石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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 電話・FAX 076-245-6581

「スマイルケア食」知っていますか?

2019-02-20 10:41:42 | 日記
aff2月号 特集「スマイルケア食」より

農林水産省が平成26年から「スマイルケア食」という新たな介護食を提案。
食べやすさだけでなく、味付けや見た目にもこだわった食品が製品化されている。


65歳以上の在宅療養患者の
  約7割は低栄養のおそれあり
  約5割は飲み込むことに問題あり
  約3割噛むことに問題あり


低栄養による悪循環
かむ力やのみこむ力が弱くなると、食べるものが偏ったり、食事の量が少なくなったりして
活動に必要なたんぱく質を筆頭とする栄養素とエネルギーが足りない状態になる。


固いものをかむことが困難な人や誤嚥がある人は、BMI(肥満度や体格を示す指数)の数値が低くなるというデータあり。


このような状態が続くと、筋肉量が減少して骨折しやすくなるほか、免疫力や認知機能の低下につながる。


活動が億劫になり、消費エネルギーが減少し、食欲が低下して、さらなる栄養不足を招く


食べる既往が弱くなった人が、普段の食事で効率よくエネルギーを摂取できるように作られたのが介護食品。
これまでの介護食品は見た目や食感などの点で食欲をそそりにくいという課題があった。
そこで「スマイルケア食」が提案された


スマイルケア食は3種類に大別される
 状態に応じた3種類8段階のマークがついている
 食べる人のかむ力や飲み込む力の状態にあったものを選ぶことができる



どこで購入できるの?
 スーパー・ドラックストアなどの介護用用品コーナーで扱う店舗が増えている
 近くに扱うお店がない場合は、各メーカーのWebサイトや、介護関連のオンラインショップなどから購入できる


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健康寿命を延ばすために、歯についての指導も行われています。
歯は本当に大切なのですね!

私たちは生きるために食べています。
何を食べるのかが重要ですが、
かむ力や飲み込む力が弱まった方には介護食品をうまく使って健康を保っていただきたいものです。

aff2月号は農業と福祉の連携というテーマでした。
安心安全でおいしい介護食品が提供され、手軽に利用できるようになるといいですね。

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女性の視点からみる地域防災講座開催される!

2019-02-18 10:18:08 | 日記
平成31年2月16日(土)10:30~16:00
石川県女性センター 2階大会議室

あいさつ 石川県女性センター館長 吉田朗子

平成27年度より、女性の視点からみる防災講座を開催している。
石川県では女性防災士が1000人達成し、目標2000人にむけて支援を行っている。


基調講演「地域の防災力に必要なものとは~被災・復興の過程から見えるもの~」
講師 (公財)せんだい男女共同参画財団 理事糖 木須八重子氏




体験談を聞き、追体験することで防災意識が身につきやすいとのこと。
今回は9つのエピソードから、自分ができることを考えてほしい。

エピソード1 「岩切・女性たちの防災宣言」 震災の起こる9カ月前にできた
        女性対象のワークショップで話し合ったことをまとめたもの

エピソード2 私たちはまだ大丈夫という人だって傷ついている。
       立ち直れる人は早く回復して、他の人たちに何ができるかを考えてほしい!

エピソード3 資生堂 ビューティ支援活動 
       日常そこにあったものが手に入らない。日常を取り戻していく事にも気を留めること!

エピソード4 仙台商工会議所女性部会 七夕を折る
       黙って手を動かす⇒その輪が広がる⇒口が動く⇒心が開く  被災者によりそう活動だった

エピソード5 支援の最後のセーフティネットを支えた区役所職員
       職員だって被災している中、保育所再開の決断を行う。支援する側に女性が必要。
       男女の差はなかったが、日頃の仕事の仕方で差がでた。

エピソード6 仙台市男女共同参画センター職員と市民グループ
       自分たちにしか出来ない支援とは何かを考え、洗濯ネットワークを作った。
       普段からの市民グループとの協働で実行につながった。

       10代の子どもたちやシングルの助成には支援の手が伸びにくく、我慢していることが多い


エピソード7 手仕事と女性たち
       設置された種解除を使って、手を動かして物をつくり、販売した。
       支援できないといわれる事が多いが、手仕事は回復する手立てになる

エピソード8 にしっぱら新聞 女性たちが仮設住宅新聞をつくる
       ちりちりバラバラになった地域の人、仮設住宅だけでなく、みなし仮設住宅にいる人たちに
       情報を届ける。2019.2月まで続いた

エピソード1プラス その後の岩切の女性たち
       宣言をしたものの、実際にはできなかったことをまとめあらたな宣言を作る
       今は仙台市の防災リーダーとして活躍中


ハードの面は進んできたが、「心の復興」には完了はない
前にすすむために大切に扱いたい!
かわりに生きることはできないが、自身が回復するサポートはできる!!

