湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

感動まりもやし

2010-10-06 20:38:26 | B食の道


世の中に、こんな幸せがあるのだ。
大好きなもやしが、これでもか!といわんばかりに山盛りで運ばれてきたぞ。

この本にも載っている『まりも食堂』だ。以前、自転車で来て以来である。あのとき、他のお客さんが食べていた魅惑の「野菜炒め定食」(700円)に、遂にありつけた。

カウンター越しに見える調理風景。
まさかその中華鍋いっぱいに踊っている具は、オレの野菜炒め?
どーでもいいけど、すごい量だよ。でも、他にお客さんいないしなぁ。やっぱりオレのだよねぇ。
そうか、もう1時過ぎだから、自分たちの“まかない”も一緒に作っているに違いない…
と思いたかったが、はたしてその全部がシッカリお皿に盛られてドーン出てきたというわけだ。
その山のほとんどを構成しているのが、もやしである。嬉しいことに。

町の中華屋さんによくある楕円形のお皿なので決して大きくはないが、それでもこのボリューム。圧巻である。前回、羨望の眼差しで眺めていたはずなのに、いざ現物を目の前にすると、唸り声しかでなかった(笑)。

実際、食べ始めが大変だった。少し箸を入れるだけで崩れてしまうのだ。いったいどうやって盛り付けた…というか、積み上げたのか(笑)。当然、バラバラとお皿の外にこぼれてしまう。まずは、それをお箸で拾い上げながらの格闘である。
味は、辛さは十分だが、好みでお醤油をどうぞというレベルか。僕にはちょうどいい位だけど。
なんといっても、もやしの歯ごたえがいい。大きくつまんで口いっぱいに頬張ると、その歯ごたえはさらによくなる。そこに、キャベツや人参がからんで、幸せは、どんどん増幅されるのだ。
おぉ、豚バラの破片を発見!
脂身だ。これがまた、素晴らしい旨みを出しているに違いない。
もう、止まらないよ。夢中で食いまくった。

ただし、気を付けなければならないのが、ご飯とのバランス。実はご飯だって十分な量なんだけど、なんてたって、もやしが…いや、野菜のボリュームが!

ちなみに、メニューには「野菜いため」に冠の載った「肉野菜いため」もあるが、
こちらは900円と200円増し。どのように盛られて出てくるのだろう(笑)。