妻でなくて褄 2015-02-28 06:01:55 | 近所 昆虫生態園で見たツマムラサキマダラ。妻紫ではなくて褄紫だ。 翅表の先端の方つまり褄が光の加減で紫色に光るので名付けられた。 ツマムラサキマダラのカップル。白い線がたくさん入っているほうが雌だ。 あぶれた雄がカップルの傍にいる。 こちらはツマベニチョウ。うん? 翅裏は地味だが。 翅表を見ると、なるほど褄紅だ。 この個体は、褄先の色が違って雌かな。 ツマグロヒョウモンもいた。残念ながら雄だ。 雌だと褄が黒というか濃い青の模様が入る。
ボケとジョウビタキ 2015-02-27 06:34:18 | 近所 多摩動物公園は一休みして。 上瀬谷通信隊返還に伴って空き地の家庭菜園なども少しずつ整理に入っている。 そういうことと関係ないかのように真っ赤なボケが咲き始めた。 蕾をたくさん持っている。 茂みとの境目あたりにジョウビタキがいて、食べ物探しに懸命だった。
温室のチョウたち-1 2015-02-26 06:14:30 | 近所 多摩動物公園の特色として昆虫館・昆虫生態園が上げられる。 昆虫館には昆虫の分類など解説とともにさまざまな昆虫が飼われていたり多くの標本もある。 昆虫生態園は温室になっていて南方系のチョウを一年通して見ることができる。 まずマダラチョウの仲間から。アサギマダラは関東地方でも夏頃よく見かける。 秋になると南下をして南西諸島まで渡るらしい。 リュウキュウアサギマダラは奄美大島以南に生息する。 ツマムラサキマダラは沖縄本島以南で見られる。 褄紫という名前の所以はうまく撮れなかったけれど次回にでも紹介したい。 スジグロカバマダラとなると更に南の宮古島以南ということで、台湾に多い蝶と言えそうだ。 トップの写真のチョウはオオゴマダラ。沖縄本島以南に生息するという。 翅の開帳幅は13cmぐらいで日本最大級だという。 チョウたちには花の蜜だけでなく蜂蜜10%スープも用意されていた。 蜂蜜だけに群がるのでなくいろんな花を訪れている。偏食ではなさそうだ。 瓶に挿したホウライカガミの葉で産卵しているのもいた。 リュウキュウアサギマダラも交じっていた。 いつか沖縄などの自然の中で観察したいチョウたちだ。
私もコウノトリ 2015-02-25 06:10:05 | 近所 多摩動物公園ではニホンコウノトリとナベコウが同じ鳥舎にいた。 ナベコウはコウノトリの仲間でアフリカやユーラシア大陸に住む。 日本には冬期にまれにやってくるそうだ。 餌場で大きな赤い嘴を使って小魚を食べていた。 光沢のある黒、紫、緑それに白の羽があか抜けている。 少し大きな水場で水浴びをする。 その後は大きな羽ばたきで水を切った。 フェンス際の木が植えられているところにはオシドリたちが休んでいた。 ツガイが仲良く休んでいる。 オシドリ夫婦は仲良きことの代名詞みたいだが、雌が産卵すると雄は去っていくそうだ。 卵を産むまでは傍にいてほかの雄にとられないように見張っているのかもしれない。 相手を見つけられない雄もたくさんいるようだ。。
鳥の仲間だけれど 2015-02-24 06:00:50 | 近所 多摩動物公園にオオフラミンゴがいた。 フラミンゴの仲間のうちオオフラミンゴはアフリカやユーラシア南部に生息する。 羽の色が最も鮮やかなのはアメリカなどに住むベニイロフラミンゴだそうだが、 オオフラミンゴの羽は淡いピンク色をしている。 動物園で飼育されていると食べ物の影響で色が薄くなっていくのかもしれない。 一本足で立ったまま長い首を折りたたんで寝るのは鳥の仲間らしい光景だ。 こちらはダチョウの子供。うずくまって長い首を地面に横たえた形で寝ている。 脚は早いけれど飛べなかったり、鳥の仲間としてはちょっと変わり者だ。
人気者たちの様子 2015-02-22 06:38:41 | 近所 動物園にはさまざまな人気者がいるが、常時はしゃいで見せてくれるわけではない。 ライオンのフィールドはバスに乗って中まで入って観察したりちょっと餌をやったりできる。 しかし上から覗くとだらーっと寝そべったり大人しいものだった。 チンパンジーは壁に寄りかかって日向ぼっこ。動く気配がない。 そういうのに比べるとチーターはきりっとしていた。 周囲の警戒に怠りない。 チーターの近くにサーバルというのがいた。 ライオンやチーターと同じくネコ科だけれど、ネコ属ということで確かに猫に似ている。 アフリカ南部の草原や沼地に住んで小さな哺乳類や鳥類を捕まえるらしい。 耳の大きさが際立ち聴力のすごさを思わせる。 なお、今日2月22日はニャンニャンニャンで猫の日だそうだ。 体の大きいゾウも人気者の代表だ。 3頭のアフリカゾウがいた。 右側の2頭は39歳の雌(ちーき)と5歳の雄(とむ)だ。 とむの方がまだまだやんちゃな子供でちーきが遊び相手と教育係をやっているようだ。 とむが体をゴリゴリ押し付けていったりしてもちーきが優しく受け止めていた。 左側の大きいゾウは推定50歳の雌(アコ)だ。 もう40年も多摩動物園に住んでいるそうでアフリカ象としては国内最長寿だ。 なおアジア象の国内最長寿は井の頭自然文化園にいる「はな子」で68歳だそうだ。
