この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

観に行って本当によかった『すくってごらん』。

2021-03-20 20:43:58 | 新作映画
 真壁幸紀監督、尾上松也主演、『すくってごらん』、3/20、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞。2021年13本目。

 というわけで貴重な2ポイントを使って『すくってごらん』を観に行ってきました。

 まず最初に言っておくと、自分はミュージカルには興味がありません。
 話題になっている作品は見る、ぐらいかな。
 『ラ・ラ・ランド』や『レ・ミゼラブル』は映画館で観ましたが、いまいちピンときませんでした。

 それからももいろクローバーZにも興味はありません。
 彼女たちのライブはやたら人気があるようですが、どこがいいのか、自分にはよくわかりません。

 ついでに言っておくと金魚すくいにも興味はありません。
 金魚すくいに競技性やスポーツ性は感じ取れませんね。

 ミュージカルにもももいろクローバーZにも金魚すくいにも興味がない自分が、なぜももいろクローバーZのリーダーである百田夏菜子がヒロインを務める、金魚すくいがモチーフのミュージカル映画『すくってごらん』を観に行ったかというと、映画の神様に「この映画は観に行った方がいいぞ!」と言われたからです。
 映画の神様の言には出来るだけ従うようにしています。
 ちなみに映画の神様に観に行くように言われた作品は他に『サヨナラまでの30分』や『殺さない彼と死なない彼女』などがあります。
 邦画が多いですね。
 どれも面白かったですよ。

 『すくってごらん』も面白かったです。
 貴重な2ポイントを使った甲斐がありました。
 面白かった、と言いましたが、何がどう面白いかは恐ろしく説明しにくいです。
 ストーリーは他愛ないんですよ。
 東京の本店でポカをしたエリート銀行員が地方の支店で金魚すくいを通じて再生する、というだけのお話なので、、、正直あらすじを話してもあまり意味があるとも思えません。
 とにかく面白いし、楽しい映画なのです。
 エンターティメントに振り切っていた、というべきでしょうか。
 今までにない映画体験だった、とも思います。
 
 一つ難を言えば、上映館が少ない、ということでしょうか。
 福岡県での上映館はわずか6館(まぁ『王宮の夜鬼』や「ゴーストランドの惨劇」なんかに比べると全然多いですが)。
 しかも知名度が低いせいか、公開二週目にして一日の上映がたった二回なのです。
 上映期間もおそらく短いでしょうね。
 お近くの映画館で上映されていたら是非、観に行ってください。
 これぞエンターティメント!といっていい、極上の映画体験が出来るはずです。
 
 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする