読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

秋川滝美「幸腹な百貨店 催事場で蕎麦屋呑み」~言葉は要らない!背中が語る男たちに助けられた堀内百貨店☆

2019-06-20 02:06:51 | 
秋川滝美「幸腹な百貨店 催事場で蕎麦屋呑み」読み終わりました。



このシリーズは毎回読み終わった後


幸福感に包まれます



あっ・・


あと



幸腹にもね




今回は



閉店の危機に追い込まれていた堀内百貨店だったが



幾度の危機を乗り越え



なんとか軌道に乗った



そう思われていたが・・



またまた新たな危機が!!




催事場が閑古鳥状態




ご当地ものは


近くのスーパーに持って行かれ・・・



どう改善していくか?!



事業部長の「高橋伝治」は


頭を悩ませる。。



そして


部下の「花村瑠衣」からは・・



「辞めたがっている社員がいる」と



相談を受ける。



それは


酒売り場で接客に奮闘していた「後藤里美」だった



売り場にすっかり慣れてきたとばかり思っていた伝治は驚く



里美が悩む・・


「接客にむいてないのでは」と。



彼女の真意を確かめたいと


伝治と瑠衣はふるみなと祭りを盛り上げることを理由に一石儲ける




そして



里美のこと知ったマーケティング部長の「高島」は


自分も同行させてくれという。



高島の娘と里美はバレーの縁で結ばれていたのだとか




里美のリサーチ力に


商品部に向いてるのでは?という高島



しかし・・


里美が選んだのは


「企画」することの楽しさだった♪



そして



催事場の企画を任せてみることになる。




蕎麦屋呑み



伝治と瑠衣


そして神田の協力で実現に向けて進む企画





成功か





そう思われたが・・



居酒屋状態になってしまい・・



詫び寂びの世界とはかけ離れてしまう。。。




そんな状態に



里美は悔しさを隠せない



自分はやっぱりダメなんだと自信を無くす。。




しかし!



そんな時救世主が現れる




言葉はいらない!男の背中が語る蕎麦屋呑み



それを見せてくれたのは・・



伝治が神輿の騒動で助言した


菱田の弟だった?!



町の人たちを助け



そして


また



助けられる




ふるみなと商店街



そして



堀内百貨店



その


いい関係





手本になる背中を見せられる



それは



その人の生きざま



かっこいいっ





菱田は息子に



そして



伝治は花村に



花村は里美達部下に




そういう背中を見せられる大人になりたいなぁ~。




・・・と読者の私も思った




読み終わるとあったか~い気持ちになれる


それがこのシリーズの読みどころだと思います。




人は人に助けられ日々生きている☆



そんなことも再認識させられました。




蕎麦屋で静かに酒をたしなむ・・



憧れるなぁ~。



下戸なんだけど









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