ歩いていく途中、声のするのを追いかけると、電線にツグミが止まった。
エノキなどの実を食べて一休みというところか。






畑の傍の林の方へ行くと細い木の間でシジュウカラが動き回っているところに、
さーっとやってきたホオジロがすぐまた飛んで行った。






コゲラのほうは飛び回らない代わりにコツコツやりながら歩き回って忙しい。






畑の奥の方にキジがいるのに気づいた。
こちらの気配を感じるとスタコラと逃げるのでじっと様子を窺うことにした。

しばらくして左の小高いほうへ上がって方向を変えて林に入った。





そして林の中を早足で抜け、私の立っている道路を横断して草むらに姿を消した。






林の縁にはモクゲンジの袋果が弾けて種が顔を出していた。





紅い実

2010-12-17 06:07:58 | 近所

梅が咲いていた近くに紅い実をいっぱいつけた木があった。






山茱萸・・・サンシュユ(ミズキ科)だった。






茱萸とはグミのことでなるほど実の姿はグミに似た形だ。





ちょっと口にすると酸味が強かった。

丸い花芽と先のとがった葉芽が次の出番を待っている。






ニシキギ(ニシキギ科)
こちらも紅い実のニシキギだが、サンシュユに比べるとずっと小さい。

翼のある枝でニシキギと知れた。