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信越・会津紀行 (その6)

2泊目(17日)の宿は 白馬(はくば)のユースホステル。
鎌池から小谷村の方へ降りて行くと、真正面に
  うっすらと雪化粧
をした 白馬(しろうま)岳(多分)が見えてきました。

20歳代半ばに 大きな重いリュック(当時は皆 横長の「キスリング」型)を背負って
大雪渓を登った事を 思い出しながら 走りました。

冬 真っ白になった山は、春 温かくなって雪が溶けだすと
黒い岩肌が 所々に見えてきます。

昔 麓の農村の人々は その黒い模様(雪形 ゆきがた)を 様々な形に見なし、
「この山肌に 『種蒔き爺さん』が現れたら 馬で田の代掻(しろか)きを始める時期」 と定めてきたので、
その山を「代馬(しろうま)」と呼び、後年「白馬」と呼び代えられた…
と 随分昔に 教えてもらいました。

ですから 元々呼び方は ハクバ ではなく シロウマ なのです。

【誤記のお詫びと訂正】 2009.11.1追記
  「種蒔き爺さん」が現れたら…と記しましたが、これは小生の記憶違いであるという事が
 ホームページ「白馬村ドットネット」
    http://www.hakubamura.net/yukigata/yukigata_p.htm
 を見て判りました。

 「種蒔き爺さん」は 連山の内の小蓮華山の雪形であって、
 白馬岳の雪形は 正しくは「代掻き馬」だそうです。
 35年以上前の いい加減な記憶に頼って書いてしまい、大変失礼しました。
 それ以外の部分は 幸い間違っていない様です。
 お詫びして訂正致します。
                                    きむさん
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