孔雀 2015-02-21 06:25:44 | 近所 多摩動物公園の園路にクジャクがいた。こちらに気づいても平気な顔をしている。 何のためらいもなくこちらに近づいてくる。 傍をすりぬけ、園路を下って右に曲がる。 枯葉の多い草地に入っていった。 枯葉を分けて食べ物を探し始めた。 通りがかったスタッフに聞くと、夜になっても鳥小屋に戻ることはないそうだ。 ほかにも何羽かいるらしい。 羽を広げてくれなかったけれど、頭から尾羽まで素晴らしいデザインで繊細なつくりだ。
飛び回る鳶 2015-02-20 06:35:49 | 近所 江の島名物のトビ。いたるところに飛んでいる。 田んぼや原っぱでは高いところを舞っていることが多いが、 江の島では海風を利用できるからか低空飛行で手が届きそうだ。 中には砂浜のすぐ上を翔け抜けるのもいる。 鋭い目で何を狙っているのか。 しかし何かをつかむところはなかなか見かけない。
巣と葉 2015-02-19 06:18:45 | 近所 この季節は林の縁を歩いても草花の姿はまだ見えない。 しかし枯葉ばかりでなく変わったものを目にすることもある。 これは何か鳥の巣が落ちたのかと思うような塊だった。 木の皮を細長く割いたものに綿のようなものが絡ませてある。 知人たちによると数日前に樹上で日本リスが動き回っていたとのことだ。 リスの巣が何かの原因で落ちたものらしい。 林の一部ではキツネノカミソリの葉が枯葉の間から出ていた。 この時期に葉っぱで作った栄養を球根にためて夏の花に備える。 役目を終えた葉っぱは夏前には姿を消してしまう。 キツネノカミソリの葉が顔を出す前に誰かが枯葉を取り除いてしまったらしい。 葉が黄色いのはどういうことなのだろうか。
おたまじゃくし 2015-02-18 06:29:26 | 近所 今日はまた気温が下がって雨が雪に変わるかもしれないが、 先日の日曜日は日差しが暖かで自然環境保全センタものどかだった。 それでも池では水面に張った氷が少し残っていた。 池の浅いところではヤマアカガエルの卵塊がたくさん見られた。 立春のころに産卵して親はもう一度冬眠しているのだろう。 3月になればたくさんのオタマジャクシが見られるに違いない。
鷽 2015-02-17 06:30:54 | 近所 神奈川県自然環境保全センターの朝。桜の木にウソがいるという。 なるほど2羽の姿が見られるが青空を背景に逆光でうまく撮れない。 がっかりしていたら、ミニ観察会を終った夕方にまた戻ってきてくれた。 太陽が低くなってウソの姿がはっきりした。 ウソは桜の花芽や蕾を食べる。したがって今の季節に多く人の目に触れる。 ソメイヨシノが特に好きというのは嘘か本当か。 食べ方が雑なのか、木の下には花芽のかけらがいっぱい落ちていた。
きのうは暖かだった 2015-02-16 09:38:55 | 近所 きのう七沢を歩いていたら黄色いものがひらひら飛んで枯草の上に止まった。 飛んでいると黄色が鮮やかで少しこぶりなのでキチョウかと思ったが、 止まったのを見ると紋がしっかり見えてモンキチョウだった。 モンキチョウは幼虫越冬だが暖かさに早々と羽化したものらしい。 もう一頭がやってきて絡む場面もあった。
集団で漁をする 2015-02-15 06:41:18 | 近所 片瀬西浜から江の島弁天橋方向を見ると黒っぽい鳥の大群が舞っていた。 暫くすると海面方向に下りて見えなくなった。 数百m歩いて片瀬漁港までくるとカワウがたくさんいた。 カワウたちは小魚を追いかけ時々潜ったりしている。 左右のカワウが魚をくわえているようなのでトリミングしてみる。 まず左側のカワウの嘴の先にははイワシかボラのようなのがいる。 右側のは何か分からないが少し大きい魚をくわえているようだ。 境川ではカワウのそばにコサギたちがお相伴にあずかろうとしていたが、 ここではカワウのすぐ上をカモメの仲間やウミネコなどが飛び回っていた。 江の島名物のトビまで参加していた。 カワウたちは時に飛んで魚たちを追い求めていた。他の鳥たちの期待も背負って・・・
江の島・富士山・サーフィン 2015-02-14 06:09:15 | 近所 昼から思い立って江の島へ行ってきた。 サイクリングでやってきた人たち。犬と散歩する人。 みなさん気持ちよさそうだ。 しかし海は思いのほか風が強くなって白波が立っている。 こうなれば当然サーファーたちが楽しむところだ。 たくさんの人が海にいたが波に乗れた人はそう多くないように見えた。 サーフィンは一度もやったことはないが、けっこう難しいものなのだろう。
牡丹 2015-02-12 06:51:40 | 近所 大船フラワーセンターでフユボタンが雪囲いされていた。 雪が降ったり積もったりしていないと今ひとつ風情がない。 フユボタン(ボタン科) 冬牡丹といっても寒牡丹のことではなく、人為的に今ごろ咲くようにしているらしい。 少し離れた場所に紅いフユボタンも置かれていた。 ハボタン(アブラナ科) 近所でもよく見かける葉牡丹はボタンの仲間ではない。 こういう葉の様子が牡丹の花に似ていると名付けられたようだ。 フラワーセンターではいろんな種類の葉牡丹が集められていた。 単独で見せられるとアブラナ科かなとは思っても葉牡丹にはたどりつかないかもしれない。