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信州行 (その1)



昨年秋以来 ずっと超多忙で、昨11月中旬以降 信州へは全く出掛けられなかったのですが
無理矢理時間を割いて、去る12日~17日 ようやく出掛けてきました。

12日は 体慣らしのために移動するだけに留め、撮影初日の13日は 霧ヶ峰に上がりました。
今シーズンは 驚く程雪が少なく、道路は何処も 地が見えています。

零下9度の雪原で 尻尾が太~い キツネさんの歓迎を受けました。



こんなに雪が少なければ 途中まで登れるかも… と、美ヶ原への登り口を 下見してみましたが
ガッチリと施錠されていて、やはり「春の終わりまで通行止め」と なっていました。



初日ですから 気合いを入れて アチコチの下見を行います。
今度は白馬村へ。 こちらも雪が異常に少なく、象形文字の「山」の形そのもの という山肌です。



雪の畑で パラスキーを楽しんでいる方が居られ、暫く見とれていました。



14日は 未明からまた霧ヶ峰へ。

諏訪市内で零下7度 霧ヶ峰へ上がると零下14度で、
暗い空からは キラキラする物が 常に舞い降りています。 これは ひょっとすると… 。

期待通り 日の出直前に
  サンピラー
              (太陽柱)が立ちました。 いいぞ~ッ!その調子!!



山の端から朝日が差し込むと 辺り一面に舞っているキラキラが 金色に輝き始めました。
ダイアモンドダスト です。



暗い針葉樹がバックになる場所に三脚を立てて ダイアモンドダストを狙います。

期待できそうな気象条件の時に 何度も通っているのに、今まで なかなか撮れなかったのですが
この日 ようやく出会えて、かなり感動モノです。



無我夢中で撮影していましたが、7時半を廻ると 陽が高くなり 気温も上がって
盛大に出ていたダイアモンドダストも 流石に薄くなってきたので、車内で いつものコンビニ朝食。

こういう時の食事と 暖かいコーヒーは 実に美味い!
という事を、皆さんも きっとご理解戴けるでしょう。

撮影メモ
写真全て、何処へ行っても雪の少なさには驚く。地方TV局の天気予報で「2月15日で冬は終わり、
   16日からは春の陽気に… 」と言っていたが、素人でもそれを実感できる程。しかし未だ
   2月の半ばだ!
写真5~7共、サンピラーやダイアモンドダストは 零下20度程にまで冷え込まないと出ない
   と聞いていたが、必ずしもそうではなくとも 他の条件が良い時には出ると知った。
   この日このポイントにはカメラマン諸氏約30名程が三脚を並べたが、皆一様に満足顔だった。
   5の太陽の右には八ヶ岳の峰々、右端遙か遠くは富士山。
写真7、冷気と幻想性を表現するために 後からPCでWBを4000Kに下げて青味を出した。


写真1
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正=-1/2 EV 焦点距離=470mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール重視 AF 80D
写真2
 f16(1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=620mm
写真3
 (1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm 5DMk4
写真4
 (1/500sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=530mm
写真5
 f16(1/800sec) 露出補正=-19/6EV 焦点距離=25mm ISO=1600 5DMk4
写真6
 (1/800sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=40mm 5DMk4
写真7
 f5.6(1/2500sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=260mm WB=4000K MF 三脚使用
写真8
 (1/1250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=90mm 5DMk4               他は同じ

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