先にオーストラリアで慰安婦像設置の有無を市議会が判断するための公聴会があった。この判断をするための人選から慰安婦族設置を要望する団体と関係する人をはずして結果も公表した。誰もがフェアな対応と評価した。
もちろん、要望した団体である近隣諸国関係者からは日本が金を巻いたとか、いろいろ言われているのだが、証拠もないし、あの理由から日本が金を出す必要もない。ゆえに、大騒ぎにならならないで終わった。
さて、日本と言えば、東京オリンピッック関係のトラブルについては、何かこうスッキリな透明感がない。新国立競技場の予算といい、今回のエンブレムもだ。なにせ審査する人選も仲間内で賞を回している感がいなめないし、親族に官僚やら広告代理店やらと関係者が連なっていく。こういった点での関係者の調査すらしてない。こういった税金によって開催されるイベントについては、どこがキャッシュフローを監視しているのだろうか。野党と言えば、政治資金や献金の不正をあばくのが得意なはずなのだが、今回はこういった点での暴露もない。不思議だ。
広告代理店や建設会社やらの癒着だって、ゼロとは言い難い。何千億円という金が動く中でのわずか数億年ぐらいポッケに入れたところでごまかしは聞く。そもそも公的イベントの賞金というのもおかんしな話だ。名窯は名誉、金は金。おまけに公募したかどうか、こういった点からの調査もない。まさに新国立競技場のコンペと類似して不思議なコンペ。
芸術作品における盗用の判断は難しいらしい。確かにインスパイアされる場合もあるだろうが、今回のようにインスパイアされた作品ばかりのデザイナーとなると、話は違ってくる。特に数学的見地からの分析をネットに発表している人の多くが同じ結論を出している。幾何学的形を正四角形の中に配置する場合、正円なら数が同じであれば類似するだろうが、楕円は違う。楕円の作り方という基礎中の基礎を知らない大人は恥ずかしいと自覚して頂きたい。つまり、正四角形が同じだとしても、中につくる楕円が同じとは限らない。まして、赤い正円を使うのに、背景に楕円。おまけに文字としてTであれば、足の部分がくっつくのが不自然なデザインだ。ベルギー側のデザインではTとLという文字を使っていると説明している。これだと確かに右下の足の部分がないとLという文字だと認識できない。どんな言い訳をしたところで、ベルギー側の主張を覆せるだけの説明はできないのだが。
組織委員会および大臣は、いったいどんな役割をするために職があるのか。ここから日本国民および税金を納めている民への説明がないと、今回の騒動はますます炎上していくだろう。少なくてもオリンピック開催に関与する企業についても、同業の企業は複数ない。どうやって決めているのか。イベントを仕切る広告代理店も同じで、日本国内だけでコンペというのもおかしな話だ。むしろ、国際コンペでやって当然。審査内容には費用も含める。くやって公開してコンペをすることで既得権益を優先する企業だけではなく、新しい企業に日の目があたる。これこそ、フェアと言わないだろうか。こういった価値観を持てず、従来通りの企業や産業癒着型のイベントとなれば、そこには汚職の温床がいくつも生じる。野党はこれこそ、国会で追及するいい機会になるはずだ。
もし、前政権でなんらかの癒着があったとすれば、与党としてもこれを排除して当然。それとも国際コリンピック委員会まで関与するような問題につながるのか。確かに「FIFAの汚職はIOCより深刻」と発表した騒動もあった。だからこそ、日本政府は透明感をしっかり強調するぐらいの采配をしていかないと、既得権益疑惑は払えない。これは汚れを嫌う日本文化とは相容れない価値観だ。また、エンブレムデザインにおいて、国際大会という大きなイベントの競技会で、黒を使うという点もいかがなものか。金銀赤という色が何を表すのか、想像はできるが、何故、黒か。過去のエンブレムで文字やオリンピックの輪に黒が含まれるため、エンブレムそのもには黒を使わない。黒という色の象徴が何か、問いてみたい。金銀があっても銅がないし、赤と白は日本国国旗だとしても、やはり黒の説明が付かない。
すでに多くの人が新しいエンブレムにチャレンジしている。ならばこの機会に公募に切り替えるのもいいと思うの。すでに発注したとしたら、その責任は現デザイナーとそれを選択した関係者に賠償してもらいたいものだ。訴訟でどういった過程で決まったのか、関係者にはどれだけの利益が生じたのか、明確にしよう。不正を許さないという確固たる姿勢こそが、国際競技への信頼を築く。この鉄則を無視すれば、東京オリンピックの競技には不正が横行する、と言われても仕方がない。そうなれば、確実にオリンピックによる経済効果は失速し、日本経済の足をひっぱる。日本政府は早急に決断せざるえないほど、問題は炎上している。
