読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

道尾秀介「透明カメレオン」~色を変えてそこに確かにあるもの☆だけど見える人にしか見えないもの☆~

2016-09-01 02:51:26 | 



横尾秀介「透明カメレオン」読み終わりました☆




最後・・



こういうことだったのか




ビックリの展開でした^^




横尾さんの



あらゆるところへちりばめられた



透明なカメレオン。。




なかなか見抜けませんでした。




わかったときに初めて・・



「あっ!あそこに!」



「ここにも!!」




・・・やっぱり私は凡人なんだわぁ。。




そう思いさらされる(^^;





店の名前が「if」であったり・・




う~ん



なるほどね~。




いつも常連客しか来ていないバー「if」





見た目がチンチクリン



桐畑恭太郎




そして



声だけはめっちゃいい




ラジオでパーソナリティを務める



「1upライフ」




ここでの



半分ホントで半分嘘の話




これが最終的に



ifに集まる人たちと恭太郎にしか見えない




カメレオン





そこに飛び入りしてくる



「三梶恵」




びしょぬれで・・




「ころした~」



「コースター」



??




何を言っているのかよくわからない恵





だけど



そんな恵をifの人たちも



恭太郎も受け入れ力になる☆





恵の殺人計画にも乗っかってくれる?!





恭太郎が店に入るときに仕掛けてくる



嫌がらせとも思えること



いろんなものを投げつけたり浴びせたり!!




だけど


これは



ママの・・



みんなの愛情表現でもあった




店に潜んでいるカメレオンは知っている




そんな一人一人に潜む心の傷を





最初なんだかちょっとイライラしてしまうの。




いじめか?



・・・って。




でも最後までちゃんと読み終わったとき





この本の良さがわかります。





そんな作品





恭太郎の声・・



どんな声なんだろう?




あれこれ想像して楽しめました。




見た目と声のアンバランス





いいのか?悪いのか?





ラジオのパーソナリティーに




実際会った人が



「イメージと違ってがっかりした」




なんて話をよく聞くけど・・




勝手に想像を膨らませて




勝手にがっかりされるなんて。。




酷な商売ですね~。





イメージを守ろうと



はじめに恵に取り繕ってしまう恭太郎






だけど




見た目って




人柄を知ることで




良くも悪くもなっていく気がする。





現に



恵だって。





覚悟をもって守ろうとしてくれる恭一郎




その姿は恵にもきっと




カッコよく映ったに違いない






あなたのそばにも・・




透明なカメレオンが潜んでいるかもしれませんよ。





見えるものしか見ていないと・・




突然



足元をすくわれるかも











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