友、今度は自転車で来る

「東京まで行ってくる」
そう家族に言ってママチャリにまたがったという。最寄り駅である元町中華街駅に自転車を停めて、電車にのるつもりだったらしい。
今日から一足早い夏休みの歩く友人の話だ。
ところが、ペダルをこいでいるうちに調子が出てきて駅を通り越し、どんどん北上、お昼にはウチの会社の前に現れた（笑）。
確かに東京だけど。ただし電車でじゃなくて、しかもこの炎天下に。
「家を出る時には自分でも、こんな所で自転車こいでいるなんて思いもしなかった」
って、オレだって、いつもの昼の散チャリコースを大学時代の友人と一緒に走っているなんて想像もつかなかったよ。
というわけで、さらに東大前まで走らせて、『こころ』でランチ。すいていてゆっくりできるので（笑）。
あのときの話や、彼の前の職場でもある横浜松坂屋の話、あれからあの店には何度も行ったという話などなどを。
どうやら僕たちは、お互い子供が手を離れ単独行動が多くなり、それってけっこう楽しいじゃんってことに目覚めたのだ。
そして、特に計画性もなく、行き当たりばったり、なんとかなるさ、いつだって風まかせ波まかせ。さらに、お互いを干渉し過ぎないスタンス…そんなところが似ているようだ。
もちろん、またいつ会おうなどという約束をすることなく別れたことは言うまでもない。


今朝は久しぶりに空気が澄んで青空。富士山もよく見えました。