あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 『この世界の片隅に』_映画の舞台となった呉の映画館、呉ポポロで監督舞台挨拶&サイン会

2016年12月08日 | 旅するシーカヤック
2016年12月08日(木) 今日は午後休にして家に戻り、昼過ぎには呉の映画館、呉ポポロへ。

今話題の映画、『この世界の片隅に』の監督挨拶&サイン会が、平日の今日開催されるのである。

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さすがに今日はほぼ満員。

俺自身はこの映画のことを知らなかったのだが、先週妻と次男が見に行っており、特に映画好きな次男からはとても良い映画としてその評価を聞いていた。
その後、日曜日のラジオ番組で監督が電話出演されている話を聞き、今日開催される監督挨拶に合わせて観に行こうと決めたのである。

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原作も読んでいなかった俺であるが、地元である広島や呉が舞台でもあり、主人公のすずさんの独特のキャラクターや、アニメーションで表現される地元呉の昔の風景や、戦争中の生活などに引き込まれ、シミジミ、じわじわと感動の映画!

エンドロールが終わった時、自然に拍手が起こったのも当然である。

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映画が終わった後は、片渕監督の舞台挨拶。

企画スタート後は、6年にも亘る長い期間、そして数え切れないくらい何度も何度も呉に通われ、すずさん同様に外から来た人間ではあるが、それが実際に住んでみるとどんな感じなのかを知ることが重要であったとのこと。
また、長く通っているうちに、古い建物が少しづつ取り壊されていくことも、街の発展には必要だが、やはり寂しさも感じられていたということである。

決して派手でも饒舌でもないが、朴訥と、言葉を選びながら、自分の気持ちを伝えたいと話される監督の挨拶は素晴らしいものであった。
『広島を、そして呉を舞台に、こんな素晴らしい映画を創ってくださって、本当にありがとうございました』

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その後は、パンフレットを購入してサインをしていただいた。

家に戻って、映画の余韻を楽しみながら飲むビールの美味いことよ!

パンフレットも読み応え十分なので、ビールを楽しみながら読ませていただくことにしよう。

今日も、素晴らしい映画に出会うことができて、至福の1日であった。
『ありがとう。 この世界の片隅に うちをみつけてくれて』
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