この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

鋸山に登ってきました。その3。

2021-03-02 21:48:58 | 日常
 本文に入る前に、宇佐神宮の池のピンクの水面ですが、気になったので電話で直接問い合わせてみました。
 外来種の「藻」だそうです。
 確かに藻にしか見えなかったけど、ピンクの藻なんて見たことなかったから別の何かかと思ったよ。
 外来種とのことなので、早晩駆除されることでしょう。

 日曜日は朝の6時ぐらいに目が覚めました。
 慣れないベッドは眠りが浅いみたいです。
 荷物を取りに車に行ったら、外は小雨が降っていました。
 小雨というか、霧雨?
 ヤバい、やみそうな感じが全然しない…。
 これまで晴れ男として連勝記録を重ねてきたけど、ここまでか、と正直思いました。
 
 朝食後、この日どうするかをツアーの参加者とオーナー件ガイドのリョウさんで話し合い、現地での様子を見て決めるということになりました。
 8:50、ホステルを出発、やはり雨はやむ気配は無し、しかし、一時間後、鋸山の登山口駐車場に着いた時は何と、晴れてました!
 いや、我ながら、自分の才能(というべきか)が怖くなりましたね。
 連勝記録は果たしていつまで続くのか。
 ちなみに鋸山周辺は自分たちが下山するまで一滴の雨すら降ることはなく、一方湯布院は一日雨にけぶっていました。
 この日由布岳に登られた方、ご愁傷様でした。
 
 10時過ぎ、登山開始。
 しかし、、、舐めてましたね、鋸山を。
 舐めていたのには理由があります。
 鋸山は低山で、子どもでも登れる山と聞いていたのです。
 それは必ずしも嘘ではないのかもしれませんが、自分にはめちゃめちゃきつかったです。
 きつかったことにも理由があり、それは自分のペースで登れなかったことですね。
 自分は一昨年の暮れから山に登り始めたのですが、そのほとんどが一人登山でした。
 一人登山のデメリットはいくつもあって、その最たるものはトラブルが起きた時他人に頼れないことではないでしょうか。
 実際山に登って道に迷ったことがあります。
 あの時は本当に心細かったです。
 逆にメリットはというと、自分のペースで山に登れることですね。
 きつくなったら体力が回復するまでいくらでもその場で休むことが出来ます。
 休んだからといって誰かに迷惑をかけるわけでもないし、文句を言われることもありません。
 しかしこの日は5人グループで、自分が一番山に不慣れで、体力がありませんでした。
 進むにつれて前の人との距離が開き、距離が開きすぎると一応待ってはくれるのですが、追いついたら「じゃ、行きましょうか」と言った感じで出発するので自分はほぼ休めず、本当に地獄でした。
 その分眺めは絶景でしたけどね。

   

 もっと良い眺めがいくらでもあったのですが、断崖では自分はへっぴり腰になってしまってろくに撮影出来ませんでした。
 写真は「太陽岩」という名の巨岩ですが、どう見ても「ち○こ」ですね、ありがとうございます。

 途中食事休憩を取り、二時間半後無事下山しました。
 いやいやきつかったです。
 これまでの自分の乏しい登山体験の中でぶっちぎりのきつさでした。
 また、これ以上ない、というぐらいのスリルも味わえました。
 生きてるって素晴らしいって思いましたよ、本当に。
 それから湯布院のホステルに戻り、ツアーは終了と相成りました。

 今年初の旅行はきつく楽しいものになりました。
 登山はしばらくはいいかな。
 でもユースホステル主催のイベントでは登山以外にもキャニオニングに近いものもあるとのことなので、それに参加出来たらいいな、と思います。
コメント
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