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能登半島地震の体験を話し合う!~~~七尾生活学校

2024-06-27 09:31:30 | 日記
七尾生活学校活動報告です!

第1回定例会
令和6年6月26日(水)13:30~16:00
七尾市役所 405会議室
参加者 メンバー12名、補佐メンバー1名、新生活事務局1名


能登半島地震から半年が過ぎました。
メンバーが地震について語り合いました。
出された意見はまとめて防災課へ届けるそうです。

補佐メンバーの澤野さんから進め方の提案がある


①地震が起きた初期行動はどうでしたか?
 驚きと恐怖で何をしたらよいかわからなかった
 今まで聞いたことのない音がしてパニックになった(食器棚が倒れる、ガラスが割れる、電気が落ちるなど)
 近所の声かけや子どもからの電話で次の行動をとることができた
 避難所にいっても毛布などなく寒い思いをした
 水とアルファ米をもらったが冷たくて食べることができなかった
 かんぱんは固くて食べられなかった
 避難所には想定よりも多くの人が集まり、毛布なども足りなかった。お腹がすいた
 車で避難したが道路の状況が悪くこわかった
 ドアが開かなくて、助けを呼んだ(笛をふいた)助けてもらえた
 
②地震が起きて何が不自由でしたか?

 水、トイレ
  ※井戸水や川の水を利用した、備蓄した水があり助かった
 ガソリン
  ※常に満タンにしておく
 灯油がなくストーブがとまった
 スマホの充電
  ※充電器が必要
 車が運転できないと、配給も取りに行けない
 避難食が塩分が多くてのとがかわいた
 情報の取り方がわからなかった(スマホの見方がわからない)
 道路が悪くて大変だった
  〇お風呂や洗濯ができず、羽咋市や氷見まで行った

③防災について必ず必要なものはなんだと思いますか?

 水の準備、食べ物の買い置き
 季節に対応した服装
 携帯、財布、薬
 温かい物を食べられる工夫
 笛
 隣近所の人がどこにいったかわからなかった⇒普段からの関係づくり

④今後地震が来たらどう行動しようと思っていますか?

 そのときにならないとわからない、祈るのみ
 非常食をおいておくこと
 逃げる(自分の命を守る)
 家族と良い関係を築いておく⇒高齢者なので助けてもらわないと避難できない
 いざ、しようと思ったら何をしようかわからない⇒訓練が必要

話し合いが終わった後、
 「悪質商法にまけんぞう!すごろく」の使い方を学ぶ

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参加された方の被害の状況を聞くことができた。
できたこととできなかったことを振り返り、
次回に活かすことができると良いですね🖕

正月の午後4時10分、台所に立っていた方が多かった。
食器棚が倒れ、食器が割れる、あわててその場から逃げるのが精一杯だったそうだ。
普段からの備えが必要だ!
家中の電気が落ちて、2箇所だけ大丈夫だったと話された方。
震度6以上だと電気も揺れないような工夫が必要みたいだ。

避難所では良くしてもらった
「どんたく」から食料品などを無料でいただいた。
町会長がトイレの水の補充をしてくれた
若い人が川の水をくんでくれたなど
あたたかい人との交流も聞くことができた。

澤野さんによれば、消費者トラブルの相談も多くなっているとのこと。
住処を紹介する、保険を使って修理できる、投資詐欺など被害も出ている。
高齢者が被害にあうと、金銭的なダメージを受けるが、
もっと大きいのは心理的ダメージだという。
子どもたち非難され死んでしまいたいと思う方も。
消費者トラブルを防ぐために「すごろく」を使って交流できないかと
七尾の代表が考え、すごろくを貸し出すことになった。
人が集まり、話し、笑い過ごす時間や場所があることは生きる希望にもなります👍

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