昨日は次男の6歳の誕生日。
親としては、なによりも元気で健康に育ってくれていることに感謝!ですね。
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さて本題、実はまだ終わっていなかった3月議会での代表質問のご報告の続きです。
この質疑で、ようやく終わりなんですが、えらい長くかかってしまい、すみません。。。
ということで、それでは早速始めます。
なお、いずれも答弁しているのは市長です。
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【質問】
大きい1点目、「はじめに」で目標としているものについてです。
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●子供たちが大人になったときに帰って来たくなるまち
●いまの子供たちが西宮市に帰ってきて子供を産み育てるというサイクルが維持されれば、高齢者の近くに子育て世帯がいるまちになります
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とありますが、きわめて抽象的な目標だと感じています。
そこで質問します。
客観的な数値による検証が必要と考えるが、どうか?
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【答弁】
「子供たちが大人になったときに帰って来たくなるまち」とは、私の目指すまちづくりを示す理念です。
西宮で生まれ育った子供たちが、就職・就学によって一旦、西宮を離れることがあっても、いずれ自分が生まれ育った街に帰ってきたい、そう思われるようなまちづくりをしたい、という思いで記述しております。
この理念の下で、子育てや教育などの分野に限らず、様々な分野の施策を進めていきたいと考えていますが、まちづくりの理念ですので、数値等による検証には馴染まないものと考えております。
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【再質問】
「『子供たちが大人になったときに帰って来たくなるまち』とは私の目指すまちづくりを示す理念です。」という答弁でした。
たしかに「数値による検証」はしにくいですよね。
というわけで、少し切り口を変えて質問したいと思います。
以下、平成25年2月開催の病院問題特別委員会において、市立中央病院が病院の方針を示したことを受けた今村・当時議員の発言の引用です。
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「いわゆる企業とかで、例えばことしの経営目標これですとか、社訓がこれですみたいなもんが、掛け軸ぼーんみたいなのでいきなり出てきたりは絶対しないんですよ。
絶対何かあって、なぜそれなのかという説明書きが、もうパンフレット1冊分ぐらいのレベルで出てくる。
今、うちの会社というのは、こうこうこうで、世界に対して何々を発信していかなければいけないからこのコピーになったんですみたいなね。」
「書いたのはええけども、何かロビーにかけてんのはええけども、誰もだから何だとは思ってないというふうなものにならないためには、どうやってこれが導き出されたのかという一字一句に関する詳しい説明がちゃんとあって、それが、ああ、なるほど、そんなんが好きでつくらはってんねじゃなくて、あらゆる疑義に答えれる、もしくは違う意見を持ってたけども、そういう意味でそうなんだったら、もう納得するわというふうに納得感があるものとして、やっぱりこれは出していただく必要があるだろうと思います。」
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引用終わります。
今回示された、市長が目指す「まちづくりを示す理念」は、たいへん重要なものだと思いますが、その割には唐突に出てきたように感じています。
どのような過程を経て、この理念は決定されたのでしょうか?
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【答弁】
唐突というふうにおっしゃいましたけども、このコンセプトについては、旧年中──今の年度中ですよね。
28年度、いろんなところでお話をさせていただいたりもしてきました。
施政方針に盛り込んだのは今回が初めてですけども、別に唐突にやったものではございません。
また、全国的に、ちょっと前に、都市がなくなっていくとか、そういうふうな議論ですね、人口が減っていってなくなっていくみたいな議論があったときに、さて、じゃあ一方、西宮はどういうふうな問題意識を持って、どんな取り組みをやっていくべきなのかと考えたときに、西宮の場合であれば、何もどんどん、どんどん縁がない人を呼び込んだりとかということをするよりは、今、西宮は、ありがたいことに、全国の中でも子供が比較的多い自治体ですので、その彼ら──西宮に対して愛着を持って、西宮のことを理解してくれている彼らにこそ、将来の西宮市民となっていただくことというのは、西宮の文教住宅としての文化を引き継ぐことにすごく寄与すると思ってます。
なので、もちろんよそから新しく来てくれる人はどんどん来ていただきたいです。
加えて、何よりも今西宮で育っている子供たちが将来も西宮で育ちたいな、西宮で暮らしたいなと思っていただけるような、そういうまちづくりをするべきですねというのは、コンセプトとしては十分以前から申し上げてきたことでもあります。
なので、別に唐突なものではないというふうに考えてます。
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これに続く意見・要望でも述べているんですが、私、この理念自体に特に異論があるわけではないんですよ。
ただ上に赤字で示したように、自身が主張してきた内容と、やっていることが違うんちゃうの...と感じることが、むやみと多い今村市長の市政運営の進め方には、どうにも違和感が拭えません。
と言うわけで、そこらへんも含めて述べた、3月議会での最後の意見要望を次回ブログにてご紹介します。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
>次男くん、お誕生日おめでとうございます!
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ありがとうございます。
こういうの、ほんと元気の源でありがたいことです。
通じなくても、きちんと主張を続けていくことも含めて、私の仕事ですものね。
仰る通り、早いもので、もう6月議会。
ご期待にお応えできるよう、しっかり頑張ってまいります。
コメント頂き、ありがとうございました。