「よりよく生き延びる」本を発行


生活を支える力が重要。

ふだんやっていることがつながる。
いろいろな視点(気づくこと、人)が必要になってくる。

女性が参画する社会は、防災にも復興にも強い力をもつ!!
ふだんあなたがすでにもっていると気づいた力(共感力)を、地域の防災力としてアウトプットし続けてください。



ワークショップ「避難所運営を体験する~平時にできないことは非常時にできない~」
講師 北陸学院大学人間総合学部 教授 田中純一氏



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東日本大震災から8年たった。
その間に大雨、洪水、土砂崩れ、地震と大きな災害が起き、沢山の方が被災された。

どのこ地域でも「忘れられる」ことが一番つらいという。
前に向く力を後押しするためにも、共感力を高めたいものだ。

想定外のことが同時に多発したという中、教訓として引き継ぐことも大事だが、
いろいろな人が集まり暮らさなければならないということを想定し
普段から、いろいろんな人の立場にたって考えてみることが重要なのだ。

早く日常にもどるために、何ができるのかを色々な人の視点で考え
サポートすることができるように、地域での交流や訓練が必要とされている。

日々のつながりが大切だということが、改めて実感できた。

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小正月を祝ってお茶会で親睦を深める~~~松任生活学校

2019-02-18 10:02:27 | 日記
平成31年2月15日(金)13:30~15:00
松任公民館

小正月は富山では女の正月ともいわれ女性をねぎらう行事があるそうです。
お茶の先生にお願いして抹茶とお菓子をいただきながら交流会を行いました。

メンバー手作りのオレンジピールもお茶菓子に加え
美味しいお菓子とお茶をいただきながら、何気ない日常の話に花がさいたそうです。




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中谷会長と一緒にお茶とお菓子をいただきました。おいしかったです。ご馳走様でした。
県大会後、久しぶりに顔を拝見する方々がねぎらってくださいました。

楽しい雰囲気でたくさんのおしゃべりができたと満足そうでした。
お世話する役員の皆さんお疲れ様でした。

普段の話をしながら、生活課題を見つけていくというの生活学校運動のひとつです。
何気ない井戸端会議の中に、課題が隠れています。
お互いをねぎらいストレスを発散でき、次への活動の活力になるのならすばらしいことです。
メンバーが高齢化する中、こうして集まり顔を合わせ話をすることも
高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりの一つと言えます。

高齢者だからこそ見えてくる視点もあるでしょう。
町のサービスが高齢者にとってどうあってほしいのかを話し合い
よりよいサービスへつなげていくことが大切ですね!

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平成30年度第2回LPガスお客様相談所委員会開催される!

2019-02-15 09:51:29 | 日記
平成31年2月14日(木)12:00~14:30
石川県鉄工会館 2階会議室
参加者 12名   消費者団体(石川県婦人団体協議会、みらい子育てネット石川県地域活動連絡協議会
               石川県新生活運動協議会

1.平成30年度LPガスお客様相談件数について
   全国では相談件数は減少したが、石川県では47件/29件(昨年同時期)と増えている。
   内容は保安(容器処理についてカセットボンベを除く)とカセットボンベの処理についてが多かった

2.平成30年度下期の県内におけるLPガスお客様相談内容及び回答について
   相談内容と回答についての説明後意見交換会
   カセットボンベ処理についての相談が多かったのは、北海道の事件があり心配になったのではないか。

   カセットボンベ処理については、日本ガス石油機器工業会のカセットボンベお客様相談センターを紹介
                   フリーダイヤル 0120-14-9996(受付時間 平日10時~17時 12時~13時は除く)   
   保安(容器処理について)は、販売店の名前が確認できないほどふるくなったボンベの処理についての相談が多かったようだ


3.平成30年度ゆるやかな見守り活動の実施結果について
   活動を初めて4年目になる。19市町全てに協定を結んでいる。
   今年度は5161軒(昨年 4268軒)に訪問し、ガス栓カバーの装着は1645(昨年1033)

   販売員が高齢者の一人暮らしや高齢者だけの世帯に訪問し、安全の確認を促しながら緩やかに見守る活動
   訪問された方の感謝の言葉や行政につなぐ事例も上がっている。

   本年度は、粗品「ふきん」をもって、付近ににきましたと一言かけて訪問を行っている
   

4.LPガスお客様相談所の広報について
   ラジオCMを入れているが、今後はスマートフォン向けのホームページを作成し認知を図りたい

5.その他
  石川県消費生活支援センター  センターへの相談件数は4年ぶりに増加し、架空請求が3割を占めている
                 LPガスについて相談 12件/15件昨年同様期間
                 相談内容は、料金が高い、アパートのガス料金が高い
                       契約変更時の撤去費用の請求が主なもの

  石川県生活環境部生活安全課  消費者安全法により消費者安全確保地域協議会(見守りネットワーク)の設置は県内5市町
                 設置のお願いをしている

  石川県危機管理監室消防保安華 経産省の取引適正化ガイドライン及び液石法例並びに通達の遵守にむけ
                 訪問、指導を行っている



そもそも LPガスお客様相談所って?(全国LPガス協会資料より)

