2013年6月1日(土) 先週末の時点で、天気が良くない予報であったこの週末は、土曜日が6月1日ということで映画が安く観られる日。
そんなこともあって、島根半島から戻って夕食を食べながら、『来週土曜日は映画がいいんじゃない』
『何かいい映画をやっているかなあ?』 『さあ、どうかしらねえ』
『そうそう。 昨日の朝ラジオで、おススメの映画があるって言ってたな』 『確か、インドの映画じゃなかったかしら』
ちょっとネットで調べてみると、
『おー、これだこれだ。 ”きっとうまくいく”』 『よし、来週土曜日はこれで決まり!』
*** てんぷら荒谷 ***
妻と一緒にバスで広島市内へ。 まずはお昼ご飯。
考えていたお店もあったのだが、歩いている途中、『お、前に入れなかった天婦羅屋さんはどうだろう?』
『予定変更?』 『そうそう、臨機応変に。 まあ、入れたらラッキーだから行くだけ行ってみようか』
いつもは開店すぐにカウンターが一杯になり、二度続けて諦めたのだが、今日は11時半ちょっと前に店が開いていて、なんと私たちが一番乗りである。
『てんぷら荒谷』さん。
メニューを見ると天丼や定食などがあり、天丼にも普通のかき揚げ天丼と、卵が載った天丼があるとのこと。
『じゃあ、天丼二つ、お願いします』
カウンターだけの狭いお店だが、眼の前に美味しそうな野菜が並べられ、大将が手際良くてんぷらを揚げていく。
『お客さん、玉子は嫌いですか』と大将。 『いいえ、そんなことはないんですけど、まずは素の天丼を食べてみようと思って』
『いやね。 家の近くに養鶏場があって、おいしい玉子が手に入るんです』 『そうなんですか。 じゃあ次回はぜひ玉子載せにしてみますよ』
しばらく待って出てきたのが、この天丼。
妻と顔を見合わせ、『こりゃ、美味しそうだね』
『いただきます』
少なめの雑穀入りのご飯の上には、様々な野菜や魚介類のかき揚げがたっぷりと載っている。 『パクリ』 おー、これはこれは。
噛みしめると『サクリ』 うー、たまらんなあ。
『こりゃ、本当に美味しいですね』と大将に言うと、『ええ、良く言われるんです。 耳にたこができるほど聞かされるんですが、やっぱりそう言われると、ほんと嬉しいですね』と笑う。
『ごちそうさまでした。 次回はぜひ、玉子載せにします』 『はい、また来て下さい』
ちょっと強面で気さくな大将の人柄と、おいしいかき揚げ天丼で、この雨の週末は最高のスタートである。
*** きっとうまくいく ***
食後はしばし雨の降る町を散策し、お茶をしてから映画館へ。
サロンシネマさんは、映画の日というのに加えて、なにやら韓国映画の舞台挨拶があるということで、館内は満員である。
前の映画が終り、開場になると、チケットに記載された順番で入場。
『きっとうまくいく』 上映開始。
この映画は約3時間と長いのだが、時間が経つのも忘れて、スクリーンにそしてストーリーに引き込まれ、『ムトゥ 踊るマハラジャ』以来のインド映画をたっぷりと堪能することができた。
『きっとうまくいく』 『アール・イズ・ウエル』
歌あり踊りあり。 笑いあり、そして涙あり、悲しい出来事があり、そして嬉しい出来事がある。
ハラハラ、ドキドキ。 ドキドキ、ワクワク。 すすり泣き、爆笑。
そして、絵に描いた様な清々しいハッピーエンド。
まさにこれぞスクリーンで観る映画の楽しさ!
