読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

円居挽「クローバー・リーフをもう一杯」~謎を持っている人にしかたどり着けないバー「三号館」おいしいカクテルのお代は謎?

2017-07-04 03:06:08 | 
円居挽「クローバー・リーフをもう一杯」読み終わりました。



最近重めなものを続けて読んでいたので



軽めなのがいいなぁ~と思い探していたところ



これを見つけました



本との出会いって



不思議~!



なんか今の自分にピッタリなものに出会えた





謎解きとカクテル好きな人にはたまらない1冊ですよ





行ったことのない大学のキャンパスライフを楽しめるのもいい♪




舞台が京都なので



京都の名所も家に居ながらにして行った気分を味わえます





京都にある大学




その中の京都を散策するサークル


「賀茂川乱歩」




遠近倫人は


1年遅れで同い年の東横と同じ大学のサークルに入る。



そして


東横から


謎のバー「三号館」の噂を聞く。



東横もまだいあったことが無い三号館



なんでも


謎を持った人の前に


場所と日時は不定で現れるというそのバー




遠近は三号館に興味を持つ☆





同じサークの「青河幸」に密かに思いを寄せる遠近




幸とサークルの買い物に出て



謎に出くわす!!



美人でスタイルも抜群の「灰原花蓮」



灰原がストーカーから逃れるために乗り込んだタクシーは



レアなヤサカタクシーの四つ葉のタクシーだった



そしてナンバーを覚えていた幸




しかし


ほぼ同時刻


サークルの大溝先輩と千宮司先輩が



同じナンバーの四つ葉のタクシーから降りてくるのを見かける!!





なぜ?


レアな・・


しかも同じナンバーのタクシーに?!




この謎を解きたくて



遠近は三号館を探す。





そして・・




遠近にそのドアは開けられる




中にいたのは



和服姿のキレイな女のひとだった。




そして


初対面にも関わらず・・


遠近のことを




ズバリ!当てていく




そして



遠近が持ち込んだ謎を



カクテル「クローバー・リーフ」を差出し



それを飲むことで



遠近に解かせていく。



お代は









すっかり三号館の魅力に取りつかれてしまう遠近





美味しいカクテルと謎解き




同時に味わえるこの三号館に






クローバー・リーフ



ジュリエット



ブルーラグーン



ペルライダー



名無しのガフ




名無しのガフは



黒ビールとジンジャエールを割ったものなんだって!!



すごくおいしそうだった♪




今度作ってみよう^^






京都の鴨川のは「川床」(かわゆか)





貴船や高雄のは「川床」(かわどこ)




ということを初めて知った~!





京都のことも勉強になる






京都水族館で出会った



「藤」の不審な行動の謎






祇園祭りで起きた・・



幸の落下事件の謎







そして・・



三号館が燃えて消失





謎が解ければ・・



なんだ~そういうことか!



…と思うけど




謎を考えるときの


ワクワク感♪



それは誰でも好きなんじゃないかな?




簡単に騙される人の脳




その不思議



思い込みっていうのは・・


謎を深めていくものなのかも^^




三号館が消えたときの・・


遠近の抜け殻になってしまった


喪失感。。




そして



遠近の幸への思いを上回る・・



その人に再会した時の思い



幸への告白を先延ばしにしていたのには・・



見えない力が働いていたのかも?!




・・・と私は解釈してしまいました。





さて


あなたは遠近の心の謎を


どう溶きますか

















この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堂場瞬一「捜査一課 澤村慶... | トップ | 山下貴光「筆跡はお見とおし... »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事