加納朋子「スペース」読み終わりました☆
これは
「ななつのこ」に続くシリーズみたいなんです。
よくわからずに借りたのですが、
これから読んでもそんなに違和感はなかったです。
けど・・
前半
手紙の内容がずっと続くんですが。。
この内容が
ちょっと飽きてしまって・・
読むのやめようか?
と思ってしまった^^>
だけど
後半に
この手紙の内容に
たくさんの
謎
が隠れていて
それが
どんどん解けて行くのが
爽快
きっと
「ななつのこ」を先に読んでいれば
前半の手紙の部分も
もっと興味を持って読めていたのかも☆
入江駒子は短大生。
駒子と同じクラスの
「駒井まどか」
この「まどか」に頼まれて
駒子は
まどかの妹の「はるか」に手紙を書くことになる。
ネタバレになってしまうけど・・
「まどか」と「はるか」は一卵性双生児
まどかは
姿かたちが同じというだけで
他人には「同じ」に見えてしまう。
それがすごくイヤだった。
穏やかで従順な「はるか」のことを
ねたんでもいた。
母に贔屓されている「はるか」
↑まどかにはそう映っていた。
それが羨ましくも妬ましくもあった。
「まどか」は
短大に入学すると同時に家を出る。
はるかと離れたことにほっとすると同時に
寂しさも。。
しかし・・
まどかがはるかをうらやましく思う気持ちは
はるかがまどかに対する気持ちと同じだった
自分の信念を貫くまどかがはるかはうらやましかった。
そんなすれ違っていた
2人の思い
それが
「入江駒子」によって
和解していく☆
母がはるかを心配していたことが
まどかには「贔屓」と映ったらしい。
はるかはある病気になっていたのだった!!
それも知らなかったまどか
2人は
お互いの気持ちを知ることによって
いい関係に☆
そして
駒子が代筆した
「はるか」宛の手紙
なぜ
駒子はまどかに代筆を頼まれたのか?
そして
駒子はなぜ・・
この手紙を「瀬尾さん」にみせて
謎解きをしてもらったのか?
そこには
駒子の瀬尾に対する思いが
駒子と瀬尾のほっこりする進展にもご注目!!
ななつのこ読みたくなっちゃった~。
絶対読まねば