もちろん、要望した団体である近隣諸国関係者からは日本が金を巻いたとか、いろいろ言われているのだが、証拠もないし、あの理由から日本が金を出す必要もない。ゆえに、大騒ぎにならならないで終わった。
さて、日本と言えば、東京オリンピッック関係のトラブルについては、何かこうスッキリな透明感がない。新国立競技場の予算といい、今回のエンブレムもだ。なにせ審査する人選も仲間内で賞を回している感がいなめないし、親族に官僚やら広告代理店やらと関係者が連なっていく。こういった点での関係者の調査すらしてない。こういった税金によって開催されるイベントについては、どこがキャッシュフローを監視しているのだろうか。野党と言えば、政治資金や献金の不正をあばくのが得意なはずなのだが、今回はこういった点での暴露もない。不思議だ。
広告代理店や建設会社やらの癒着だって、ゼロとは言い難い。何千億円という金が動く中でのわずか数億年ぐらいポッケに入れたところでごまかしは聞く。そもそも公的イベントの賞金というのもおかんしな話だ。名窯は名誉、金は金。おまけに公募したかどうか、こういった点からの調査もない。まさに新国立競技場のコンペと類似して不思議なコンペ。
芸術作品における盗用の判断は難しいらしい。確かにインスパイアされる場合もあるだろうが、今回のようにインスパイアされた作品ばかりのデザイナーとなると、話は違ってくる。特に数学的見地からの分析をネットに発表している人の多くが同じ結論を出している。幾何学的形を正四角形の中に配置する場合、正円なら数が同じであれば類似するだろうが、楕円は違う。楕円の作り方という基礎中の基礎を知らない大人は恥ずかしいと自覚して頂きたい。つまり、正四角形が同じだとしても、中につくる楕円が同じとは限らない。まして、赤い正円を使うのに、背景に楕円。おまけに文字としてTであれば、足の部分がくっつくのが不自然なデザインだ。ベルギー側のデザインではTとLという文字を使っていると説明している。これだと確かに右下の足の部分がないとLという文字だと認識できない。どんな言い訳をしたところで、ベルギー側の主張を覆せるだけの説明はできないのだが。
組織委員会および大臣は、いったいどんな役割をするために職があるのか。ここから日本国民および税金を納めている民への説明がないと、今回の騒動はますます炎上していくだろう。少なくてもオリンピック開催に関与する企業についても、同業の企業は複数ない。どうやって決めているのか。イベントを仕切る広告代理店も同じで、日本国内だけでコンペというのもおかしな話だ。むしろ、国際コンペでやって当然。審査内容には費用も含める。くやって公開してコンペをすることで既得権益を優先する企業だけではなく、新しい企業に日の目があたる。これこそ、フェアと言わないだろうか。こういった価値観を持てず、従来通りの企業や産業癒着型のイベントとなれば、そこには汚職の温床がいくつも生じる。野党はこれこそ、国会で追及するいい機会になるはずだ。
もし、前政権でなんらかの癒着があったとすれば、与党としてもこれを排除して当然。それとも国際コリンピック委員会まで関与するような問題につながるのか。確かに「FIFAの汚職はIOCより深刻」と発表した騒動もあった。だからこそ、日本政府は透明感をしっかり強調するぐらいの采配をしていかないと、既得権益疑惑は払えない。これは汚れを嫌う日本文化とは相容れない価値観だ。また、エンブレムデザインにおいて、国際大会という大きなイベントの競技会で、黒を使うという点もいかがなものか。金銀赤という色が何を表すのか、想像はできるが、何故、黒か。過去のエンブレムで文字やオリンピックの輪に黒が含まれるため、エンブレムそのもには黒を使わない。黒という色の象徴が何か、問いてみたい。金銀があっても銅がないし、赤と白は日本国国旗だとしても、やはり黒の説明が付かない。
すでに多くの人が新しいエンブレムにチャレンジしている。ならばこの機会に公募に切り替えるのもいいと思うの。すでに発注したとしたら、その責任は現デザイナーとそれを選択した関係者に賠償してもらいたいものだ。訴訟でどういった過程で決まったのか、関係者にはどれだけの利益が生じたのか、明確にしよう。不正を許さないという確固たる姿勢こそが、国際競技への信頼を築く。この鉄則を無視すれば、東京オリンピックの競技には不正が横行する、と言われても仕方がない。そうなれば、確実にオリンピックによる経済効果は失速し、日本経済の足をひっぱる。日本政府は早急に決断せざるえないほど、問題は炎上している。