あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 2014年度屋外食事会 & 芸予諸島の箱庭_奥ノ内湾日帰りツーリング

2015年02月15日 | 旅するシーカヤック
2015年2月14日(土) 今日は、夏のシーカヤック教室でお世話になっている施設で毎年この時期に開催される、屋外食事会にお招きいただいた。

今年の俺は、ハンバーグ係。

ビニール手袋を着用し、子供達と一緒にタマネギを微塵切りにし、挽き肉を捏ね、100個以上のハンバーグを焼いていく。

全班の調理を終えると、食事会。 みんなで作った様々な料理を楽しみ、職員さんや子供達との会話を楽しむ。
途中、職員さんがシーカヤック部員の6年生を連れて来てくれ、しばし会話。

聞いてみると、6年生の時の一番の思い出が、『夏のシーカヤック教室の〆となる島渡りツーリング』だったとのこと。

子供達の夏の思い出に少しでも貢献できたのなら、本当に嬉しい限り!
この一言を聞いただけで、夏のシーカヤック教室を続けてきて良かったなあ、と心底思う。

食事会が終わると、薄茶をいただく。

最初に供されるお菓子も美味しい。

『ごちそうさまでした』

『また夏になったらよろしくお願いします』、と職員さんに挨拶して家に戻った。


***

2015年2月15日(日) 今日は日帰りツーリング。
土曜の夜の天気予報をチェックした後、珍しく行き先を決めていた。 『明日は久し振りに、音戸の大浦崎から出て漕いでくる』

8時過ぎに浜に到着し、シーカヤックを降ろし、ドライスーツを着込み、出艇準備は完了。

この角度から見ると、ケープホーンのマルチチャインのボトム形状が良くわかる。

曇りの予報だったが、なんとか晴れ間も覗き、風もなく絶好のツーリング日和。

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牡蠣筏の間を抜け、

まずは情島へ。

ここから、小情島に渡り、

静かな芸予諸島の眺めを楽しみながら、

鈴鹿島へ。

***

バウを西に向け、奥ノ内湾へと入っていく。

この辺りは、23年前にカヤックを始めた頃から通っているお気に入りのエリア。
ただ、もう一カ所の日帰りツーリングエリアと異なり、徐々に自然海岸が失われつつあるのが、少し残念ではある。

とはいえ、芸予諸島の多様な景観の中でも、こじんまりとした箱庭的な景色が楽しめるのがこのエリアの良さ。

静かな湾に漕ぎ進むと、(実際に漕いだ事は無いのだが)まるでフィヨルド内を漕いでいるような錯覚に陥る。

今日は風もなく、海面には鏡のように景色が映り込み、朝のお散歩ツーリング気分を盛り上げてくれる。

まるで湖のような、瀬戸内らしい漕ぎである。


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今日の休憩場所は、ここに決定。

目の前には静かな奥ノ内湾の景色が広がり、

遠浅の浜で、海水も澄んでおり、気持ち良く休憩できる場所。
今日は、おやつに『栗ぜんざい』を持参。

持ってきたスベア123でお湯を沸かし、栗ぜんざいをあたためて、『いただきます』
漕ぎ疲れた体に、ぜんざいの甘さがやさしく染み渡る。
『うん、旨い!』

***

静かな浜で、独り過ごす貴重な時間。 これぞ芸予諸島の休日。

でも浜には、猪の足跡も。

キャンプには向かないな。
それでもすぐ横にはこんな景色が。

本当に最高の日帰りツーリングエリアである。

***

『さて、もう一漕ぎするか』

弁天島に立ち寄り、そこからバウを北東に向け、出発した浜へと漕ぎ戻る。

結局今日は、3時間ほどのお散歩ツーリング。

その後、倉橋島で妻に頼まれた醤油を3種類ほど購入し、温泉で潮抜きして家に戻った。

この週末も、屋外食事会に、お気に入りのエリアでのシーカヤックツーリングにと、とても充実した休日となった。
『またまた最高の週末じゃったなあ。 さて、来週はどこ行こう?』
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