2016年9月9日(金) 仕事のキリが良い今日は、午後休にして地元の島へと出かける。
シーカヤックを楽しむ者としては、芸予諸島の中心にある呉は、様々なエリアへのアクセスが良いのが何より。
しまなみ海道へも2時間程度で行くことができるし、周防大島へも同じくらいの距離。
島根半島も3時間コースだし、地元のとびしま海道や倉橋島、江田島あたりなら1時間ほど。
今日は、昼に家に戻ってから着替えを準備し、途中で夕食の食材を買い出ししてもゆっくりと楽しめる、岡村島へ。
***
今日は、安芸灘大橋を現金で支払って通過。
まずは大崎下島へ立ち寄り、いつものお店でビールを購入。
地元の指定店で1,000円以上の買い物をすると、往路の橋の領収書があれば、復路の通行券がもらえるのである。
つまり、半額で往復できるということになる便利なシステム。
***
ソフトクーラーに入れた氷でビールをしっかりと冷やしながら、岡村島へ。
今日は少し遅いお昼ご飯を、この島にあるカフェでいただくことに。
『まるせきカフェ』
ランチメニューは、今治名物の焼豚卵丼。
食後のコーヒー付きで、ここのコーヒーがなんとも美味しいのである。
明日の朝食のパンも購入して、店を辞す。
***
正月鼻へ着くと、まずはテントを張ってから、ツーリングの準備。
今日は、いつもとパターンが違ったせいか、いつもの防水デジカメを忘れてきた!
という訳で、今日の海上での写真は、100円ショップの携帯電話用ソフト防水バッグに入れたiphoneで撮影することに。。。
海は穏やかで、ちょうど満潮の潮止まりタイミングのため、快適なパドリング。
いつもなら、小大下島方面へ向かうのだが、今回は気分転換でバウを北西へと向ける。
大崎上島の西側の海岸線に沿って北上。
この辺りを漕ぐのは久し振りだが、自然海岸が残り、なかなか良い雰囲気である。
***
海の透明度もなかなかで、快適なパドリング。
潜り抜けることはできないものの、洞窟もある。
***
途中でUターンし、少しだけ大崎上島の南岸を東進してから出発した浜に戻ってきた。
今日は、1時間半のお散歩ツーリングであった。
シーカヤックを潮抜きし、着替えると椅子とテーブルをセットし、キッチンも整える。
椅子に座ると、海を眺めながらソフトクーラーからよく冷えたエビスビールを取り出す。
まずはビールで、独り乾杯。
芸予諸島の暮れ行く海を眺めながら、美味しいローストビーフをつまみに、美味しいビールを飲む至福のひと時。
***
今日のメインは、キムチ鍋。
昼間は暑いが、日が陰ってくると涼しくなるので、キャンプの夜に鍋が楽しい季節がやってきたのである。
***
晩御飯を食べていると、目の前を通り過ぎる軽トラックが急に止まった。
軽トラックから、一人のおじいさんが降りてこられた。
『こんにちは』と挨拶すると、
『今日はここで泊まるんね?』と聞かれたので、『はい、今日はここでキャンプさせていただきます』
するとおじいさんはポケットから何かを取り出した。
見ると、掌に山盛りの『唐辛子』
『うちの方じゃ、イノシシが出るんよ。 イノシシは、鼻がええから唐辛子を切って撒いておいたら近寄らん』
『やっぱり、ここにも出ますか?』
『わからんが、これをやっとったら少しは安心じゃろう』
『はい。 前にここで寝とったら、テントの外ですごい獣の鼻息を聞いたことがあるんで、出るんじゃないかとは思っていたんです』
『じゃあ、これ』 『いやあ、本当に助かります。 ありがとうございました』
***
おじいさんは軽トラックに乗り込み、出発された。
俺は、掌いっぱいに頂いた唐辛子をちぎってテントの周辺に撒いていく。
島の外から遊びに来た俺に、こんな親切にしていただいて、本当にありがたいことである。
***
ビールを飲み終えると、ハーフサイズのワインを取り出し、キャンプの夜を独り静かに楽しんだ。
今日はイノシシの心配もすることなく、安心して寝入ることができる。
***
朝は少し冷え込み、シルクのシーツに潜り込んだ。
6時過ぎにテントから這い出す。
日差しはあるものの、少し東風が吹いており、雲も多めの模様。
お湯を沸かしてコーヒーを飲み、まるせきカフェで買い込んできたパンで朝食。
東風のため、ここは風裏で穏やかな朝のひと時。
食事を終えると、道具を片付けて家路へ。
***
いやあ、こんな近場に良いところがあるから、午後休でも余裕を持ってキャンプを楽しめるなあ。
さて、明日はどこ行こう?
