読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

山本甲士「ひかりの魔女~にゅうめんの巻」~姉さんかぶり・作務衣・割烹着・地下足袋のひかりおばあちゃんは幸せの魔法使い☆

2020-02-07 02:59:43 | 
山本甲士「ひかりの魔女~にゅうめんの巻」読み終わりました。


表紙が1作目と同じだったので

これが続編だと最初は気づきませんでした。


よくよく見ると


「にゅうめんの巻」とあって・・


あ~続編なんだなぁって






手拭いを姉さんかぶりにして


作務衣の上に割烹着


地下足袋を履いた80歳後半のおばあちゃん



それが主人公の「真崎ひかり」さん



格好は独特でも


顔はいつも柔和な笑顔



このひかりさんが


幸せの魔法でみんなを笑顔にしていく



それがこのお話です。



祖父から継いだ喫茶店が繁盛せず

接客に向いていないと思っていた結衣


しかし

ひかりさんが亡き祖父の知り合いで

お線香を上げに来店した日から・・


寂れた喫茶店が

輝きだす


そして


自分に自信のなかった結衣の才能を


引き出してくれる



会社社長を追われてしまった東郷


何事も人のせいにしやさぐれていた。。


そこに家政婦のピンチヒッターで来た


ひかりさんの


オコゲ入りの塩むすび

いわしのぬかみそ炊き

しょうがの糠漬け



それを食べて変わっていく


考え方までも!



金属部品を扱う田野上工業は


倒産寸前だった。


しかし


犬の散歩途中のひかりさんが

工場の軒下で雨宿りしたことで・・


田野上夫妻に運が向いてくる


不仲だった妹夫妻と協力することに?!




ラーメン屋を負債を抱えたたむことになった湯崎


ヤミ金に追われ


妻とも偽装離婚することに。


娘にもしばらく会えず


住むところも失くし車中泊をしていた。



ある日


自転車で転んだ主婦を助ける。


それがひかりさんの嫁だったことから


湯崎はひかりさんによって


職と寝床を手にすることに



ひかりさんに関われば


みんなが笑顔になる


昔の恩をいつまでも忘れずにひかりさんを慕う生徒たち


この人たちもひかりさんの教えで


困った人を助けることに協力してくれる。



「先生の恩人は自分の恩人」だと。


人のいいところを褒め


それがいつしか


その人の自信につながり


笑顔になっていく


そして


誰もがひかりさんを尊敬する



コレを読めば誰もがひかり信者になる事間違いなし!



そういう私も


ひかりさんが実践している


立禅を始めました。



両足を開きちょっと内またにして腰を落とす


かかとを少し上げ


両手は肩より少し下で指を開き大きなボールを抱えるように


鼻から息をゆっくり吸い


口から細く長く吐く



これを10分出来るのが目標です。


まだ3分しかできない。。


ひかりさんは30分出来るのだとか!!


スゴイっ



自分の身の丈にあった生活をすること


人と関わることの大切さ



そういうことも学びました



ひかりさん!ありがとう!



ひかりさんに関われば誰もがそう言ってしまう。



読み終わると幸せな気持ちになる


あなたもきっと











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