平成30年12月10日(月)フォーラム七尾(能登地区)
平成30年12月11日(火)石川県女性センター(加賀地区)で開催されました!
時間 13:30~16:00
1.開会 消費者支援ネットワークいしかわ事務局長 青海万里子
2.挨拶 石川県生活環境部生活安全課
3.講演「消費生活トラブルあなたを守るために~消費者団体訴訟制度ってなあに?」
講師 NPO法人スマイル基金 理事長 阿南 久 氏(元消費者庁長官)
消費者スマイル基金 2017年7月7日設立
スマイル基金を紹介する阿南さん
みなさんからの寄付金をもとに、
消費者被害にあい、困っている人の相談を受けたり、消費者にかわって金銭的被害を取り戻すための
裁判を行う団体を支援しています
全国で適格消費者団体は19団体(2018年8月現在) NPO法人消費者支援ネットワークいしかわは北陸初!
適格消費者団体は差止請求ができます
相談者→適格消費者団体→事業者の申し入れを行う→協議して改善されれば協議終了
→改善されない場合は差止訴訟請求の提起→判決・裁判上の和解→結果報告・公表
被害が広がるのを防止する役割を果たします!
消費者保護政策の流れと啓発活動の紹介
最後に「子どもを事故から守る!」プロジェクト・テーマソング
「おしえてね アブナイカモ」を阿南さんが講師になり、全員で一緒に踊りました。
4.朗読劇「変えてほしいげん~、その契約書」 演者 劇団たまひめ
北陸初の差止請求訴訟までの様子を実演!
2年前に着物オーダーレンタルを契約した19歳のルマさんが8日目にキャンセルしたら
キャンセル料を全額請求された!これって少し高くないですか?
契約書に不備はないものの、やっぱりおかしい。
他にも被害が出ないように、契約書を変えてほしいげん~て!
5.説明「適格消費者団体NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ」の活動について
説明 理事・専門部会長 木村基之弁護士(蔵大介法律事務所)
適格消費者団体になるまえは
情報の質・量・交渉力の格差、費用対効果(被害が少額)のため泣き寝入りする方が多く出ている
そのため、同種のトラブルがなくならない
適格消費者団体になると、差止請求訴訟により改善要求ができ、改善されない場合は裁判ができる。
NPO法人消費者支援ネットワークいしかわの事例
1.貸衣装会社 北陸初の差止訴訟請求を9月14日に行う。
2.電力会社 早収料金と遅収料金による制度の改善。延滞利息の変更
3.ケーブルテレビ会社 最低利用期間と、その期間内での契約の解除による解除料の設定改善。最低利用期間の定めが削除される。
4.結婚相談証 契約後、2週間たっても交際やお見合いを希望する相手を紹介してもらえないので解除したい。
全額返還されない料金制度の改善。料金制度は改正されたが、サービスの内容が変わったので検討中
5.インターネット語学教室 契約の無いようの改善。改善される。
6.銀行 カードローンの契約約款に関するもの。検討中
7.不動産管理会社 賃貸借契約書に関するもの。検討中
6.閉会
***********************************************
消費者トラブルから守るために作られた制度。
適格消費者団体訴訟制度は、まだ、あまり知られていない。
泣き寝入りしている消費者も多いと思われる。
まずは「相談」することから始まる!!
契約や解約トラブルの情報をよせてくだい。
返金についてや悪質な勧誘、食品表示など
おかしいなと思ったら、
適格消費者団体 NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ 電話 076-240-1012へ!
FAX 076-259-5963
消費者保護政策の強化・推進はもちろんのこと
消費者団体は、消費者の自立支援と、孤立の防止にむけ
地域コミュニティーにおける人々のつながりづくりが必要だと阿南さんはおっしゃった。
石川県生活学校連絡会でもこの課題に取り組んできたが
今後も継続して取り組む必要があるのだと思った。
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平成30年12月11日(火)石川県女性センター(加賀地区)で開催されました!
時間 13:30~16:00
1.開会 消費者支援ネットワークいしかわ事務局長 青海万里子
2.挨拶 石川県生活環境部生活安全課
3.講演「消費生活トラブルあなたを守るために~消費者団体訴訟制度ってなあに?」
講師 NPO法人スマイル基金 理事長 阿南 久 氏(元消費者庁長官)
消費者スマイル基金 2017年7月7日設立
スマイル基金を紹介する阿南さん
みなさんからの寄付金をもとに、
消費者被害にあい、困っている人の相談を受けたり、消費者にかわって金銭的被害を取り戻すための
裁判を行う団体を支援しています
全国で適格消費者団体は19団体(2018年8月現在) NPO法人消費者支援ネットワークいしかわは北陸初!
適格消費者団体は差止請求ができます
相談者→適格消費者団体→事業者の申し入れを行う→協議して改善されれば協議終了
→改善されない場合は差止訴訟請求の提起→判決・裁判上の和解→結果報告・公表
被害が広がるのを防止する役割を果たします!
消費者保護政策の流れと啓発活動の紹介
最後に「子どもを事故から守る!」プロジェクト・テーマソング
「おしえてね アブナイカモ」を阿南さんが講師になり、全員で一緒に踊りました。
4.朗読劇「変えてほしいげん~、その契約書」 演者 劇団たまひめ
北陸初の差止請求訴訟までの様子を実演!
2年前に着物オーダーレンタルを契約した19歳のルマさんが8日目にキャンセルしたら
キャンセル料を全額請求された!これって少し高くないですか?
契約書に不備はないものの、やっぱりおかしい。
他にも被害が出ないように、契約書を変えてほしいげん~て!
5.説明「適格消費者団体NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ」の活動について
説明 理事・専門部会長 木村基之弁護士(蔵大介法律事務所)
適格消費者団体になるまえは
情報の質・量・交渉力の格差、費用対効果(被害が少額)のため泣き寝入りする方が多く出ている
そのため、同種のトラブルがなくならない
適格消費者団体になると、差止請求訴訟により改善要求ができ、改善されない場合は裁判ができる。
NPO法人消費者支援ネットワークいしかわの事例
1.貸衣装会社 北陸初の差止訴訟請求を9月14日に行う。
2.電力会社 早収料金と遅収料金による制度の改善。延滞利息の変更
3.ケーブルテレビ会社 最低利用期間と、その期間内での契約の解除による解除料の設定改善。最低利用期間の定めが削除される。
4.結婚相談証 契約後、2週間たっても交際やお見合いを希望する相手を紹介してもらえないので解除したい。
全額返還されない料金制度の改善。料金制度は改正されたが、サービスの内容が変わったので検討中
5.インターネット語学教室 契約の無いようの改善。改善される。
6.銀行 カードローンの契約約款に関するもの。検討中
7.不動産管理会社 賃貸借契約書に関するもの。検討中
6.閉会
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消費者トラブルから守るために作られた制度。
適格消費者団体訴訟制度は、まだ、あまり知られていない。
泣き寝入りしている消費者も多いと思われる。
まずは「相談」することから始まる!!
契約や解約トラブルの情報をよせてくだい。
返金についてや悪質な勧誘、食品表示など
おかしいなと思ったら、
適格消費者団体 NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ 電話 076-240-1012へ!
FAX 076-259-5963
消費者保護政策の強化・推進はもちろんのこと
消費者団体は、消費者の自立支援と、孤立の防止にむけ
地域コミュニティーにおける人々のつながりづくりが必要だと阿南さんはおっしゃった。
石川県生活学校連絡会でもこの課題に取り組んできたが
今後も継続して取り組む必要があるのだと思った。
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