ここ数年観た中で最高の映画である。 007はもちろん面白いが、まったく違う世界の映画。
見終わってからも、当分余韻に浸っていた。
『いやあ、この週末は映画にして良かったなあ。 ほんと、最高に素晴らしい映画だったじゃないか』
*** 電光石火 ***
ちんちん電車で広島駅まで行き、今日の晩ご飯を予定している『電光石火』さんへ。
ここは、ミシュランガイド広島版にも載ったとかで人気のお好み焼き屋さんらしい。
人が多い所、そして行列で待つ事がなにより嫌いな私は、人が多かったら別の店にしようと思っていたのだが、行ってみるとラッキーな事に数人待ち。
隣のスペースでしばし順番待ち。
そして、カウンターへご案内。
まずは、生ビール。
そして、ホルモンでビール。
映画の余韻に浸りながらビールを楽しんでと、『お待たせしました』とお好み焼きがやってきた。
『へえ、これが噂の”電光石火”。 美味しそうじゃないか』
普通は平べったいのだが、ここの電光石火焼きは、こんもりと小山のように盛り上がり、玉子で包まれているのが特徴である。
『いただきます』 ハフハフ、パクリ。 『おー、こりゃあフワフワで美味しいなあ』
『へえ、大葉もいい味だしてるねえ』
コテで切ってはそのまま口に運んでパクリ。 『うん、おいしいな』
『あ、丸絞り檸檬チューハイ下さい』
『ごちそうさまでした』 『うん、これなら、行列ができていない時なら食べに来てもいいね』
*** シーカヤック&道具のメンテナンス ***
2013年6月2日(日) 今日も朝から雨。
起き上がり、朝ご飯を食べると、予定していたYB125SPでのツーリングは早々に諦め、カヤック関連のメンテナンス。
まずは、昨日東急ハンズで買ってきたシートを取り出す。
最近日帰りツーリングでは、気軽なポリ艇であるウイルダネスシステムズのケープホーンを愛用しているのだが、膝をホールドする部分にパッドがないのが前から気になっていたのである。
両面シートが既に張られたクッション材をサイサポート部分に当て、マジックで形状を取り、ハサミでカット。
これを、膝があたる部分に貼付けていく。
『おお、いいじゃないか』
他のFRPカヤックには自分に合わせてフィッティングしているのだが、このポリ艇は、シートクッション以外はまだ手を付けていなかったのだ。
漕ぐ時に、膝のサポートがしっかりしているかどうかは、漕ぎ易さに大きく影響するのである。
続いては、レスキューナイフ。
これまで長年、ガーバーのリバーショーティーをレスキュー用のナイフとしてPFDに取り付けていたのだが、この冬にハンドル部分の樹脂が劣化し割れてしまっていた。
そのため、先日新品を新たに購入したのだが、刃の部分はまだまだ使えそうなので、リユースにトライしてみる事に。
まずは、割れてしまった樹脂部分を、ハンマーとマイナスドライバーで除去。
錆びた柄の部分をサンドペーパーで磨いて準備完了。
これまた昨日、東急ハンズで仕入れてきた、黒檀の板を適切な長さに切り、まずは接着剤で貼付ける。
固定された所で、細いプラスチックの紐でブレードと柄の部分を巻いて補強。
これで完成である。
じゃあ次は、家の包丁を研いでおこうか。
*** 一村 ***
一連の作業を終えると、『どう、安浦にラーメン屋さんができとるようじゃけえ、いっぺん食べに行ってみようか』
そのお店は、『一村』
11時の開店で入り、ラーメンを注文。
雑誌置き場を見てみると、ミシュランガイド広島版が。
付箋が付いていたので開いてみると、
ここ、一村さんも載っていた。 『へえ、そうなんや』
