読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

雫井脩介「犯人に告ぐ」~少年誘拐殺人事件の失態で巻島が背負ったもの。。そしてチョンボが大活躍?

2018-02-05 03:07:54 | 
雫井脩介「犯人に告ぐ」読み終わりました。



前から気になっていたんだけど・・


今回このシリーズの「2」が出ていたので



最初から読んでみようと思ったの^^



かなり読み応えのある物だったので(量的に)二の足を踏んでた部分も(^^;)



でも読んでみてよかった~♪



量はあったけど



内容に引き込まれて自分が予想してたよりも



早く読み終わることができました。





神奈川県警警視「巻島史彦」は


5歳の少年「健児」が誘拐された事件の指揮官になる。




そして・・



身代金引き渡しの現場で



犯人の「ワシ」と名乗る男らしき者を見た巻島。。



しかし!



その男を取り逃がし・・



健児少年は殺害されるという



失態。。




そして



巻島は左遷。。




それから6年




巻島は足柄署特別捜査官となっていた巻島



その巻島に


健児少年誘拐殺人事件の時に


指揮を命じられたられた「曾根」から


川崎男児連続殺人事件の指揮官に任命される。



そこには


曾根の目論見があった




巻島をメディアに出し



犯人をおびき出すという作戦に出た。




肩までかかる巻き毛



優男の巻島はメディア映えする



巻島は曾根や



刑事総務課課長で曾根の甥っ子



植草の罠に嵌められていく。。





巻島はこの任につく前に



足柄署で信頼のおける「津田長」と共に



被害者家族の元へ。



そして


犯人逮捕を約束する。




巻島が犯人「バッドマン」を挑発する




そして



なかなかしっぽのつかめないバッドマンに



視聴者の巻島に対する風当りが強くなる!




バッドマンから届く模倣された手紙。。



本当のバッドマンからの手紙を見つけることに苦戦する。



そこには・・



曾根の罠が




巻島が出演することになる「ニュースナイトアイズ」



それに対抗する


「ニュースライブ」のキャスター未央子は


植草が大学時代付き合っていた元カノだった?!




そして


植草が


未央子気を引くため・・



そして


巻島の足を引っ張るため・・


の行動



それが



巻島の捜査の邪魔をする。。




焦る巻島。。





しかし



巻島を信頼する部下に支えられ・・



津田長に助けられ



巻島は



犯人に迫る!!




バッドマンに告ぐ




巻島が一世一代の芝居を打つ





そこに



現れる「ワシ」?!




そして・・



孫の一平が危機に





健児少年殺害事件で「チョンボ」というあだ名がついてしまった



小川かつお



その小川が・・



バッドマンを


み~つけた



決め手は



「ベージュと臙脂色」



色って・・



人によって



世代によって見方や言い方が違うんだなぁ~。






巻島が



健児少年の母「麻美」に言った




「背負ってますから。これからもずっと背負いますから。」



という言葉



響きました




癒されることの決してない傷。。




被害者も



そして



刑事も。。





それにしても



植草に気を引こうとする



未央子への情報提供



ホントに読んでてムカついた



こんなのが警察の幹部にいるってどういうこと?!




それに引き換え



津田長の


いろんなことを経験してきた刑事の言う言葉は



深いね~。



「痛そうじゃないから痛くないと思ったら大間違いだ。

 それは単にその人が我慢してるだけですからな。」



植草に言った津田長



優しさの中に厳しさが



巻島が信頼を置いてるのもわかる。




人の心を動かすのは



力じゃない。。




心から自然にあふれる優しさなんだよね




そんなことを思いました。




さて


「2」では巻島がどんな事件を解決するのか?



楽しみ~♪










この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大沼紀子「路地裏のほたる食... | トップ | 雫井脩介「犯人に告ぐ2~闇... »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事