読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

堂場瞬一「内通者」~情報屋の目的・・それは刑事を追い詰めるためだった?!~

2017-07-21 02:54:19 | 
堂場瞬一「内通者」読み終わりました。



あ~緊張した!!




謎・・謎・・謎・・



攻めで一時も安心できない感じ。



それがまた面白い♪




会社から不当な扱いを受けていた「椎名」



役人と建設会社の収賄疑惑を



椎名は警察にタレこむ。





捜査2課係長の結城は



県の土木局の部長「会田」と房総建設の役員「藤本」



を内偵捜査していた。





張り込み中に結城にかかってきた電話



それは



妻「美貴」が倒れたという知らせだった。




そして



美貴の突然の死。。





一人暮らしをしていた一人娘の若葉とも



なんだかしっくりいかない。。




すぐに仕事に戻る結城だったが・・





椎名との窓口になっていた花岡から



「椎名の様子がおかしい」と聞かされる。




結城が椎名に会ってみることになる。




そして・・



そこから転がっていく・・



椎名の不審な行動による



結城への










そして



若葉にも



その魔の手が





椎名は結城のことを前から知っていた?!




結城には覚えがなく・・




困惑する。。





椎名と結城の接点とは





父と娘のぎこちない関係




美貴の死が



2人を向かい合わせる



そして



20年間隠し通していた




秘密





まさか!



こんな形で



秘密が明かされるときがくるとは





狂った椎名




そして



それによって若葉の命が危険にさらされる




若葉は無事に開放されるのか?!




椎名の正体とは






母親がいなくなったことで




父と娘の関係がぎくしゃくしてしまう。




どこの家庭でも



父と娘というのはそういうものなのかもしれない。



どうしても


娘は母親には話すけど


父親とは突っ込んだ話はしない。



…ということがあるんだよなぁ。




私もそうだった。



特に家にほとんどいない父親との関係は特にね。




だけど



父親が嫌いというわけじゃない。



なんだろう?



なんとなく敬遠してしまう。



照れくさいというか・・



父親も



娘に対して



「どう接したらいいかわからない」



そういう気持ちがあるから余計にぎくしゃくするのかも。




結城と若葉の2人で会ってるときの



空気感が


何だか手に取るように分かって


こちらまでなんだか気づまりになってきた




でも



若葉のピンチに



結城が



刑事ではなく父親になって冷静でいられなくなった




そこに感動した





たった2人だけになってしまった家族




その家族を守りたい結城




結城と若葉が



真の親子になった瞬間だと思いました




若葉のなりたかった職業・・




お父さん!



むっちゃ嬉しかっただろうなぁ




最後まで手に汗握るけど・・



最後はホロッとさせられる




そんな内容になっています。






いつ誰に



自分の知らないところで


恨まれているかわからないよなぁ~。



・・・ということも考えさせられました。




こわ~っ。。












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