花粉症なんて大したことない。

　自分は花粉症ではありません。
　なので花粉症がどれぐらいつらいのか実感は出来ないのですが、花粉症って大したことないんだろうな、って思うことはあります。
　どういうときにそう思うのかというと、花粉症の人に「花粉症にはツクシがいいらしいですよ」とお薦めしたときですね。
　そういうとき、こちらがビックリするぐらい反応が薄いんです。
　いいことを聞いた、と感謝されたことは一度もないですし、もちろん実践したみたよ、と言われたこともありません。
　もし自分が花粉症に苦しんでいたら、良いと言われる治療法は片っ端から試しますけどね。
　そうしない以上花粉症って大したことないんだろうな、と思わざるを得ないのです。

　自分は花粉症ではありませんが、身近に花粉症を患っている人ならいます。
　兄です。
　兄は元々花粉症ではなかったのですが、大学に受かり、一人暮らしをするようになってから、言い換えれば春先にツクシを口にすることが無くなってから、花粉症を発症しました。
　ちなみに兄の家族は全員花粉症です。
　ただの偶然なのかもしれませんが、花粉症にはツクシが効く、という個人的な根拠としてはそれで充分かと思います。

　個人的な根拠、と書きましたが、科学的な根拠もあります（こちら）。
　ツクシに含まれている抗アレルギー物質であるコハク酸やフラボノイド類が花粉症の悪化を防ぐのだそうです。
　具体的な成分名を聞くと何だか説得力がありますよね。笑。
　しかもこれらの成分には即効性が見られるとのこと。
　つまり、食べた直後に花粉症の症状が和らぐかもしれないのです。
　ここまで聞いてツクシに興味を持たない花粉症患者がいたら、本当に花粉症なのか？と疑いたくなりますね。

　そのツクシですが、今がちょうど最盛期です。

　　　

　土手や田んぼの畔に生えていますが、これは会社の花壇に生えていたものを写真に撮りました。
　民家の庭にも生えることはありますよ。
　うちの庭にも生えています。

　調理の方法はいろいろありますが、個人的に一番好きなのは煮つけですね。
　山菜独特の苦みがありますが、美味しいですよ。
　
　　　

　ツクシは美味しいんですけれど、はかまを取るのがとても面倒です。
　生えているツクシを取るよりも取ってきたツクシからはかまを取る作業の方がはるかに時間がかかります。
　ただ、最近、はかまを取る作業自体に花粉症を抑える効果があるのだというネット記事を読んだのですが、あらためてその記事を探すと見当たらなくて、、、自分の妄想だったのかな？
　そういった記事に心当たりがある方はお知らせください。