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好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

大崎梢「ドアを開けたら」~友人の死を放置してしまった佑作!それをネタに少年に脅される。そこから始まる友情?!

2019-10-26 02:43:04 | 
大崎梢「ドアを開けたら」読み終わりました。



最後の一体感はが気持ちよかった



人は時として



その人のことを



良く知らないのに



周りに流されて




巨大な架空象を作り上げる




そのことの恐ろしさも感じました。




ネットの社会でもあるよね~。




真実は



なかなか表には表れてくれないから・・



隠れたところにあるのが厄介なんだよね。




そんなことも考えさせられるお話でした。






54歳の佑作が



高2の紘人に脅される!!




年の離れた70代の友人宅で



その人「串田」の遺体を見つけてしまう




その部屋から出てきたところを


紘人に動画撮影されてしまう。



それをネタに!!




紘人のその動画を削除する条件として言われたのは


串田の部屋に落ちている


手帳を持って来ること




・・・ということは


紘人もあの部屋に入った?




佑作が串田を放置してしまった理由。。



そして


紘人がそれを知っていた理由。。




2人は共犯者になる?





しかし!


次の日その部屋へ行くと



遺体は消えていた?!




これは



事件





串田の姪である律子が



その後遺体となった串田を発見する!!



えっ?



遺体が移動?




佑作と紘人は



その謎を知りたいと思う。




共犯者になった2人が



事件の真相追う探偵となる





聞き込みで出てきた



串田の黒い噂




それには



近所で行方不明になっていた少女が関係していた




深まる謎に



佑作と紘人は踏み込んでいく




そして


掴んだ真実



そして



最後は



マンションの住民たちが



一体となる





事件の真相に近づくごとに



佑作と紘人の絆が強まっていく




2人が一緒にすするカップ麺




その1カップごとの


湯気の向こうの距離感が縮まる感じ




佑作が串田宅のドアを開けてしまったことで・・



でも


そのおかげで



紘人と友人になれた



そして


知ってると思っていたはずの串田の



見えなかった部分が見えた



死んでから串田との距離が縮まる。



そういうこともあるんだなぁ~。




人の冷酷さ・・



人の温かさ



それを同時に感じ



自分だったらどうしただろう?



それを考えさてくれる作品でした






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