尾道のページを開いてみると、お気に入りの『あかとら』さんも。
『うん、これは当然やなあ』
『お待たせしました』
ラーメンとチャーシュー飯。 『うん、なかなか美味しいなあ』
『ごちそうさまでした』
***
梅雨らしい雨の土日となったこの週末。
映画とB級グルメ、そして梅雨時期恒例のカヤック道具メンテナンス。 旅はできなかったが、なかなか充実した週末であったなあ。
そんなこともあって、島根半島から戻って夕食を食べながら、『来週土曜日は映画がいいんじゃない』
『何かいい映画をやっているかなあ?』 『さあ、どうかしらねえ』
『そうそう。 昨日の朝ラジオで、おススメの映画があるって言ってたな』 『確か、インドの映画じゃなかったかしら』
ちょっとネットで調べてみると、
『おー、これだこれだ。 ”きっとうまくいく”』 『よし、来週土曜日はこれで決まり!』
*** てんぷら荒谷 ***
妻と一緒にバスで広島市内へ。 まずはお昼ご飯。
考えていたお店もあったのだが、歩いている途中、『お、前に入れなかった天婦羅屋さんはどうだろう?』
『予定変更?』 『そうそう、臨機応変に。 まあ、入れたらラッキーだから行くだけ行ってみようか』
いつもは開店すぐにカウンターが一杯になり、二度続けて諦めたのだが、今日は11時半ちょっと前に店が開いていて、なんと私たちが一番乗りである。
『てんぷら荒谷』さん。
メニューを見ると天丼や定食などがあり、天丼にも普通のかき揚げ天丼と、卵が載った天丼があるとのこと。
『じゃあ、天丼二つ、お願いします』
カウンターだけの狭いお店だが、眼の前に美味しそうな野菜が並べられ、大将が手際良くてんぷらを揚げていく。
『お客さん、玉子は嫌いですか』と大将。 『いいえ、そんなことはないんですけど、まずは素の天丼を食べてみようと思って』
『いやね。 家の近くに養鶏場があって、おいしい玉子が手に入るんです』 『そうなんですか。 じゃあ次回はぜひ玉子載せにしてみますよ』
しばらく待って出てきたのが、この天丼。
妻と顔を見合わせ、『こりゃ、美味しそうだね』
『いただきます』
少なめの雑穀入りのご飯の上には、様々な野菜や魚介類のかき揚げがたっぷりと載っている。 『パクリ』 おー、これはこれは。
噛みしめると『サクリ』 うー、たまらんなあ。
『こりゃ、本当に美味しいですね』と大将に言うと、『ええ、良く言われるんです。 耳にたこができるほど聞かされるんですが、やっぱりそう言われると、ほんと嬉しいですね』と笑う。
『ごちそうさまでした。 次回はぜひ、玉子載せにします』 『はい、また来て下さい』
ちょっと強面で気さくな大将の人柄と、おいしいかき揚げ天丼で、この雨の週末は最高のスタートである。
*** きっとうまくいく ***
食後はしばし雨の降る町を散策し、お茶をしてから映画館へ。
サロンシネマさんは、映画の日というのに加えて、なにやら韓国映画の舞台挨拶があるということで、館内は満員である。
前の映画が終り、開場になると、チケットに記載された順番で入場。
『きっとうまくいく』 上映開始。
この映画は約3時間と長いのだが、時間が経つのも忘れて、スクリーンにそしてストーリーに引き込まれ、『ムトゥ 踊るマハラジャ』以来のインド映画をたっぷりと堪能することができた。
『きっとうまくいく』 『アール・イズ・ウエル』
歌あり踊りあり。 笑いあり、そして涙あり、悲しい出来事があり、そして嬉しい出来事がある。
ハラハラ、ドキドキ。 ドキドキ、ワクワク。 すすり泣き、爆笑。
そして、絵に描いた様な清々しいハッピーエンド。
まさにこれぞスクリーンで観る映画の楽しさ!
