今日のゲームの持つ重大な意味は、わかっていた。
だから、みんな国立競技場まで足を運んだ。
だから、みんな声を張り上げ、手拍子を続けたのだ。
3-0で完敗。
ゲーム後、ゴール裏にやって来た選手たちに掛ける声も、称える拍手も、僕にはもう残ってはいなかった。
残留のためには、残り9試合で最低でも8勝1分がノルマだろうか。
しかも、その対戦相手の多くが上位を狙うクラブだ。
そうなると、こっそりピッチに二人ほど多く立たなければ、まともなゲームなど出来ないんじゃないか…そう思わざるを得ない今日の展開だった。
いや、エメ&アジコンビの推進力でもあれば、一気に打開していけそうな気もするが、それはないものねだり(笑)。
とにかく、最後の最後まで、枯れた声を出し続けよう、痛むヒジ(笑)で手拍子をしよう。
今できることは、それしかないんだ、僕には。
1点目を奪われた直後、フィールドプレーヤーのところまで行って(たぶん)「落ち着け」「慌てるな」と声をかける野澤選手。ところが、わずか1分後にまた失点。
フットサルも宿敵大阪に逆転負け。また負のスパイラルにはまってしまった…