「ここでぇ昼めし食っちゃうとぉ、Gホテルの夕飯がうまぐねぇんだよなぁ」
初めて入った中華街の『酔仙酒家』で料理を待っていたら、隣の席からこんな話し声が聞こえてきた。 茨城のぉ方々みだいだねぇ。
これは期待、大。そもそもおっさん二人飯の相棒オススメだから間違いはないはずだけど。
間違いなかった。
「叉焼葱油飯」(チャーシューとネギのかけご飯)は、ご覧の通り長ネギの山盛りが食欲をそそるビジュアルだ。
そのトッピングが、常温とはいえやや冷たい印象。温かいのはご飯だけで、特に冷え込んだ今日はもっとあったまるものにすればよかったかな・・・なーんて思ったのも束の間、シャキシャキの長ネギとさらにピリッとくるタレのおかげで、みるみる頭皮がジトッと汗ばんできたのである。
辛いけどうまい。うまいけど辛い。
辛いからと休んでいるとツラくなってくるのでとにかく食い続けなければならない。そんな辛うまハッピーパターンがやってきた。この作業を永遠に繰り返していたいと心から思うのだ。これでスープがついて500円ポッキリは、かなり嬉しい。見た目こそシンプルなのに、さすが中国四千年の歴史、素晴らしいランチになった。
たしかにこの店もスゴイけどね、こんな店を知ってる茨城のぉひどたちもぉ、かなりスゴイっぺ。
ネギといえば・・・これを思い出した。これも。