あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 御手洗の展望台&夏のシーカヤック教室

2017年08月06日 | 旅するシーカヤック
2017年8月6日(日) 今週の夏のシーカヤック教室は、施設の都合により日曜日の午後のみ。
朝はお袋を連れてホームセンターに買出しに行き、少し休憩してから施設に天気と風/波の状態を確認する電話。
『風と波はどう?』 『はい、風は少しはありますが、大したことはないです』 『そう、わかった。 じゃあ、午後1時頃に行きますね』

***

海水浴シーズンなので、渋滞を想定して余裕を持って家を出る。
せっかくなので、御手洗まで足を伸ばしてみることに。

お気に入りの展望台に、車を停めた。

途中で買い込んできたお弁当をベンチで食べると、展望台へ。

ここからの眺めが、俺のお気に入り。

台風が来る前の、少し風はあるが芸予ブルーの青空と瀬戸内海の蒼さのコントラストが美しい。

久しぶりの、とびしま海道ドライブ気分を堪能した。

***

時間前に、いつもの場所に到着。

すでにカヤックは運んであった。 『うん、なかなか準備がいいねえ』

今日は少し東風があるものの、練習ができないほどではない。

***

職員さんの提案で、急遽、実習生さんも参加されることになり、カートップしていた俺のタンデム艇を下ろし、パドルも引っ張り出して準備完了。
久しぶりに参加してくれた、何年も前から漕いでいる中学生の女の子を見ると、PFDのサイズが小さいようである。
いつも確認している、股部分のストラップが届かないためセットされていなかったのである。

『それ、ちょっと小さいんじゃない?』 『はい、そうなんです』

他に参加してくれる子供達を見回すと、『ねえ、この子のPFDのサイズの方が大きいんじゃないか?』
職員さんにチェックしてもらうと、中学生の女の子のPFDのサイズがM、小学生の女の子のサイズがLであった。
『じゃあ、交換してみようか』
すると、ストラップもセットでき、双方にとってジャストサイズになった。
『うん、これでいいね』

そう、こんなちょっとしたチェックと気遣いをするのも、安全確保を担当する俺の大事な役目なのである。

***

出発前に、ちょっと場所を移動して、港外の風と波の様子を参加するみんなに見てもらう。
『いつもは外に出るけど、あそこを見てごらん。 今日は風が強くて白波が立っているよね』
『だから、今日はこの中で練習するね。 そして、ちょっと漕いでみて無理そうだったらすぐに止めるから安心して』

***

ということで、漕げそうな子供をシングル艇に載せ、確認が必要な子と、初めて海に出る実習生さんたちはタンデム艇の前に乗ってもらう船割を決める。

俺がシンガリを勤め、みんなの様子を見ながら、まずは追い風に押されながらの漕ぎ。

その後は、一旦休憩してから追い風に向けての漕ぎを試す。

子供達には声をかけながら、職員さんたちの様子もチェックしながら、まあまあの向かい風の中での漕ぎの様子を観察する。
『うん、これなら大丈夫だな』

***

一旦、出発した場所まで戻り、疲れたという男の子をタンデム艇に載せ、替わってみたいという小学生の女の子をシングル艇に。
再び、追い風に乗って港の奥まで、そして休憩してから出発地点まで戻る。

***

最後には、子供達と職員さんたちの混合チームで2チームを作り、リレー形式での競争を楽しんだ。
『ガンバレー! まだまだ漕げるぞお』 『オー、後ろから迫っているよ』

2チームがゴールし、子供達もリレーを楽しんでくれた模様。

『ようし、追い風だけど、また出発地点まで戻ろうか。 もし無理だったら、俺が引っ張ってあげるから安心して漕げよー!』

***

結局、みんな無事に漕ぎ戻り、楽しかった今日のシーカヤック教室は終わりである。
『みんなよく頑張ったね。 あの風でも漕げるんだっていう自信になったと思うよ』

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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