シーカヤックを楽しむ者としては、芸予諸島の中心にある呉は、様々なエリアへのアクセスが良いのが何より。
しまなみ海道へも2時間程度で行くことができるし、周防大島へも同じくらいの距離。
島根半島も3時間コースだし、地元のとびしま海道や倉橋島、江田島あたりなら1時間ほど。
今日は、昼に家に戻ってから着替えを準備し、途中で夕食の食材を買い出ししてもゆっくりと楽しめる、岡村島へ。
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今日は、安芸灘大橋を現金で支払って通過。
まずは大崎下島へ立ち寄り、いつものお店でビールを購入。
地元の指定店で1,000円以上の買い物をすると、往路の橋の領収書があれば、復路の通行券がもらえるのである。
つまり、半額で往復できるということになる便利なシステム。
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ソフトクーラーに入れた氷でビールをしっかりと冷やしながら、岡村島へ。
今日は少し遅いお昼ご飯を、この島にあるカフェでいただくことに。
『まるせきカフェ』
ランチメニューは、今治名物の焼豚卵丼。
食後のコーヒー付きで、ここのコーヒーがなんとも美味しいのである。
明日の朝食のパンも購入して、店を辞す。
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正月鼻へ着くと、まずはテントを張ってから、ツーリングの準備。
今日は、いつもとパターンが違ったせいか、いつもの防水デジカメを忘れてきた!
という訳で、今日の海上での写真は、100円ショップの携帯電話用ソフト防水バッグに入れたiphoneで撮影することに。。。
海は穏やかで、ちょうど満潮の潮止まりタイミングのため、快適なパドリング。
いつもなら、小大下島方面へ向かうのだが、今回は気分転換でバウを北西へと向ける。
大崎上島の西側の海岸線に沿って北上。
この辺りを漕ぐのは久し振りだが、自然海岸が残り、なかなか良い雰囲気である。
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海の透明度もなかなかで、快適なパドリング。
潜り抜けることはできないものの、洞窟もある。
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途中でUターンし、少しだけ大崎上島の南岸を東進してから出発した浜に戻ってきた。
今日は、1時間半のお散歩ツーリングであった。
シーカヤックを潮抜きし、着替えると椅子とテーブルをセットし、キッチンも整える。
椅子に座ると、海を眺めながらソフトクーラーからよく冷えたエビスビールを取り出す。
まずはビールで、独り乾杯。
芸予諸島の暮れ行く海を眺めながら、美味しいローストビーフをつまみに、美味しいビールを飲む至福のひと時。
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今日のメインは、キムチ鍋。
昼間は暑いが、日が陰ってくると涼しくなるので、キャンプの夜に鍋が楽しい季節がやってきたのである。
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晩御飯を食べていると、目の前を通り過ぎる軽トラックが急に止まった。
軽トラックから、一人のおじいさんが降りてこられた。
『こんにちは』と挨拶すると、
『今日はここで泊まるんね?』と聞かれたので、『はい、今日はここでキャンプさせていただきます』
するとおじいさんはポケットから何かを取り出した。
見ると、掌に山盛りの『唐辛子』
『うちの方じゃ、イノシシが出るんよ。 イノシシは、鼻がええから唐辛子を切って撒いておいたら近寄らん』
『やっぱり、ここにも出ますか?』
『わからんが、これをやっとったら少しは安心じゃろう』
『はい。 前にここで寝とったら、テントの外ですごい獣の鼻息を聞いたことがあるんで、出るんじゃないかとは思っていたんです』
『じゃあ、これ』 『いやあ、本当に助かります。 ありがとうございました』
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おじいさんは軽トラックに乗り込み、出発された。
俺は、掌いっぱいに頂いた唐辛子をちぎってテントの周辺に撒いていく。
島の外から遊びに来た俺に、こんな親切にしていただいて、本当にありがたいことである。
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ビールを飲み終えると、ハーフサイズのワインを取り出し、キャンプの夜を独り静かに楽しんだ。
今日はイノシシの心配もすることなく、安心して寝入ることができる。
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朝は少し冷え込み、シルクのシーツに潜り込んだ。
6時過ぎにテントから這い出す。
日差しはあるものの、少し東風が吹いており、雲も多めの模様。
お湯を沸かしてコーヒーを飲み、まるせきカフェで買い込んできたパンで朝食。
東風のため、ここは風裏で穏やかな朝のひと時。
食事を終えると、道具を片付けて家路へ。
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いやあ、こんな近場に良いところがあるから、午後休でも余裕を持ってキャンプを楽しめるなあ。
さて、明日はどこ行こう?