tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

軸の読み方が解らない時は・・・

2014-12-05 18:25:56 | 日記
12月5日(金)
抜けるような青空が広がっておりましたが、午後からは約束でもしたかのように強い風が吹き始め体感温度を下げております。
今日は自宅での稽古でした。

   

   花

花は、万作に曙椿を生けました。
いつもはお正月の頃に咲き始めますが、今年はどうした事か一ヶ月も早く咲きました。

枝物と言われております万作は昨日の内に切り取って置きましたが、椿はお稽古の始まる寸前にと思っておりましたので、予定外の花に出会ったという事になります。
庭には白玉椿がたくさんの蕾を大きくして出番を待っておりますが、あのピンクの大きな蕾を目にしては、それだけで決まってしまいました。

   

   軸

軸は「道 踏不瞋」随分前に手に入れた軸ですが、今だに読み方が解らないために、家以外では掛けないようにしております。
「どうとうふしん」とそのまま読めば良いのかも知れません。

「瞋」は「しん」ですが、この字だけでは、眼を見開いく、または、怒りの眼差しといった意味があるそうですので、私は、「良く眼を見開いて自分の道を踏み外すな」とこんな風に解釈しておりました。

禅宗の老師が揮毫した軸ですので、勝手に解釈して良いものか・・・。

仏教用語に「不瞋」という言葉があるそうで、簡単に言うと「怒らない事」だそうです。
そうすると、ちょっと意味合いが違ってくるようで、「物事に腹を立てないで、自分の道をしっかり踏みしめなさい」と、こんな意味にもなります。

   

   床の間

今日の床の間です。

師走に入り最初のお稽古でしたので、ちょっと難しい軸を掛けて皆さんで考えようと思いましたが、皆さんにも宿題になってしまいました。
読み方や意味などお解りの方は、お教えいただけると嬉しいです。
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2 コメント

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Unknown (tyako)
2015-02-11 09:07:32
梅若丸様

心田老師は良く揮毫されていたようです。
ありがとうございました。
返信する
稲葉心田老師のお軸は (梅若丸)
2015-02-11 08:16:28
「道 踏んで 瞋らず」ではありませんか?

「道は踏んでも 瞋ることはない」ということで忍辱を
説いた語だと思うのですが・・・
返信する

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