湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

頬張りは欲張りか

2009-07-21 21:58:58 | B食の道


好きな食べものを口いっぱいに頬張ること。これ、幸せを感じませんか?
例えば、チャーハンとか、焼きそばとか、丼ものとか、5個入りの薄皮クリームパンとか。
わかりやすく言うと、ペヤングの「カップ焼きそば」だったら3口位で食べちゃうのが理想ですね。ちまちま食ってるより絶対にうまい。口腔内全体で必死に味わい尽くす感じ。フンガフンガ、モグモグ噛み締める楽しさ、うまさよ。
それから、納豆は1パックを一口でいきたいところだが、残念ながらいつもちょっとだけ残っちゃうんだな。
えっ?ご飯に載せて食べないのかって?
納豆は納豆だけで食べるのが好きなんです。ご飯と一緒にしてしまうと、どうも納豆自体、大豆本来のおいしさが薄れてしまうような気がするからね。
まず納豆のみでいただく。そこから僕の朝飯は始まるのだ。もうここ何十年ものスタイル。
話を戻そう。口いっぱいに詰め込む至福である。たぶんハンバーガーが好きなのも、この流れではないかと考える。ハンバーガーは、自分の好きなだけ思い切りガブリとやれるからね。しかも、こいつはいろいろな要素が混ざりあって、口いっぱいの最高峰と言えるかもしれない(自分比)。
今日は菊坂下の『ゑちご屋』で「大盛りチャーハン」(ひじきの小皿、きゅうりのお新香とたくあん、スープつきで650円!普通サイズは550円!)。12時15分入店で、配膳されたのが48分(忘れられていたわけではないからすごい)。大きな口を開けて目一杯頬張る作業をひたすら繰り返した。
ただ、実は幸せ度が低かったのだ。それは、時間に追われているからに他ならない。
時間があるからこそ、目一杯頬張る至福はある。ただし、時間があっても目一杯頬張れば=早食いな。当然、幸せな時間は短くなるということだ。
これが何とも悩ましいところなのである。