  都道府県LPガス協会及び全国LPガス協会に「LPガスお客様相談所」を設置し、お客様からの様々な相談に対応

  全国48か所の相談所に寄せらてた相談件数は、平成23年度をピークとして、近年減少傾向になっていたが
  平成29年度については、前年度対比85件の増加

  相談内容の近年の傾向としては、小型容器(カセットボンベを除く)の処理等の「保安について」と
  料金の透明化・取引お適正化に関係する「LPガスの価格について」が増加する一方で
  「販売店の移動」「設備関係」については減少している。


  ★経済産業省において、料金の透明化・取引の適正化を図るため、昨年、制定された取引適正化ガイドライン及び
   液石法省令並びに通達の改正が行われた

  ★全国LPガス協会では、業界自主ルールである「LPガス販売指針(第4次改訂)」の周知徹底を行う
  
  ★その結果、料金の透明化・取引の適正化に関係する「LPガスの価格」の相談件数は微増となっており、
   「販売店の移動」と「設備関係」の相談件数は減少傾向となっている。
  
  ★一方「保安関係」や「その他」に関する相談件数は平成21年以降も増加していることから、
   LPガスお客様相談所自体は活発に活動していることがわかる


ガスコンロが原因の火災は年間2700件発生!  (日本ガス石油機器工業会発行チラシより)
  そのほとんどが「調理中のうっかりミス」によるものだった

 今すぐチェックしてください
  1.調理中にその場を離れてしまったことがある
  
  2.コンロの近くに燃えやすいものがおいてある

  3.火をつけたまま、コンロ奥のものをとろうとした

  4.グリル庫内に汚れがたまっている


 

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ゆるやな見守りを始めて4年がたち、安全な使い方の指導や相談などに感謝のことばが上がっています。
また、新聞がたまっていたり、長い間いない場合、近所や市町の窓口などと連携をした例もあります。
熱心にとりくんでいる石川県LPガス協会には今後も続けて行ってほしい活動です。

経産省の補助事業として年2回開催され、相談内容を検討し、業務改善にいかしていただいています。

まだまだ、
ガス料金を公共料金と思っている方や、ガス料金のしくみが理解されていない方が多くいます。
販売店の移動によるガス機器の撤去料金についてもトラブルが発生しています。

私たち消費者には、契約時にしっかり確認することが望まれます。
勉強会などの要請にもお応えしているそうです。
きちんと理解し安全に使いたいものです。

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「知っておきたい憲法基本のき」~~~消費者大会開催される!

2019-02-14 10:13:12 | 日記
平成31年2月13日(水)13:30~16:00
労済会館3階ホール
参加者 120名

第49回石川県消費者大会が開催されました。

主催者あいさつ  第49回石川県消費者大会実行委員長 中川 博


来賓あいさつ   石川県生活環境部生活安全課参事 宮前一朗氏
メッセージ披露  金沢市市民局人権女性政策推進課長 中坂暢江氏


ひとり芝居「憲法くん」
 松元ヒロ氏


芸人であるヒロさんは、政治風刺のしゃべくりで日本各地で口演されている。
ネタのひとつである「憲法くん」をもとに、
2016年、絵本「憲法くん」(作:松元ヒロ、絵:武田美穂 、講談社)出版された。

憲法について面白おかしく、政治を風刺しながら楽しい1時間だった。
特に印象に残っているのは、

今、改憲しようというのは現実にあわないからといっているが、
憲法は理想なので、普通なら現実と理想のギャップがあるなら理想に近づけるように努力するものではないか。

ということ。

最後に「憲法くん」のさわりを演じてもらい終了。


ミニ講座「憲法とはどんな法律か」
     弁護士(金沢弁護士会) 渡辺 数麿氏




そもそも憲法とは
 法律は、誰に、何を(規制的、政策的…など)
 
 例) 道路交通法は、ドライバーに、飲酒運転を禁止する 第65条
  
 憲法は
    国家に、国民の思想及び良心の自由(人権)を侵害することを禁止する 第19条


 ◎思想良心の自由を「保障」するもの(人権保障)→国家に対する禁止のルール

 ◎立憲主義  「国民の権利・自由を保障すること」を第一の目的として、
        「憲法」によって権力者を拘束する原理

      個人の尊厳を守るために・・・個々に互いに尊重し、多様性を受け止める、他人を非難しない

 
では、憲法で権力者を拘束するって?

違憲立法審査権

 権力(立法権⇒法律をつくる権力、行政権⇒法律を使う権力)の
 濫用(不公平・不当に自由を制限する法律をつくる。法律を不公平・不当に使う)を防ぐ


日本は付随的違憲審査制をとっているので、具体的法的紛争の中での憲法判断(アメリカ、イギリス等)する。

日本国憲法はとても短い。純粋な近代的立憲主義を目指している。
  (人権をかいて、これを守ってください)



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石川県消費者大会は1968年より開催してきたそうだ。
今回は「憲法」について。
改憲報道がある中、憲法について学び、自分で考える機会になった。

松元ヒロさんのエッジがきいた話に、何度もうなづきながら声をあげて笑った。
「憲法」は私たちの人権をまもるために、権力者を拘束するものなんですね。

国民主権、基本的人権の尊重、平和主義をうたった憲法の意義を考えるよい機会となった。
他人事ではないのだ!

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