読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

山口恵以子「食堂のおばちゃん7 うちのカレー」~万里の作るはじめ食堂のカレー☆それぞれの思い出の味~

2020-03-21 02:42:33 | 
山口恵以子「食堂のおばちゃん7 うちのカレー」読み終わりました。


このシリーズも7作目になったんだね。


毎回楽しみにして読ませてもらっています。


シリーズのいいところは


作品中の人たちの成長を見守りながら


自分もその一員になれたような気持ちで読めるところ



はじめ食堂の歴史に加われた気持ちになってしまう



一子が考と夫婦で始めた「はじめ食堂」

考亡き後息子の高が継ぎ

高亡き後

一子と嫁の二三が継ぎ

万里が加わり


本格的な洋食屋から


何でもありの大衆食堂に変化していった。



店の歴史


人の歴史


いろんなことをこの作品は教えてくれます。



万里が生み出すはじめ食堂で出すカレー


インドカレーからスープカレー


お客さんの要望にも応えつつ


アレンジして進化していくはじめ食堂のカレー


それぞれの家庭で食べていたカレーの記憶


そんなことも思い出させてくれる



特に今回の作品は


万里の成長が大きな読みどころになっています。



いよいよ調理師免許を取得するために


万里が挑む試験


そして


その道中で起こる事件!!


そこで万里の成長ぶりが発揮される



引きこもりだった万里が


はじめ食堂でバイトをするようになり


そして数々の新しいメニューを生み出し


活躍するようになり


はじめ食堂になくてはならない人材になっていった



すごい成長だよね



そして


今回


ショーパブで働く「メイ」が


祖父との関係がこじれて疎遠になってしまっていたけど


祖父のけががきっかけで和解することができる



メイと同級生の万里はそこでも一役買っている。



常連さんは然り


新しいお客さんも加わり


にぎやかで


温かい雰囲気は来るもの誰もを拒まず!



おなか一杯で心まで満たされること間違いなし!



あなたもはじめ食堂に足を踏み入れてみませんか



巻末にはレシピもしっかり書かれているので


私もはじめ食堂の味作ってみようと思います





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