ここ数年観た中で最高の映画である。 007はもちろん面白いが、まったく違う世界の映画。
見終わってからも、当分余韻に浸っていた。
『いやあ、この週末は映画にして良かったなあ。 ほんと、最高に素晴らしい映画だったじゃないか』
*** 電光石火 ***
ちんちん電車で広島駅まで行き、今日の晩ご飯を予定している『電光石火』さんへ。
ここは、ミシュランガイド広島版にも載ったとかで人気のお好み焼き屋さんらしい。
人が多い所、そして行列で待つ事がなにより嫌いな私は、人が多かったら別の店にしようと思っていたのだが、行ってみるとラッキーな事に数人待ち。
隣のスペースでしばし順番待ち。
そして、カウンターへご案内。
まずは、生ビール。
そして、ホルモンでビール。
映画の余韻に浸りながらビールを楽しんでと、『お待たせしました』とお好み焼きがやってきた。
『へえ、これが噂の”電光石火”。 美味しそうじゃないか』
普通は平べったいのだが、ここの電光石火焼きは、こんもりと小山のように盛り上がり、玉子で包まれているのが特徴である。
『いただきます』 ハフハフ、パクリ。 『おー、こりゃあフワフワで美味しいなあ』
『へえ、大葉もいい味だしてるねえ』
コテで切ってはそのまま口に運んでパクリ。 『うん、おいしいな』
『あ、丸絞り檸檬チューハイ下さい』
『ごちそうさまでした』 『うん、これなら、行列ができていない時なら食べに来てもいいね』
*** シーカヤック&道具のメンテナンス ***
2013年6月2日(日) 今日も朝から雨。
起き上がり、朝ご飯を食べると、予定していたYB125SPでのツーリングは早々に諦め、カヤック関連のメンテナンス。
まずは、昨日東急ハンズで買ってきたシートを取り出す。
最近日帰りツーリングでは、気軽なポリ艇であるウイルダネスシステムズのケープホーンを愛用しているのだが、膝をホールドする部分にパッドがないのが前から気になっていたのである。
両面シートが既に張られたクッション材をサイサポート部分に当て、マジックで形状を取り、ハサミでカット。
これを、膝があたる部分に貼付けていく。
『おお、いいじゃないか』
他のFRPカヤックには自分に合わせてフィッティングしているのだが、このポリ艇は、シートクッション以外はまだ手を付けていなかったのだ。
漕ぐ時に、膝のサポートがしっかりしているかどうかは、漕ぎ易さに大きく影響するのである。
続いては、レスキューナイフ。
これまで長年、ガーバーのリバーショーティーをレスキュー用のナイフとしてPFDに取り付けていたのだが、この冬にハンドル部分の樹脂が劣化し割れてしまっていた。
そのため、先日新品を新たに購入したのだが、刃の部分はまだまだ使えそうなので、リユースにトライしてみる事に。
まずは、割れてしまった樹脂部分を、ハンマーとマイナスドライバーで除去。
錆びた柄の部分をサンドペーパーで磨いて準備完了。
これまた昨日、東急ハンズで仕入れてきた、黒檀の板を適切な長さに切り、まずは接着剤で貼付ける。
固定された所で、細いプラスチックの紐でブレードと柄の部分を巻いて補強。
これで完成である。
じゃあ次は、家の包丁を研いでおこうか。
*** 一村 ***
一連の作業を終えると、『どう、安浦にラーメン屋さんができとるようじゃけえ、いっぺん食べに行ってみようか』
そのお店は、『一村』
11時の開店で入り、ラーメンを注文。
雑誌置き場を見てみると、ミシュランガイド広島版が。
付箋が付いていたので開いてみると、
ここ、一村さんも載っていた。 『へえ、そうなんや』
尾道のページを開いてみると、お気に入りの『あかとら』さんも。
『うん、これは当然やなあ』
『お待たせしました』
ラーメンとチャーシュー飯。 『うん、なかなか美味しいなあ』
『ごちそうさまでした』
***
梅雨らしい雨の土日となったこの週末。
映画とB級グルメ、そして梅雨時期恒例のカヤック道具メンテナンス。 旅はできなかったが、なかなか充実した週末であったなあ。