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石川県は大丈夫?!~~石川には活断層がいっぱい

2023-01-10 11:27:53 | 日記
エフエム石川「防災ハンドブック」2022保存版より
災害からあなたの家族を守るために

石川県は大丈夫?!~~石川には活断層がいっぱい

石川県周辺で起きた主な地震  ※赤は震源が陸地 白は震源が海底
加賀大聖寺 1640年(江戸時代)11月23日 M6以上 死傷者多数、家なども多く損壊
加賀小松  1725年(江戸時代)6月17日 M6.0程、城の石垣や蔵が破壊、金沢で同日に4~5回揺れ
能登・佐渡 1729年(江戸時代)8月1日 M6.6~7.0 奥能登で死者5人、家屋崩壊791
加賀「金沢地震」1799年(江戸時代)6月29日 M6.0程 死者21人、金沢で家屋全壊26、能美・石川・河北郡で964
加賀小松  1815年(江戸時代)3月1日 M6.0程 小松城で破損多数
飛騨白川・金沢 1855年(江戸時代)3月18日 M6以上 金沢城内で石垣や堀が崩れる
能登    1892年(明治25)12月9日 M6.4 志賀町高浜で地割れ、家や土蔵が破損
⑧ 能登    1892年(明治25)12月11日 M6.3 志賀町火打谷、堀松地区で死者一人、家や土蔵破損
能登半島  1896年(明治29)4月2日 M5.7 珠洲で土蔵や家屋倒壊、禄剛埼の灯台破損
⑩ 石川県西方沖 1930年(昭和5)10月17日 M6.3 6時半過ぎにM5.3とM6.3の地震が連続発生。
                       片山津で死者1人、大聖寺や小松などで墓石など倒れる
石川県能登地方 1933年(昭和8)9月21日 M6.0 鹿島郡で死者3人、けが55人、家屋や建物の崩壊12
福井県嶺北地方「福井地震」 1948年(昭和23)6月28日 M7.1 石川県で死者41人、負傷者453人、家屋全壊802
⑬ 石川県西方沖「大聖寺沖地震」1952年(昭和27)3月7日 M6.5 死者7人、負傷者8人、建物半壊4、焼失9、箸の破損7
石川県加賀地方「北美濃地震」1961年(昭和36)8月19日 M7.0 石川県で死者4人、負傷者7人、家屋半壊1,道路損壊5
⑮ 能登半島沖  1993年(平成5)2月7日 M6.6 負傷者29人、建物全半壊2、トンネル崩落1
⑯ 石川県西方沖 2000年(平成12)6月7日 M6.2 負傷者2人、窓ガラスなど破損
⑰ 能登半島沖「能登半島地震」 2007年(平成19)3月25日 M6.9 輪島市、七尾市、穴水町で震度6強
                         死者1人、重軽傷338人、住宅の全壊686棟、半壊1740棟、一部損壊2万6959棟
珠洲 2020年(令和2)12月から 続く揺れ国をあげて解明
 2022年6月19日M5.4、珠洲市 震度6弱 翌日20日 最大深度5強 継承者7人、住宅一部破損3棟。
 奥能登で地震が続く原因を解明するため、金沢大学や富山大学、東京大学など12機関が総合調査に乗り出す
 金大の平松良浩教授(地震学)が代表となり、研究者24人が挑みます。
 国土地理院は、珠洲市内2か所に地殻変動を観測する装置を設置、相次ぐ揺れのメカニズムを調べている。

石川県には活断層がいっぱい
 石川県には数多くの活断層があります。
 断層は岩盤の割れ目、活断層は将来も動く可能性がある断層で、断層が密集しているところが断層帯です。

 邑知潟断層帯(今後30年以内に2%の確率でM7.6程度の地震の可能性)や
 森本・富樫断層帯(今後30年以内に2~8%の確率でM7.2程度の地震の可能性)のほかにも、
 石川県の近くに砺波平野断層帯(西部)や福井平野東縁断層帯があります。
 能登や金沢周辺だけではなく、加賀地方も油断はできません。

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阪神淡路大震災(1995年)の後、石川県でも多くの講演や学習会が開催されました。
体験者の話から「地震は忘れたところにやってくる」と伺い、
日頃から防災について意識を高める必要性や
災害に強い地域づくり(絆づくり)に取り組む必要性を感じていました。

石川県生活学校連絡会では
新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん:2004年(平成16年)10月23日17時56分
新潟県中越地方を震源として発生したM6.8、震源の深さ13キロの直下型の地震)を機に、
2005年度石川県生活学校大会では、
災害に強い地域づくりを重点課題とし、県民意識調査を行いました。
災害に対する危機感が薄く、防災対策も実施していない割合が高い結果がでました。
災害に強い地域づくりのために、防災意識を高めることが重要と、
防災頭巾作りや防災バッグ作りを始め、非常持ち出し袋の用意などの啓発活動を行っています。

翌年の年度末2007年能登半島沖地震が起こったのです。
2007年度も再び地震・防災に対する県民意識調査を行いました。
この結果は、能登では意識が高まり、
家具の転倒等を防ぐ、非常持ち出し袋の用意等など対策実施している割合が高くなりましたが、
加賀地域では対策を実施している割合は依然として低い数値でした。

「石川県は白山が守ってくれるから」「石川県は災害が低いところ」と思っている方も多く見られますが、
今回のこの資料を見ると、どうでしょうか!
石川県には活断層がいっぱいです。
いつ起きてもおかしくないことがわかると思います。

地震を防ぐことはできませんが、被害を小さくすることはできます。
「自分の命を守る」ために、
他人事とせず、災害からあなたと家族を守るために、
しいては地域を守るために、あなたの暮らしを見直してみましょう👆

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