湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ハムカツみたいなメンチ

2009-11-15 20:16:16 | B食の道


日曜日、午後1時半だ。
先客は3名。すべておじさん。それぞれがビールや焼酎割りのようなアルコールをやりながら、野菜炒めやチャーハンを食べている。お客の前にはすでに料理が並んでいるのに、厨房のお父さんもお母さんも忙しそうに動いている。
ここは、藤沢駅から32号線を長谷の大仏に向かう途中、右側にある『まりも食堂』だ。創業45年だという。名前の由来はわからないが、隣の飲食店も『小樽』なので、北海道関係ということかな?
背筋を伸ばしてカウンターの向こうを見ると、お父さんが僕のメンチを油からあげたところ。するとお父さん、厨房から岡持ちを手に出てくるとジャンバーを羽織ってそのまま外へ。バイクにまたがって行ってしまった。
そうか、忙しそうに “店屋物”を作っていたんだ。
僕の『メンチカツ定食』(850円)は、後工程をお母さんが受け持っていた。
デカイ!
しかも、2枚!
キャベツとポテトサラダも載っている。冷奴とお新香、それに具だくさんの豚汁も。もちろん、ご飯も山盛り。


メンチのサイズがわかるようにお盆にケータイを置いたので、その大きさをご確認いただきたい。確かにデカくて2枚なのだが、実はハムカツのように薄いのだ。こんなに薄いメンチカツは見たことがない。僕としては、そこが気に入った。他にはないところに価値がある。価値があるけど、間違いなくB食。ここまで来た甲斐があったというもの。
薄いので簡単にお箸で切り分けられるのだが、ここはあえてガブリといくのが醍醐味。口の周りは、すでに油やら衣やらでベトベトだ。ご飯もたっぷりあるので、このガブリがずっと続く。薄いといったって大きいから、そりゃ食べ応えも充分。いやぁ、幸せだなぁ。
それにしても、隣のおじさんのもやしたっぷりで山盛りの野菜炒めが気になる。白っぽいカンジで、あれを口いっぱいに詰め込んでモグモグやりたい。
まもなく昼の部終了の2時になるが、お客さんが次々とやってくる。お母さんがビールを出していると、実にいいタイミングでお父さんが配達から帰ってきて、そのまま厨房で中華鍋を振るう。お客さんも巻き込んだうまい流れができている。実にいい店だった。


客席と同じくらい広い厨房。出前があるので、これでいいのだ。


地味な外観なので、うっかり見逃してだいぶ先まで走ってしまった!しかも、前が坂になっているので、自転車がうまく置けない(笑)

そういえばここのは厚くて大きかった。でも1枚。

湘南ベルマーレフットサルチーム5連勝!
しかも、2年連続Fリーグチャンピオンの名古屋にアウエーで初勝利!

女子バレーのグラチャンを観てたら、スゴイことを発見!
誰ですか、考えたのは!
ユニフォームの両肩に「サロンパス」が貼ってありますよ!